サンタ決着編
まだ決着のついていなかったアイツとの戦い。
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12月25日。世間はクリスマスで、大きな街へ行けばカップルがデートをしている光景を目にすることだろう。というか、視線をずらせば目に入るぐらいには出現している。
そんな日に僕たちは……マラソンをしていた。
「せっかく防御力下がったのに逃げの行動になるとかどうなってんだ運営!」
「追い込むのよ! 全力で追い込むのよ! 幸いオープンフィールドだから自転車やらバイクやら自由に使えるわ! 乗り物に乗ってサンタを袋小路に追い詰めるの!」
時刻は13時。プレイヤーたちで全力でサンタクロースを追いかけている最中である。今回のエリアはアクア王国の海岸線。プレイヤーがいろいろと手を加えられる場所なので、暇な人たちがあれこれやった結果海水浴場みたいなことになっている――が、同時に大砲なども備え付けられたカオスな場所と化した地域だ。
運営からのお知らせでいきなりPVPイベントの告知が入ったと思ったら、不具合の対応で武神サンタクロースの防御力が下がったり、ダメージ報酬も不具合が発生していた時間帯のログを確認できたプレイヤーにはボーナスが加算されるなど結構素早い対応がなされた。というかなんでこのタイミングでPVPイベントなのか……メールでまた運営側からプレイヤーへ参加願いが届いたし。面白そうなので参加するけど。
「というか僕、前回のPVPイベントには参加していないけど!」
「それ以外で暴れ回ったからでしょうが!」
「それもそうか!」
「っていうか、叫びながらサンタを追いかけまわすこの光景は何なんじゃろうな!」
「スピード出しているから叫ばないと会話できないからでしょ!」
「……いや、普通に声は通じるですよ」
「現実なら確かに高速で動いていると声は聞こえづらいですが、その場の音声データを拾っているので普通に喋っても大丈夫なんですがね」
「気分の問題ニャ」
「んゆー?」
らったんさんだけは頭に疑問符を浮かべているが、単純に走りながらでも普通に会話できるという話だ。叫んで会話しているのは雰囲気でそういう気分になっただけである。
「うおおおおお! サンタ押しとどめた! バインドスキル持ちが全力で押しとどめている! 攻撃しろ! 全員で刈り取るんだ!」
「攻撃すればするほどボーナスが貰える! 刈り取れ! アイテムを刈り取るのだ!」
「乗り遅れるな、このビッグウェーブ!」
「ヒャッハー!」
「ハッハッハ! 我々の糧となるのですよ!」
「我、アイテム、所望す!」
「うわぁ……」
最後の呆れた声はアリスちゃんのものである。僕も口には出していないが、目の前でプレイヤーたちがサンタを縛り付け、フルボッコにしている光景に引いていた。ちょっと遅れて到着したからか、冷静に状況を見ることができたようだ。なお、実際には武器を構えて突撃しようとしたところでアリスちゃんの声を聞いて我に返っただけである。
「人間のエゴを見ているようだ」
「実際、誰かが生配信しているようですね」
「無許可で出来るっけ?」
「プレイヤーの見た目が種族性別に合わせた基本ボーンか何かで表示される仕様だったような……」
「あまり使わない機能って思い出せないのよね」
「まあ、下手に手を出さなくてもいいでしょう……SNSで話題になっていましたね。物欲に支配された獣たちって感じで」
サンタの防御力が下がり、プレイヤーたちがボーナス欲しさに暴走をはじめてしまい……その様子が知れ渡ったことでSNSではBFOがトレンド入りしていた。プレゼント刈り取り部隊とか言われる始末だし。むしろプレゼント刈り取り部隊のほうが上位だった。
まあ、そのせいで銀ギーさんの暴走の件は忘れられたんだけどね……元々あの時間帯にログインしていたプレイヤーたちしか話題にしていなかったし、静かに語り継がれそうだけど…………目の前の光景のほうが凄惨である。
「ねえ、今どれだけのプレイヤーがサンタに挑んでいるのかな?」
「ざっと……わかりませんね」
「1000人くらいじゃない?」
「どこにそれだけのプレイヤーがいたですかね?」
「今日のために休日をとった人もいますから。それにラストはもっと増えますよ」
「暇なんですか? 暇なんですね」
「元々ネトゲって時間かかるゲームだし、それなりに時間の融通が利く人でもないと遊ばないって」
「プレイ時間=強さみたいなところありますからね。VRなんで一部例外がいますけど」
アリスちゃんとかイチゴ大福さんとかね。いや、イチゴ大福さんはそれなりにプレイ時間あったっけ?
「あの人は一般的な社会人と同じくらいですよ。夜に数時間程度です。私みたいに経験値ブーストなど使ってレベル上げしているのかと」
「ああ、なるほど。道理で」
「ちなみに時間に物言わせているのはニー子さんですね」
「知ってる」
なお、未成年なので課金には限度があると嘆いていたのが確認されている。もしかしたら【旅人】で他職業のスキルを使うために何か育てているのかもしれない。
「というか、僕たちもさっさとダメージ与えないとランキング塗り替えされかねないぞ」
「もともと大してダメージ与えておらんけど」
「アリスちゃん以外ちまちま稼いだダメージだけじゃない」
「失敬な。僕はドリルと呪いで稼いだダメージがあるからそれなりに良い報酬貰えそうだから」
「ニャらアタイたちはさっさとこのビッグウェーブに乗らせてもらうニャ!」
「リアルで日が沈む前に倒してやるでござるよ! 拙者の忍者刀は血に飢えているでござる!」
「防御力は下がっていても、やはり防御力無視攻撃こそジャスティスでござる!」
「んゆー? てきとーにがんばりまー」
「縄で縛られてー滅多打ちー……うふふー」
なんかディントンさんが危ない顔をしているんだが……どこぞのドMが悦びそうな顔してる。引き取ってくれないかなぁ…………今日、ログインしてみたら『イベント楽しみにしていますわね』ってメッセージ送られていて……下手に無視してもそれはそれでアリとか言い出しそうだからどうしたものかわからない。
「お兄ちゃん、遠い目をしてどうしたですか?」
「いや、ちょっと疲れること思い出しただけだから。さてと……ここで喋っていても仕方がないし、僕たちも適当に攻撃しておこうか」
「ですね。そういえば結局、銀ギーさんログインしていないですけど大丈夫ですかね?」
「あー、みょーんさんとかがメッセージ飛ばして聞いたみたいだけど、二日酔いでダウンだって。あと、昨日のこと覚えていないっぽい」
「……それは良かったというべきなのでしょうか?」
「いっそのことサンタを倒して、酔っていて何をしたのか悟らせないほうがいいんじゃないかなって思っている。全力で隠し通す感じで」
「結局誤魔化すわけですか」
「知らないなら、知らないままでもいいと思うんだ。いろいろと悩んでいたみたいだし、これでスッキリできただろう」
「逃げているだけな気もしますが……」
「アリスちゃん……『逃げる』コマンドも時には必要なんだよ」
「そ、そうですか」
とりあえず、僕とアリスちゃん以外は刈り取りに向かったので僕らも小走りで近づいていく――いや、近づくのは無理だな。プレイヤーが集って巨大なおしくらまんじゅうになっている。いや、あれはおしくらまんじゅうというよりは一つのコロニーだ。
賢い人はコロニーに加わらずに大砲で攻撃を仕掛けている。それでも退かないプレイヤーたちはどこの修羅の国の人間なのか?
「うじゃうじゃ集っていて気持ち悪いです」
「人ごみを嫌いになりそうな光景」
「人ごみで片づけていいことですかね」
「…………大砲か」
「すでに他の人が使っているですからアリスたちが使えるようなものはないですよ」
「いや、オープンフィールドならアレが使えるなって」
「アレ?」
「うん。ちょうど職業も【海賊】だし、『操船』スキルのブーストがかかるからいいかな」
「あっ(察し)」
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その光景を見たひとりのプレイヤーはのちにこう語ったという。
「いえね、こっちもその場のテンションだったのはそうなんですよ。ダメージを与えれば与えるだけボーナスアイテム手に入るってんなら頑張るってもんでしょ。ましてや、不具合修正やらのサンタ弱体化と同時にボーナスアイテムに、装備強化アイテムが大量に手に入ることや、使い勝手のいいスキルスクロールとかおいしいアイテムてんこ盛りなのが判明して、プレイヤーたちもお祭りモードに入っていましてね。ええ、恥ずかしい話ですが……私、興奮しちゃいまして。真っ先にサンタの背中に飛びついて拘束してダメージを与え続けたんですよ」
そして、他のプレイヤーも大量に飛びついてきた。そこまではまだよかった。大砲も運よく当たらずに済み、このままどこまで稼げるか、といった状況だった。
「でも、まさか村長があんな隠し玉をもっているなんて思いませんで……いや、あの人ならやるよな。うん。使える手があったらやるか」
「むしろなんでワシらまで巻き添えじゃったんじゃ!」
「我先にと向かいましたからね」
「空中を舞うの気持ち悪かったんだけどー」
「んゆー? ヒュンってなった」
「あの二人、あとでおぼえてろニャ」
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「次弾装填、発射ー!」
「いけーです!」
着弾。爆破。いやー、思ったよりもダメージは出るし、これなら僕もダメージランキングに入れるかもなー。いやー、愉快愉快。
「いや、愉快で片づけていい問題ですか!?」
「アリスちゃんもノリノリで撃っているじゃん」
「その場の空気でやってしまったですけど、これ後で怒られませんかね?」
「怒られると思う。むしろどつかれる」
「ならなんでこんなことしたですか!?」
「だって、どのみちプレイヤーがうじゃうじゃと密集している現場に突撃したらフレンドリーファイアかましていたし」
それに、そのうち瓦解していた可能性も高い。
結局のところ一体のモンスターを倒すのにアホみたいな数揃えて挑んだところで効率は悪いのだ。っていうか、本来なら逃げ回っているのを追いかけてダメージを与えるハズが押しとどめてしまったせいでプレイヤーが集結し過ぎたのだ。
「だからこそ、こうして【海賊船】の大砲でふっ飛ばしているんだぞ」
「プレイヤーごとですけどね……っていうかこんな立派な大砲ついていなかったですよね? それほど大きな船でもないですのに」
現在僕とアリスちゃんは【海賊船】に乗って、海側からサンタを砲撃している。着弾と同時に爆発する特別製の砲弾だ。威力は折り紙付きなので安心のダメージ数値をたたき出せます。
「もちろん大砲も自作です。見てください、この滑らかなボディー!」
「なめらか、というか装飾がついて豪奢ですよね」
「よくそんな難しい言葉知っていたね」
「いや、そこじゃないです。いったいぜんたいこの大砲を作るのにいくらつぎ込んだですか?」
「古代遺跡で手に入った、アイテムを使ったから実質ゼロゴールドだよ」
「あ、自前で集めた材料――待ってください? 古代遺跡?」
「まさかこんなレシピが存在するとは……さすが高難易度ダンジョン。侮りがたし」
「…………お兄ちゃん、ガントレットの改造をすればよかったのでは?」
「あっはっは。そっちは素材出なかった……」
「ああ、物欲センサーですねわかるです」
「なんで欲しいものに限って出ないかなぁ。というわけで、そんな僕の怒りと悲しみを乗せた一撃だ、喰らえ!」
「ああ、お兄ちゃんの八つ当たり砲がまたサンタを襲撃しているです」
「ところでアリスちゃんはサンタのこと呼び捨てだけど、なぜに?」
「…………アリスにプレゼントを届けるサンタは、実質お父さんの好感度上げを狙ったミニスカサンタが数人、編隊を組んでやってくるですから」
「むしろ変態なのでは?」
この後しばらくは僕たちに便乗して高火力遠距離攻撃に切り替えたプレイヤーたちにより、大幅にサンタのHPを削ることに成功し、その後サンタは逃げ回るも魔法や召喚獣の一斉攻撃でガンガンHPを減らしていくこととなる。
そして、17時頃には討伐を完了するのであった。なお、いやーよかったよかったと笑いながら村へ帰った僕たちを待っていたのはみんなからのありがたーいお説教であったことをここに記す。
「ほら、石追加よ!」
「ワシらもいたのに何であんなプレイヤー蹂躙劇をはじめおったんじゃ! っていうか、フレンドリーファイアで経験値へるじゃろうに」
「ふはは! プレイヤーへはふっ飛ばし効果こそ発生するもののダメージの少ない仕様なんだ! だから、実のところ僕の攻撃でやられたプレイヤーはほぼいない。アレはサンタの発生させるオーラがスリップダメージを与えていたからだ!」
「って、さっきポポさんからメールがあったです」
「はい、石追加ー反省してないわよー」
「痛みはないけど、なんか精神的にダメージがあるニャ」
「なんであるたん殿も一緒になって正座で石を乗せているんでござるか」
僕とアリスちゃん、あとなぜかあるたんさんが村の広場で正座で石積みされている。というかこれってアレだよね? 昔の拷問で石抱ってやつ。痛みはないから苦しいわけでもないけど、精神的に不安になるんだが。
「なぜアリスまで」
「嬢ちゃんも一緒になって蹂躙していたじゃろうが。むしろワシとしてはなぜこの人まで一緒になって石抱しているかが謎なんじゃが」
「前から一度やってみたかったニャ」
「……ええぇ」
「どうせあのままプレイヤーたちで群がっていても大したダメージは与えられなかったんだからいいじゃないか」
「ひどい発言ですね」
「某、あんなに高く空を飛んだのは初めてでござる」
「ほら、よぐそとさんも遠い目をしちゃっているじゃないですか」
「まったく……でもまあ、無事に討伐できたから良かったけどね。実際、村長たちのアホのおかげでかなりダメージを稼げたおかげでこんなに早く討伐できたんだし」
「まったく、やってくれおったの……で、結局ダメージランキングはどうなったんじゃ?」
「アリスちゃん1位で、2位は誰だっけ?」
「ニー子さんですね。3位はポポさんです」
で、イチゴ大福さんが4位だ。なお、僕は10位に入った。と、いうのもどうやら状態異常や味方へのバフが結果的にダメージへつながるようならボーナスで何割かダメージ扱いになってはいる仕様だったのである。
そのため、アリスちゃんの超強化の時に加えて状態異常でも結構稼げていたからなかなかにおいしいダメージが入ったわけだ。
ちなみに、暴れ回っていた銀ギーさんであるが……実際のところサンタに与えたダメージ数値はそれほどでもない。上位には名前は見かけなかった。
「まあ、豊作豊作。届いたアイテムもいい感じ」
「その裏で蹂躙されたプレイヤーもいるんじゃがな。実際は先走って突っ込んだから効率悪かったのもわかっているが、気持ち的に」
「結局最終的に爆破合戦になって阿鼻叫喚だったじゃないのよ。最後の1時間なんて世紀末よ世紀末」
「ヒャッハーズも悪ノリしてたからなぁ」
「引き金を引いたのは村長でござるが、結局のところ悪ノリしたプレイヤーたちによる宴でござったからな」
「なんでみんな、悪ノリしたがるですかね」
おかげでサンタのいるフィールドは火の海になっていた。攻撃に加わらないプレイヤーはサンタを見ただけで逃げ出す始末だ。本当に恐ろしいのは、欲に取り付かれた人間か……
「実際は村長が一番欲に取り付かれていたんじゃないかと思うんじゃが――まさか、欲しいアイテムでもあったとかじゃないじゃろうな?」
「……」
「あ、目をそらしおったぞコイツ!」
「あるのね。ワタシたちを吹き飛ばしてでも欲しいアイテムが、あったのね!」
「そういえば、アリスも知らないですね」
「んゆー? なにがほしかったのー?」
「あー…………」
僕らの石もどかされ、欲しかったものを提示するよう求められる。いや、実際みんなのいつもの悪ノリみたいなものではあるが……うん、今回は僕がやり過ぎたしおとなしく白状しよう。
既にアイテム配布は行われており、目的のブツも手に入っていた。そのブツで憶えたスキルを使うと、氷で出来た巨人が出現する。一つの属性で構成された人型の召喚獣というとアリスちゃんの使うイフリートに近いが、こちらは氷。なおかつ女性型であった。
「……村長、これは?」
「召喚獣スキル、『氷の女王』。一定以上のダメージポイントかつ、ランダム入手だったから手に入るか微妙だったけど、水系スキルと相性いいかなって」
「いつの間に……あれ? アリスには届いていないですけど? むしろサンタ服が一式きているです?」
「上位陣は特賞が貰えますって感じだったものね……で、アリスちゃんが当たったのはサンタ服一式だったと」
「ええぇ……いや、性能はエグイくらいいいんですけど、もうクリスマスも終わりですよ? いえ、+10なので着ますけど」
「ネコミミミニスカサンタとはまた属性過多じゃな。っていうかなんでブラックサンタ……」
「ホントです!? これ、黒いですよ!?」
「なんでここでサンタ服配るのー、運営ー……アリスちゃんー、それの性能みせてー」
「ディントンさん、恨めしそうですね……まあ、いいですよ。はい、ウィンドウを表示するです」
「ありがとー……うわー、えっぐいよこれー」
「どれどれ…………アリスちゃん、悪いことは言わないわ。しばらくその装備を使いなさい」
「そこまで言うほどですか!? 期間限定ものを着続けるのもどうかと思うのですけど」
「ゲームにそんなもの関係ないのよ! たとえ夏真っ盛りでもサンタ服を着る必要があるのなら着る。それがゲーム!」
「ソシャゲなんかでも季節ものキャラ使い続ける場合もあるからの」
「僕はあまりそっちには手を出していないんだけど、水着キャラとか使い続けるって聞くなぁ」
「稼ぎ時じゃからの。イラスト的にもガチャを回す人が多いので性能も良くするんじゃよ。そうすれば、性能目当ての人も回すじゃろ」
「どこも商魂たくましい……」
「そういえばライオン丸、アンタもサンタ服手に入っていなかった?」
「一部位だけじゃよ。全身は装備できない――待つんじゃ。なぜワシと握手をする?」
「いや、どうせ使わないからアンタが装備すればいいんじゃないかなって」
「ええぇ……」
というわけで、みんながドロップしたサンタ装備をライオン丸さんに渡す。こうして、オーソドックスなサンタがここに誕生したわけだが……全員、口をそろえて「普通」の一言しか出なかった。
「なんじゃみんなして!? そっちが着せたんじゃろうが!」
「だって、普段から髭もじゃだし、似合いすぎて面白みがないんだもの」
「です……筋肉ムキムキとはいっても、もっとムキムキなのさっきまで見ていたですよ」
「オチには弱いなぁ」
「んゆー? でも、プレゼント袋はハンマーだよ」
「ならピッタリじゃないの。しばらくその恰好でいれば?」
「そこまで言われてこの格好にするわけないじゃろ!」
そんなわけで、いつものようにぐだぐだとしながら今日はもうログアウトすることになったわけであるが……まあ、無事に倒せてよかった。無事って言っていいのか微妙な気もするけど。
いわゆる採集決戦。
次話で8章ラストかな。




