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異世界惑星テラフォーリア冒険記~異世界で龍神の神子になりました~  作者: ai-emu
【第1章】盗賊団は奴隷商人?~捕まった盗賊団に奴隷にされました~
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(4)今生の別れ!?~奴隷の移送は、買われた主人によって違うみたいです。~

私たち4人は、鞭打ち100回の罰を受けた後、私たち4人は、建物の外に出て、取りでの階段を下りていきます。

おはようございます。

ドメイクと言うブクブク肥え太った男の奴隷にされた『メス豚10号』こと『栗池恵子』です。

これからは、『メス豚10号』と名乗らなければいけなくなりました。

盗賊のアジトからは、

「ドメイク様。醜いメス豚〇号は、ドメイク様から貰った罰を嬉しく思っています。これからも、メス豚10号が何か不手際をした際には、どうぞ愛の罰をお与えください。メス豚〇号は、喜んでお受けします。」

と言う、感謝の言葉が言えなかった罰で、何処にあるのかも解らないドメイクの屋敷まで、街道を延々と歩かさる事になりました。

しかし、今の私たち4人の格好では、盗賊たちのアジトを出るのにも一苦労です。

アジトの出入り口となっている門は、防衛上の理由なのか、結構急な階段が付いています。私たち4人が30センチ以下しかない歩幅で、ゆっくりと階段を降りていると、下から後ろ手に縛られた全裸の女性の集団が上がってきました。

数にして20人くらいです。

一体どれだけの女性が、この盗賊たちに攫われているのか…。荒縄で縛られているので、今晩の競りにかけられる人たちなのでしょう。彼女らは、私たち4人の連行されていく姿を見て、自分たちの未来を予想し、愕然とした顔つきになっていました。

階段下の広場には、競り落とされた奴隷たちが、競り落とされた主人ごとに集められています。乗せられることになる馬車を待っているのでしょう。

私たち4人は、感謝の言葉を言わなかった罰で、何処かにあるドメイクの屋敷まで徒歩で移動しなくてはいけません。近くにある事を祈っています。

私たちを連行する男たちは、ここにある売店で何か購入する物があるらしく、

私たち4人を曳いてきた前後の鎖2本を、近くにある鉄柵に固定します。鉄柵に固定された私たちは、その場に素直に正座をします。

少し周りを見渡すと、競り落とした主人によって、いろいろな枷が使われているようです。


全員全裸だと思いきや、透け透けの布に穴をあけて手首を通し、荒縄で腰の部分で縛り、”黒い革の首輪”を嵌めている者たち。ここにいる女性は5人。このグループには、クラスメイトの西岡明日香さんがいます。このグループは、手枷も足枷もしていませんが、全員が何故か虚ろな目になっています。多分黒い首輪に、何か秘密があるようです。

私の数少ないファンタジー用語で検索すると、『隷属の首輪』とか、『奴隷首輪』とか呼ばれているものと酷似していました。今の私たちの身分からすれば、遠からず近からずと言ったところでしょう。今、私に填められている首枷も、形は違っていますがそうかもしれません。


次のグループは、全裸のまま手枷と首枷が一体になった棒状の枷を嵌められています。1本の棒に、左手・首・右手の順に横1列に固定されています。人数は6人。このグループに2人、元クラスメイトの秋津早奈恵さんと手鞠美恵子さんがいました。足枷の鎖は、見た感じ私に填められている足枷の鎖よりは断然長く歩幅以上はありそうです。

とてもうらやましい限りです。

私たち4人が付けられた足枷の鎖は、30センチしかない為、歩幅がそれ以下だからです。このグループは、主人の命令なのか、全員が座る事無く立たされていました。私が今いる場所からは少し遠いので、話しかける事は出来ませんでした。


その隣のグループには、玉木紀子さんがいます。ここのグループは、一番人数が多く7人もいます。私たち4人と同じ構造の手枷足枷をつけており、首枷同士が鎖で繋がれています。後ろ手状態で手枷が填められており、足枷の鎖は歩幅よりも長いみたいです。

もちろん全裸です。どうも、ここで売られる奴隷は、全裸が基本のようです。


ここにいるグループで最後なのが、人数が5人の私から見て一番遠くにいるグループです。その中に、渡瀬川恭子さんがいました。彼女たちが一番悲惨なのは確かです。

今まさに鉄格子の嵌った馬車に、鞭を打たれながら乗せられようとしている所ですが、何故か四つん這いになっているのです。遠目ではっきりとしたことは解りませんが、どうも、4足歩行しかできないような拘束具をつけられているみたいです。


そして最後の1人、…寺門聖子さんの姿だけは、見つけることが出来ませんでした。

いや、よく探すと、遠くに見える畑で、何やら仕事をしている姿を発見しました。遠目でよくわかりませんが、どうも私と同じ拘束具を嵌められているようです。ここには、20人くらいの女性が働かされていました。


そうこうしているうちに男の買い物が終わったらしく、私たち4人は、広場から連行されていきます。

「おら!さっさと立って歩け!」

男の1人が、鞭を振り下ろしながら催促をします。偶然なのか何なのか、私と紀子さんの視線が合いました。紀子さんが、視線を固定しながら何やら口を動かします。すると私の脳裏に、紀子さんの声が響いてきました。

「もう会う事はないかもしれない。また何処かで出逢えるかもしれない。奴隷に落とされすべての権利がないけれど、次出逢うときまでお互い元気でいよう。」

紀子さんは、頷くように1回縦に首を振りました。

私も頑張って伝えてみます。

「私も元気で…『べシン!!』」

「メス豚10号!何立ち止っているんだ?さっさと歩け!」

背中に振り下ろされる鞭の激痛で、念話?みたいな会話が途切れてしまいます。すぐさま紀子さんの方を見ましたが、彼女もまた私とは反対方向に歩き出しており、後姿すら見ることが出来ませんでした。

よくよく考えれば、どのように紀子さんが、私に念話?みたいなものを送ってきたのか、仕組みが解らないので私には使うことが出来なかったと、あとから思いつきました。


盗賊のアジトを出ると、何処までも広がる緑の絨毯が広がっています。その中を横切る様に、細い獣道が続いています。その獣道を私たち4人は、鎖に繋がれて歩いています。歩く速度はそれほど速くありません。私たち4人の歩幅は、足枷の鎖で30センチもないからです。足をもつれさせながら獣道をひたすら歩きます。

整備がされていない道なので、不意に大きな段差があったりして、足を踏み外して大きく転倒してしまう事があります。1人が転倒すれば、繋がれた鎖に引っ張れれて4人とも仲良く草の絨毯の上に転倒してしまいます。

その後、獣道は森の中に入りました。鬱蒼と茂る木々の根を跨ぎながら、道なき道を進んでいきます。当然、木の根に足を取られて転倒する事数知れず…。

森を抜け、再び獣道が草原を横切り、2時間ほど歩き、夕方近くになってやっと大きな街道に出ました。その街道を西?に向かって歩きます。本当に西なのかは解りませんが、太陽が沈んでいく方向に向かっているのでたぶん西でしょう。

2時間ほど歩いて、すっかり夜の帳が降りた頃に野営地点に到着しました。

この場所には、石造りの小さな小屋が建っており、その中で今日は寝るみたいです。小屋は、水が入らない様に少し高い基礎が造ってあり、階段が取り付けてあります。階段を上り小屋の中に入ると、一番奥に鉄格子で仕切られた小さな牢屋があります。私たち4人は、その小さな牢屋の中に押し込められると、壁に埋め込まれている鎖にそれぞれの首枷が繋がれました。座る事は出来ますが、横になる事は、空間の大きさ的のも無理があります。

そして、私たちの前で始まる男たちの夕食会。

もう5日間何も口にしていません。

4人の腹の虫がキュルキュル音を立てています。男達が食べ終わった後、牢から小屋の外に連れてこられた私たちの前に置かれたのは、男達が食べ残した残飯が入った盥でした。盥の中の残飯は、食べ残した肉や野菜などのほか、焼き魚の臓物が混ぜられており、そこに緑色の液体がなみなみと注がれたいます。私たち4人は、地面に置かれた盥に頭を突っ込み、その残飯を貪るように食べました。

味など分かりません。食べなければ、次はいつ食事にありつけるのかが解らないのです。

ドメイクの屋敷まで、あと何日かかるかも解っていないのです。下手をすれば、ドメイクの屋敷に着くまで私たちの食事は、出してもらえないかもしれないのです。

そして、食事の後は、男たちによる私たち4人に対する強姦大会の幕開けです。たまたま同じ小屋に宿泊する事になった、見知らぬ男たちも一緒です。事が終わった後、私たちは、牢屋に繋がれて放心状態のまま眠る事になりました。

何人の男を受け入れたのでしょうか。

そんな事はどうでもいい事です。

しかし、どうでもいい事と割り切っていた事が、ドメイクの屋敷についてからは、2度と出来ないとはこの時の私たち4人は、夢にも思っていませんでした。『女性の奴隷とは、夜伽の相手』と言うのが、奴隷としての常識だと思っていたからです。


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