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人工知能

「天斗、少し休んだら?」


いのりが話しかけてきたが集中しているせいか気がつかなかった。


「頑張ってね!あまり根詰めすぎないでよ。」


そう言っていのりはテーブルの横におにぎりとお茶をそっと置いて部屋を出ていった。


「よし、完成した!」


人工知能が完成した頃は雀が鳴く時間帯でいわゆる朝チュンだった。


「いのり~出来たぞ!完成だ!」


その声を聞いたいのりは足早に自室へと向かう。


「やったね!ね、なんかやって見せてよ!」


「そう慌てるなって!そうだな~まずは自己紹介をしてくれ。」


「はい、マイマスター。私はマスターにより生み出された人工知能AI0B371139です。特技は検索で水が苦手です。大抵の事はアーカイブより検索してお教えすることができると思います。また現在の占有データ量は最大の21%で今後拡張を望まれるのであれば新たにインストールも可能です。紹介は以上です。」


「人工知能って頭いいんだね!でも完成したんなら納品するんだね・・・せっかくいい友達ができたと思ったのになー。」


いのりは少し残念そうだった。


「完成はしたけど不具合がないか検証が必要だから今すぐって事はないな。進捗状況の報告は必要だろうけど。」


「えぇ!ホント。やったね♪」


「マイマスター、いのり様これからよろしくお願い致します。」


「あぁ、よろしく頼む。」


「よろしくね。ところでこの子のことなんて呼べばいいのかな?AI0B3※※※ってなんか長すぎない?」


「そうだなーアレキサンダーなんてどうだ?」


「えぇーこの子声からするときっと女の子だよ!もっと他にもあるでしょ!」


「私はどのように呼ばれても一向に構いません。」


「数字の語呂でミナはどうだ?」


「それいいねー可愛い名前♪」


「よし、今日からお前はミナだ!よろしくミナ。」


「よろしくね、ミナちゃん♪」


「はい、よろしくお願い致します。マイマスター、いのり様。」


こうして期間限定だが新たな仲間?ができた。

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