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異世界惑星テラフォーリア冒険記~異世界で龍神の神子になりました~  作者: ai-emu
【短編集①】脇役な人々のありえない日常
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《閑話その3》私たち、眷属神の神子になりました~ヒカリちゃんの転移で強制試練を受けました~

それは突然やってきた。

王立魔術学園の入学試験があった翌日、ヒカリちゃんが突然こう言ったのだ。

「そろそろ2人とも、神子になれる実力がついてきたから、試練に挑戦してみる?」

「試練ですか?何の試練です?」

私は、ヒカリちゃんに唐突に言われた試練の内容を確認しました。

もうし遅れました。おはようございます。メーリア=サンダレスと言います。

ここ、コロラド王国の第2王女でもある私は、今は、光の神子事ヒカリちゃんのお屋敷でいっそに暮らし、いろいろな修行をしています。

この約2か月間は、修行の毎日でした。

私の1日は、ヒカリちゃんともう1人、私の修行仲間であるテレサちゃんとともに、光の大神殿での礼拝から始まります。

ちなみにテレサちゃんとは、テレサ=センダレスさんの事で、光の大神殿があるカランの領主であるセンダレス公爵家の長女さんです。私とヒカリちゃん、そしてテレサちゃんは同い年の13歳で、4月からは、飛び級して王立魔術学園に通う事になっています。


話が少しそれましたね。


光の大神殿での礼拝の後は、ヒカリちゃんが創った『精神と〇の部屋』という空間に入ります。ここで私たちは、魔術や体術、武術、そして体力強化を行います。

この部屋で修業をするのは、時間を有効に使うため。

『部屋の外の時間が10分間進むと、部屋の中の時間は1日(24時間)進む』というすごい時間経過の差がある部屋です。さらにうれしい事に、この部屋の中で過ごした時間部だけ歳を取るのではなく、集めで年齢を重ねる時間は、部屋の外の時間に準拠しているところです。つまり、1日につき、外の時間で8時間部屋の中で過ごせば、単純計算で、48日分の修行が可能という事です。

そしてそんな部屋で、ヒカリちゃんの弟子になってから、ほぼ毎日入り浸っている私とテレサちゃんは、どんどん実力を付けていきます。弟子になった初日に冒険者ギルドの登録して約1か月後には、なんとSランクに昇格してしまいました。そして、魔術学園の試験の前日には、とうとうSSランクにまで上り詰めてしまいました。

最年少・最速記録かと思いきや、上には上がいる者ですね。ヒカリちゃんともい1人、『水の神子』と呼ばれているサトミさんの2人は、なんと登録して20日ほどでSSランクになったらしいです。


また、脱線してしまいました。


そんなこんなで今日を迎えたわけです。「何の試練ですか?}と問うた私に、ヒカリちゃんはこう答えました。

「2人とも、魔力量がすでに振り切れているからね。これならば、試練に耐えれると思ったんだよ。」

私たち2人の魔力量が、何かの基準から振り切れてしまっているようです。そして止めにこう言われました。

「それは着いてからのお楽しみ❤では早速、試練の間に行きましょう。」

拒否権はないようです。私とテレサちゃんは、ヒカリちゃんの転移でとある場所に、強制的に連れてこられました。私たちの目の前には、白亜に輝く小さな神殿があります。

そして、唐突に試練の内容が告げられます。

「2人はこれから、1人ずつこの先にある神殿の扉を潜ってもらいます。その先は、それぞれを守護している神様の試練が待っています。頑張って試練に合格してくださいね。では、メーリアからどうぞ。」

どうも、神様からの試練を受けるようです。私は、諦めのため息をついて、「行ってきます」と伝えました。


それから、どれだけの時間が経過したのかはわかりません。私は唯、目の前にいる神様から与えられた試練をこなしていきます。

試練の内容ですか?

言葉では、言い表すことは不可能な内容とだけ伝えておきます。

『汝を、我の神子として認めよう。最後に、我に名前を付けろ。』

どうも試練には合格したようです。私は、目の前にいる黄色と白のトラ柄の猫ちゃんに名前を付けなければいけないみたいです。そういえば、ヒカリちゃんの傍らにも、いつも白色の猫ちゃんがいましたね。確か名前は、フレアと言いましたか。猫になったり、三頭身の獣人みたいになったりしているかわゆい猫ちゃんです。目の前の猫ちゃんも、そんな感じになるのでしょうか?そんな事を考えていると、目の前の猫ちゃんが話してきた。

『其方が望むなら、フレクシア様同様、獣人みたいになったりもできるぞ。その辺は、其方のイメージ次第じゃ。

フレクシア様は、光の神子様のイメージに合わせて、そのようなお姿になられているのだろう。』

「そうだったんですか。アレは、ヒカリちゃんのイメージだったんですね。では、私もそれでお願いします。…そうですね。ではあなたの名前は、こう決めました。

あなたの名前は、『ツクヨミ』にします。

ヒカリちゃんの故郷の言葉で、『月に住まう神』の名前だそうです。」

『わかった。我は今よりツクヨミと名乗ろう。』

そういうと、ツクヨミは、私が思い描いた通りに三頭身の獣人姿になった。

「メーちゃん、これはおいらからのプレゼントニャ。」

そう言うとツクヨミは、メーリアを魔法の光で包んだ。


ヒカリさんの元に戻ると、既にテレサちゃんが戻ってきておい、お互いの恰好に少し恥ずかしくなって顔が赤くなる。ヒカリちゃん曰く、今着ている服装が、これから先、神殿で行われる各種神事の際に、着なければいけない服だそうだ。

「2人とも無事に神子になれたようね。ちなみに、どの神の神子になったの?」

「私は、月夜見の女神『コンスィス』の神子になりました。夜空に輝く3つの月エクシア・ガイア・タリンを統括する女神だそうです。」

「私は、闇護神『プタハニュクス』の神子です。闇夜を守護する光の女神だそうです。」

「メーリアは光龍神フレクシアの眷属神だから私の下で、テレサは闇龍神ダークネスの眷属神だからタケシの下ね。

それじゃあ、明日からの神子としての修行は、メーリアは私のもとで、テレサはタケシのもとで行う事。それから、それぞれの神殿で行われる神事には、抜けられない用事があるとき以外は強制参加だからね。

…早速だけど。メーリアは、今から光の大神殿で行われる神事があるから、私と一緒に参加すること。テレサの方は、毎月15日に行われる闇の大神殿での神事に参加ね。」

こうして、私とテレサちゃんは、それぞれの大神殿での神事に強制参加する事になりました。

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