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異世界惑星テラフォーリア冒険記~異世界で龍神の神子になりました~  作者: ai-emu
【第4章】7月の花嫁~結婚式はお祭り騒ぎ!?~
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(7)光の神子の結婚~ヒカリとタケシの…~

カラン城の大ホールでは、招待された人たちが、今か今かと主役の登場を心待ちにしている。

今日、この披露宴に招待されているのは、サトミさんやおじいさまといったサギミヤ商会の関係者。メーリアやテレサ、アイリーンを始めとした各眷属神の神子とその家族。私が着ているウエディングドレスのトレーンを持つ女の子の家族。大神官様を始めとした各大神殿の関係者。私が懇意にしているカランの住民たちと、冒険者と商隊の方たち。

あとは、カラン在住の貴族の方々と、ロンドリア在住の貴族の中の一部、600人の人々が招待されています。貴族については、最初は私が渋っていましたが、ブツブツと小うるさいやつがいろいろと文句を言ってきたので、仕方なく招待しました。まあ、ここまでの移動費や宿泊費等の諸経費は、すべて貴族もちです。そのことで結構苦労していたみたいですが、私には関係のない事なので一切手出しはしておりません。


静かな音調で流れていたBGMが、突然、結婚式で使うあの有名な曲に変わる。ホール内の喧騒が静まり、すべての者が、貴族も平民も関係なく視線を花道に集中している。ちなみに、披露宴の会場となっているのは、普段は、カトレア様が謁見する際に使用している部屋だ。

扉が開き、私は、ゆっくりと歩きながらタケシにエスコートされて花道を進んでいく。私の衣装は、結婚式で着ていたウエディングドレスそのままだ。背中から床に長く伸びるトレーンを持つ女の子たちは、私の歩調に合わせて、今日何度目かになる緊張に全身を覆われていた。

私とタケシは、上座の最上段、普段はカトレア様の玉座がある場所の席に着席する。私のドレスのトレーンを持っていた女の子たちは、私の左右に造られた席に着席していた。

カトレア様が、披露宴の開始を宣言すると、机の上に次々と料理が運ばれてくる。今日の視界は、この披露宴を主催してくださったカトレア様なのだ。

3時間にも及ぶ披露宴で私は、2回衣装替えを行った。

披露宴は恙なく終了し、第2部となるダンスパーティーに移る。会場は、カラン城内にある大ホールである。皆、私が退場した後、大ホールへと移動を開始していた。

ところ変わって、衣裳部屋となっている控室。私は、侍女に助けてもらいながら、ダンスの衣装に衣装替えをしていた。先程の真っ白で豪華なウエディングドレスとは打って変わり、ロング丈ながらも動きやすいデザインのドレスは、光の当たり具合によって7色に変化する特殊な生地で仕立てられていた。装飾品や靴、髪形や化粧も、ドレスに合わせてすべて変えた。もちろん身に纏うすべての衣装が、オートクチュルとカマンドール渾身の作であり、私にプレゼントされたモノだ。侍女にエスコートされて、ホールの扉の前に立つ私。

「光の神子様、これより先はダンスの時間にございます。中に入られましたら、ホールの中心まで『闇の神子』様のエスコートで、進んでいただきます。

まず初めに、『闇の神子』様との2人だけで、一曲踊っていただきます。その後は、男性のお客様のお相手をしていただきます。『闇の神子』様以外のお相手は、特に決まっていませんので、お好きな方とのダンスをお楽しみください。」

侍女がダンスの注意点を述べた後、ホールの扉が開かれた。開かれた扉の前には、タケシがすでに待っており、私に右手を差し出す。私はタケシの右手に左手を添え、ホールの中央までタケシのエスコートで歩いていく。

「ダンスの練習は、地球にいた頃は教育の一環として毎日していたけど、タケシと踊るのは今日が初めてかもしれない。」

「…、そうか、俺も、初めてだな。」

そうこうしているうちにホールの中央にたどり着く。

「それでは、よろしくお願いします。」

「こちらこそ。」

音楽が始まり、2人は軽快にステップを刻んでいく。最初の1曲は2人だけで踊るため、皆の視線を一手に受けている。私の衣装は、ホールの照明によって、7色に光り輝いている。こういう事に場馴れしている私とタケシは、心地よい緊張の中で踊り切った。

次の曲は、残りの神子たちが、それぞれの相手を従えて前に出てくる。私は少し考えてから、お爺様を次の相手に選んだ。そこに既婚者のペアが何組か加わる。

3曲目からは、貴族平民入り乱れてのダンスとなる。男女関係なくダンスの誘いをし、誘いを受ける。基本、誘いを受けた方は断ることはマナー違反とされており、今日は無礼講という事もあり、特に女子は、お目当ての男性に積極的にアプローチしている。

ダンスパーティーの決まり事として、独身者の男性の胸ポケットには黄色のハンカチが覗いており、女性は、黄色のカチューシャをしている。婚約者や恋人がいてまだ結婚していない者は、それぞれ赤色のハンカチとカチューシャになっている。既婚者は、何もしていないので一目で誰が独身で恋人募集中なのかが解るようになっていた。

こうして、楽しい披露宴とダンスパーティーは、日付が変わるまで続いた。


披露宴と、その後に続くダンスパーティーが終了した後、私とタケシは、新居となる屋敷に入った。神殿内にある屋敷は、量産された?神子によって少し手狭になっているため、結婚を機にここに引っ越してきたのだ。

私とタケシが引っ越してきたこの屋敷は、新年の祝賀の際に、爵位を剥奪された貴族の元屋敷だ。カランやドンドリアにあるそういった謂れの屋敷は、すべて私が管理しているので、その中の1つを新居として使う事にしたのだ。この屋敷に住むのは、私とタケシのほかは、サトミさんとダイゴロウさん夫妻の4人。私が本宅を使用し、サトミさん夫妻が離れの別宅を使用することになっている。

屋敷に入ると、執事や侍女など使用人一同が、総出でお迎えしてくれていた。

「お帰りなさいませ、光の神子様、闇の神子様。本日よりよろしくお願いいたします。」

「こちらこそよろしくお願いします。私のことはヒカリと、タケシのことはタケシ呼んでください。その呼称で呼ばれるのは、神殿内だけで結構ですので。」

「解りました。ヒカリ様、タケシ様。」

執事が代表してあいさつをする。

「お疲れでしょうが、改めて私共の自己紹介をさせていただきます。」

「お願いします。」

「では、まずはわたくしから。私は、ここの屋敷の執事長を務めています、クリスティア=アーノルドといいます。クリスとお呼びください。私の下で執事をしているサムエルとアーメルです。サムエルは本宅を、アーメルは別宅を担当します。」

室次長の栗栖が使用人を1人1人紹介した後、私とタケシは、私付きの侍女であるサナトリアとアスリン、タケシ付きに侍女であるメルシーとフィーリアに案内され、それぞれの私室へと案内された。

私は、軽くシャワーを浴びた後、それぞれの私室の真ん中にあるベッドルームへと行き、タケシと初めての夜を迎えることになる。

翌日、随分と遅い時間に、私は目覚めた。遅いと言っても、朝の10時の鐘の音が、外から聞こえてきている。タケシはすでに目覚めており、私の寝顔を堪能していた。それを意識した瞬間、恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になっていくのが解る。

顔のほてりも取れ、布団から出てふと下を見てみると、そこには何も身に付けていない自分がいた。ガバッと布団を開ければ、タケシも何も身に纏わずに寝ている。たしか、寝るとき寝着は着ていたはずなのだが。周りを見渡すと、ベッドの下に、寝着が落ちていた。下着とともに。そして、私のちょうどあの部分があったと思われる場所のシーツには、赤く染まるシミがあった。

昨日は、結婚式や披露宴、ダンスパーティーに参加して疲れ果てていたはずなのに、やる事だけはしっかりとやっていたらしい。疲労のせいで、全く覚えていないが…。こんな大事な事なのに、何も覚えていないとは、我ならがどうかしている。私は、もう一度布団に潜り込むと、まだ横になっているタケシの胸に抱き付いた。そしてそのまま、舌を絡ませていく。

「私、昨日と言うか、今日かしら。ベッドに入った後の記憶がないの。どうもやることはやっていたらしいけど…。」

「…そういえば、俺も記憶がないなあ。」

「2人して覚えていないなんて…、笑い話にもならないね。

…ねえ、タケシ、昨晩のリベンジではないけれど、これからどう?する?」

「…、そうだな。今度は、お互い記憶があるようだし。それでは、ヒカリ、いただきます。」

タケシは、そう言うと私の胸を揉みだした。

「もう、タケシのえっち。でも、そういうところ、私も好きよ。」

再びいちゃつき始めた2人。それは、正午の鐘が鳴り終わり、心配して見に来た侍女に見られるまで続いた。

「タケシ様、ヒカリ様、おはようございます。皆さまがお待ちしております。続きは、また今晩にでも行ってください。」

やっている最中を、侍女に見られて真っ赤になった2人は、そそくさと着替えて皆の待つリビングに降りていった。もちろん手を繋いで。なんか、蟹股になっている気がしないでもないが、気にしたら負けだと思っている。素知らぬ顔でリビングに来たのに、サトミさんは、目ざとく私に耳打ちする。

「さっきまで頑張っていたみたいだね、ヒカリちゃん。私たちも、久しぶりに頑張っちゃった。」

「えっ!サトミさんも?」

「私たちはどうか知らないけど、今晩もまたタケシ君とや・る・ん・で・しょ?」

その問いに、ヒ私は再び顔を真っ赤にして、黙って頷いてしまった。

「もう、初心う・ぶなんだから、ヒカリちゃんは。」

そんな会話をしながらも、私は楽しそうに微笑んでいる。もちろんサトミさんも。

その日の夜。

私とタケシは、激しくやりました。それはもう…、お互いの足腰立たなくなるほどに…。

神殿の朝の神事はどうしたって?

結婚初日はサボってしまいましたが、翌日からはしっかりとやっていますよ。後、精神と〇の部屋で行っている皆との訓練も。精神と〇の部屋(あそこ)で寝ることができるから、体が持っているのです。

本当に…。

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