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異世界惑星テラフォーリア冒険記~異世界で龍神の神子になりました~  作者: ai-emu
【第4章】龍神の神子の試練~世界に顕現する6大龍神の神子~
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(7)ヒカリと国王様の会談~異世界学校事情~

新年の神事も無事に終わり、休憩を挟んだ午後、私は、国王一家と州牧一家の訪問を受けた。

私の執務室に併設されている応接間に入ってきた彼らは、ヒカリの座るソファーの前で男性は片膝をつき、女性は膝立ち立状態で、両手を胸の前で掌が水平になるように組んで頭を垂れている。

こんにちわ。ヒカリ=フレクシア=イマミヤです。

真夜中に襲撃をかけてきた貴族おバカさんたちと違い、国王様達はすごく好感が持てます。だって、まともな時間に訪問してくれたんですから。

「お初にお目にかかります。今代の光の神子様。

某は、この国で国王の座にいますマルキネス=サンダレスと申します。私の後ろに控えている者は、王妃のエリーゼとエリシア、第1王子のマルコス、第2王子のライラレス、第1王女のアメリア、第2王女のメーリアです。どうぞお見知りおきを。」

国王一家を代表して、国王様であるマルキネス様が家族の紹介をしました。

「つづいて、某は、ここカラン及び、ナリスタリア州を任されております州牧カトリア=センダレスと申します。私の後ろに控えている者は、妻のサーリア、長男のクリスト、長女のテレサです。どうぞお見知りおきを。」

先程の貴族おバカさんたちと違い、実に紳士的に挨拶をしてくれる国王様一家と州牧一家。あの真夜中の接待攻撃は、いったい何だったんだろうを言わんがばかりだ。


『礼には礼を持って返す。』


これがヒカリの持論であり、それが例えどんな身分、立場であろうと絶対だと思っている。なので、ヒカリも、しっかりを挨拶を交わした。

「こちらこそ、お初にお目にかかります。光の神子を務めておりますヒカリ=フレクシア=イマミヤです。私の膝の上にいる白猫が、光龍神『フレクシア』です。私はフレアと呼んでいます。」

「光龍神『フレクシア』だニャ。国王様、よろしく頼むニャ。」

「フレクシア様からお声掛けをしてくださるとは、我の人生の中で最高の時間でございます。」

フレアがかけた言葉で感動を覚える国王様。

「その状態では少し大変でしょうから、椅子にお座りください。」

私は、人数分の椅子を用意させて座るように促した。

こうして、ヒカリと、国王一家、州牧一家との会談?が始まりました。

「まず初めに、光の神子様。先程素晴らしい剣を下賜してくださり感謝の言葉を述べさせていただきます。」

「私の事は、『ヒカリ』と名前でお呼びください。その代わり私も、国王様達の事を名前で呼ばせていただきます。

あれは鉄の剣に加護を与えて、それぞれ属性の聖剣にしたものです。騎士団の誰かにでも渡してやってください。道具は使ってこそその価値が上がるモノです。何処かに飾っておくだけとかはしないでください。3本ずつ渡したので、どちらにどの加護が付いている聖剣が渡ったのかは知りませんが。」

「分かりましたヒカリ様。そのように致します。」

「そうしてもらえると助かります。それでと言っては何ですが、マルキネス様達には、この場で別の剣に加護を与えて贈らせていただきます。」

私はそう言うと、空間収納ストレージから、3本のオリハルコン製の剣を取り出した。私は、その場で3本の剣に全属性の加護を与えて聖剣にしていく。簡単に聖剣を作り出す私に、少し驚いているようだ。作り出した聖剣に、1つずつ銘を与えながら、彼らに下賜していく私。

「まずは初めに、マルキネス様から。『天聖の加護剣』と銘名したこのロングソードを。」

「ありがたく頂きます。」

「王妃のエリーゼ様とエリシア様には、双子剣である『聖女の護双剣』を片方ずつ。この双剣は、『2振りで1つ』です。2人の王妃が仲睦まじく王国を支えていくようにとの願いが込めてあります。」

私は、2本のショートソードを双子剣にして王妃2人に渡した。

「ヒカリ様に願いを真摯に受け止め、王妃2人で王国を盛り立てていく事を誓います。」

「最後に、メーリア様ですが。メーリア様は、何か特別な力を持っているようですね。」

私の言葉に、はっと顔を上げて驚きの表情をするメーリア様。

「何故そのように、ヒカリ様は感じられたのですか?」

「確信したのはつい先ほどですが、神事の最中にメーリア様だけが、何かに護られているような光の膜に囲まれていたモノですから。先程少し試させていただきました。あと、テレサ様もですね。お二人とも、今はまだ弱い光しか纏っていませんが、これは確実に、私と『同類』と感じております。」

「同類とは一体何でしょうか?」

メーリア様が、不思議な顔つきで問いかけてきます。

「私の仲間にも、同じような光の膜につつまれている者がいるんですが、何なのかと不思議に思ってはいました。そこでフレアに訊いたところ、『光の膜につつまれている者は、何かしらの神の神子である可能性がある』と言う回答を頂きました。

つまり、ここテラフォーリアには、6大龍神と呼ばれる光龍神『フレクシア』・闇龍神『ダークネス』・天龍神『シルフィード』・水龍神『ウンディーネ』・火龍神『イフリート』・地龍神『ノーム』の他に、それぞれの眷属神がたくさんいます。

その神々の中の1柱の神子だという可能性があります。あと、精霊王と妖精王にも神子がいますね。」

「つまりメーリアとテレサは、どの神かは解らないが、『神子』であるという事ですか?」

「まあ、その通りですね。『神子』になるには、どの神なのかを特定してから、その神から与えられる『試練』を乗り越えなくてはいけませんが。今はまだ2人には、試練を受けるだけの力がないため、神の特定はできません。試練を受けるだけの力が身につけば、神の方から試練を受けさせるために近づいてきます。」

私の言葉に、マルキネス様とカトリア様の2人で暫く話し合いをして結論が出た。

「まずは、ヒカリ様。ヒカリ様のご年齢はいくつですか?」

「私ですか?今は13歳ですね。4月になると14歳になりますが。」

「現在14歳ですか。それでは、王都にある王立魔術学園で学んでは見ませんか?メーリアとカトリアの長女テレサも現在13歳です。3人で魔術学園で学んでみるのはいかがでしょう?」

「それは別に構いませんが、私の力と知識だと、多分学園の教授陣よりも上ですよ?それでもいいのですか?

それと、私は、来月の頭にでも、1つ商会を立ち上げようかと準備している最中です。また、光の神子でもあり、週に1回は大神殿での神事を取り仕切らなくていけない立場でもあります。学園が全寮制だと、通う事すら無理があると思いますが。」

「はい、別に構いません。実は今の教育は、硬直してしまっています。それを打破できるのなら、ヒカリ様が学園を掻きまわしていただいても構いません。

それから、確かに学園には学生寮はございますが、別に通いで学園に来ている生徒もございます。それにヒカリ様は、空間魔法の使い手。ここカランから毎日、瞬間移動テレポートで通われればよろしいのでは。」

「そうしていただけるのなら通ってみてもいいですね。ちなみにこの国の教育は、どうんな感じなんですか?」

私の質問には、カトリア様が答える。

「それは、私がお答えしましょう。我コロラド王国では、6歳になると初等学校に入学いたします。各村に1つ以上の学校があります。ここカランでは、地区ごとに1つづつ学校を作っていますね。初等学校では、6年間在学して文字の読み書き、算数、基礎体力、基礎魔力づくりをしております。

初等学校を卒業すると、それぞれの子供の技能や能力に合わせて、3年間専門知識を学ぶ各種専門学校に通う事になります。ここまでが義務教育期間となっており、基本授業料などは国と各州で負担しております。専門学校の方は、王都と各州都にしかないため、通える範囲に住んでいない子供は、基本寮暮らしとなります。

この上にあるのが高等教育機関である王立魔術学園と騎士学園です。15歳から4年間の教育期間で、様々な事を学んでいきますね。メーリア様とテレサは現在13歳ですので、現在は、戦闘術専門学校に通われています。2人とも魔力量も多く、使える魔法も豊富ですので。ヒカリ様は13歳ですが、飛び級制度もございますし、来年度からの入学でも大丈夫でしょう。ついでに、メーリア様とテレサにも飛び級試験を受けさせましょう。

そうそう、コロラド王国に新年度が始まるのが4月ですので、各学校も入学進級は4月からとなります。

ちなみにコロラド王国での成人年齢は15歳。15歳になれば、男女ともに結婚も出来ます。魔術学園や騎士学園では、結婚している学生も多いみたいですよ。」

「マルキネス様、1つお願いがあります。」

「何でしょうか?ヒカリ様。」

「私の仲間の中で、私と同い年の子が3人、その上が1人、2歳上が2人おります。この子たちも一緒に魔術学園に通うことが出来ますか?」

「という事は、ヒカリ様を含めて7人が1年生、2人が2年生という事ですね。それ以上取ると難しいですが、その年齢ならば大丈夫でしょう。いいですよ、その方がこちらの計画と進めるのにも好都合です。」

「ありがとうございます。では、来年度の4月の入学式から通う事にしましょう。私がかかえる仕事の関係上、私はカランから通う事になりますが、あとの子たちは、それぞれの都合で、寮生活になるかもしれません。テレサはどうします?なんなら毎日私と一緒にカランから通います?転移するなら1人も2人も変わりませんし。

私の弟子になれば、転移魔法このくらい1ヶ月もあれば出来るようになると思いますが。」

「空間魔法の使い手は、とても少ないと聞きます。さらに転移系まで極めている人など、さらに少ないのでは?」

メーリアがそんなことを聞いてくる。中等学校で習っている知識から、導き出された事なんだろう。

「空間魔法使い手が少ないのは、只単に、空間属性を所持している人が少ないからですよ。魔法は、各魔法属性がないと、その系統の魔法は使えませんから。転移系の絵お仕える人がいないのは、魔力不足か詠唱があまり知られていないからでしょう。瞬間移動テレポートが使える人が多いと、国防にも影響してくるんではないですか?」

こうして、私を含めた『パーティ鷺宮』のメンバーのうち、年少組の魔術学園入学が決定した。事後承諾に形だったが、あとの6人も、学校に通えることには賛成だったので良しとしよう。カランから通う事になったのは私とタケシ、メーリアとテレサの3人、あとのメンバーは、寮暮らしをする事になった。

テレサとメーリアは私に弟子入りをし、魔法や武術、神子になるための修行をする事になった。メーリアは、修行の関係で、カランから通う事になった。

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