駄目人間の幕開け
第二章 突入です。第二章は前回の後書きでも
ご紹介しましたがゲーム系のお話です。
今回で『モブ』の健生は無事に「主人公」に成れるのでしょうか?
では。では。第二章へ
どうぞ。
僕は鈴木健生。この世界の『モブキャラ』だ。第一章では激しく、ある 『主人公』と一騎討ちなんかしたんだけども........。(詳しくは第一章の方を)今は『モブ』という地位すら危うい現状になっている。 『モブ』の下ってあるのか?
多分『主人公』に全く関わらない人物みたいな感じだろう。
ともあれ。そんな僕は今.............自宅謹慎中なのだった。
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学校から下された謹慎期間は二週間だった。
せっかく学校で派手なことをして皆からの注目を浴び、ウハウハなライフ生活のスタート。
だったのに。
謹慎って。ガックリだ。
まぁ。しかし、仕方無いと言えば仕方無いことなので僕は渋々この条件を守ることにした。守るというのは徹底的にやってのことだ。勘違いしないで貰いたい。
「自宅」謹慎。を徹底的にと言うのは一歩も外に出ないことを徹底的というのさ。(ちょっとしたどや顔) まぁ。早い話。僕はニートみたいな生活を送ることにしたのさっ。
正直。休みというのは何だかんだで嬉しかった。皆が授業を受けている中、僕は遊んでいられるのだから。まぁ、その分の負荷はちゃんとあるんだけどね。
そんなの知るかだ。今を楽しめ!!
である。
しっかし。休みというのは始めはテンションが上がるものの。後半の方になるとやることがなくなり暇で暇で勿体なくも時間を無駄に使ってしまう。
それだけならまだしも。段々。部屋の空気に心身一体、浸透していき段々。段々........。
死にたくなってくる。
あぁーーーーーーーーーーーーーー。
このままではイカン!!
ってことで僕は取り敢えず部屋での生き甲斐。
やるべきことを探し。掲げることにした。
外に出ればいい話なのだが一度決めた約束は「守る」。というのが僕の自論。破る訳にはいかない。
しかし。家での生き甲斐などなかなか見つからない。
自分で探せないなら他人の意見を参考にすればいい。
僕は思い、取り敢えず携帯を開いた。だが。僕は瞬時に思ったのだ。
“家で今 暇してんだけど。なんか家で出きる生き甲斐みたいなことない?”
なんてメールを出したとしたら果たしていい返事は返ってくるのだろうか?
さすがに上で上げたチャラメールみたいなのは送んないよ。もっと回りくどい文面にはするよ。
まぁ。しかし。どんなに文面を工夫しても言いたいことは変わらない。真剣なメールが返ってくる望みは薄い。と言うより何か次、学校に行くときその人と話す時に気まずくなる。
そこで考えたのが知人は駄目だ。
ということだ。
そこで次に考えたのがネット上の人物等なら僕と同じ考えを持った者がいるのではないか?
という考えだった。
なんせ世界は広いのだから。それにネット上なら自分のことを 知られる問題は無い。
僕は早速ネットを開いた。開いた。開いた。
ら................。
僕は廃人になっていた。
始めに。
読んで頂いている方々。本当にありがとうございます。
この話は前説みたいなものです。次の話がこの章の始まりになります。すみません。無駄な話みたいになってしまい。
次回も宜しくお願いします。
次回は早めに投稿したいと思います。