ケモミミ少女をモフるエルフの少女
私、エルフのリリィは最近ちょっとした欲望を抱いている。
それは幼馴染みのミミの耳と尻尾をモフりたい、というものだ。
ミミは獣人の女の子で本人曰くオオカミらしい。
幼い頃にエルフの里に迷い込んだときに偶然私が見つけて家に連れてきた。ミミには帰るところがなかったのでそれ以降私の家で一緒に生活している。
ミミが男の子だったらみんな警戒していただろうけど女の子だからかすぐに里の人とも打ち解けてたしね。
って、そんなことはどうでもいい。
私はとにかく彼女の耳と尻尾をモフりたいのだ。
と、言うわけでどうすればモフらせてもらえるか、ない脳を使って考えた結果、以下の考えが思い浮かんだ。
それは強行突破、無理矢理モフりましょう。
そろそろミミが帰ってくる時間かな、なら私は彼女から見て死角に立って彼女が来るのを待つだけだ。
「ただいま〜。」
きた!
「あれ、リリィ?いないのってうわあぁ!」
「ふふふ、捕まえた。」
私はミミを無理矢理押し倒した。(頭打ったら痛いのでベッドの上に)
それじゃあ抵抗できないように彼女の腕ごと体の上にのしかかって…よし、これでミミはもう抵抗できないはずだ。
「リリィ、何するの…?」
「これから私の欲望を満たさせてもらうよ。」
そう言って私は手を彼女の耳に持っていく。
「んっ!な、何してるの!?」
ミミが何か言ってるが気にしない。
モフモフ、うん、思った通り触り心地がいい。
耳でここまで気持ちいいんだから尻尾はもっと気持ちいいんだろうな。
そう思いながら今度は尻尾に手をのばす。
「ちょっと待って!そっちは、そっちはダメ‼︎み、耳なら触ってもいいから、ね。だから…」
しーらないっと、尻尾も触ったっていいじゃん。
「ひゃぁ!だ、だめって言ったのにぃ…////」
何この反応。萌える。
私はその後、満足するまでミミの尻尾をモフりまくった。
ふぅ、満足、満足。
しかしミミの耳と尻尾ってこんなに触り心地良かったんだ。
「ありがとう、ミミ。」
そう言って私は彼女の上から退いた。
すると視界が180°回転する。
…あれ?私の上にミミがいる…?
「あの、ミミさん、何をする気でしょうか…?」
「ふふふ、決まってるでしょ。エッチなことだよ。」
「ふぁ!?」
なんでなんでなんで!?
なんでそんなことになってるの!?
「なんで、その…ぇっちなことしようとするの…?」
「何でって…ベッドの上に押し倒したんだからそう言うことでしょ?」
「いや、それは床に頭打ったら痛いと思ったからであって別にそういう意味でやった訳ではなくてですね…」
「それにエッチないたずらを先にしたのはリリィでしょ。やられたらやり返されると思わなきゃ。」
なに!?耳と尻尾を触ることはその…エッチなことなの!?
し、知らなかった…。
「ご、ごめん。謝る、耳と尻尾触ったことは謝るから許して…」
「嫌だよ、もうスイッチ入っちゃし。それにいつも言ってるよね、私はオオカミだって。」
え、オオカミってそう言うこと!?
「オオカミって種族のことじゃないの!?それにスイッチが入ったってどう言う意味?」
「うるさいなぁ、もう。」
「ちょっーーんんん!」
あれ、わたし、きすされちゃった…?
あたま、はたらかない…のうみそとける…
「それじゃあ、リリィのこと食べてもいいよね?」
「…はぃ。」
その後、私はミミにおいしく食べられるのだった。
なんかこれじゃない感があるような…気のせいだよね。