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キャラクター紹介(平成最終日版)

週一更新ということで遅めではありますが毎週更新を続けて一年以上経ちますので、改元ゴールデンウィーク企画ついでに各キャラクター紹介をまとめました。

真殿(まどの)了大(りょうた)

本編主人公。

魔力の根源《魔王輪(まおうりん)》を持つ、真なる魔王として現実世界を越えて異世界にある《真魔王城(しんまおうじょう)》に呼ばれる。

身長が低く童顔であるため、幼く見られる「合法ショタ」な外見。

学校ではイジメられっ子のぼっちであるため、心の闇は意外と深い。

その経験があるため基本的には善人で、他者を思いやる性格を買われて各ヒロインの心を射止める。

夜の生活については、本人は自信があるわけではないが各ヒロインからは口々に『大魔王』『魔龍』『龍殺しの剣』などと評され、満足度は高い。




深海(ふかみ)愛魚(まなな)

メインヒロインツートップの片方。

水に棲む者(アクアティック)の主(ロード)/Aquatic Lord》アランを父に持つ、水の属性の女。

海流をイメージしたようなウェービーな髪型。

了大とは小学校入学からずっと同じクラスになるように裏から手を回され、同級生という立場で遠巻きに了大を監視する任務を父から言い渡されていた。

イジメを受ける自分よりも愛魚を優先して心配した了大の優しさに触れて、了大を想うようになり関係を持つ。

父の表向きの肩書きがあるため、現実世界での生活は裕福。




富田(とみた)みゆき

了大と愛魚が通う学校で同じクラスの、クラス委員。

特殊能力が一切ないという意味でも常識人という意味でも、普通の人間。

乙女ゲームとボーイズラブを好む腐女子のため、たまに了大を『腐った目』で見てしまう。




◎ベルリネッタ/Berlinetta

真魔王城のメイドや門番等、常駐の使用人を統括するメイド長。

服装の様式はロングスカートのヴィクトリアン。

不死なる者(アンデッド)の主(ロード)/Undead Lord》ツートップの片方として、死者の魂に対する絶対的な支配と操作を行う固有能力を持つ。

普段は丁寧な物腰で沈着冷静ではあるが、実際には歴代の魔王に対しては男性であれば誘惑して骨抜きにしたり甘やかして腑抜けにしたりすることで魔力を得て、自分の格を高める手段としてのみ接していた。

自分の誘惑よりも愛魚を優先させた了大の真心に触れて、これまでの自分を反省して了大と関係を持つ。

了大にとっては初めての女。




幻望(げんぼう)

真魔王城のメイド。

鳥獣たち(ビースト)》の一員である《幻覚のチョウ(ハルシネーション)ゲンボウ(ケストレル)/Hallucination Kestrel》。

常駐要員として、日頃はベルリネッタの指揮下で働く。

相手の感覚を狂わせ、幻覚で手玉に取る《幻覚の日々ハルシネーションデイズ/Hallucination Days》が得意技。




(れい)

真魔王城のメイド。

黎明の(ドーン)セキレイ(ワグテイル)/Dawn Wagtail》であり、幻望と同じく《鳥獣たち》の一員。

常駐要員に抜擢されるだけの実力は十分あるが、慌てるとそそっかしくなる弱点はある。

特殊能力の詳細は現時点では不明。




深海(ふかみ)阿藍(あらん)

愛魚の父であり《水に棲む者の主》アラン。

魚類や水棲哺乳類、水辺の昆虫や両生類といった生物の長として、魔王直属の六つの軍団の一角を統べる。

現実世界では国際的大企業『フカミインダストリ』代表取締役社長として、裕福ではあるが多忙な生活を送る。

娘である愛魚については、厳しく育てたり政略に使ったりはしたものの、了大と相思相愛になるように、次の《水に棲む者の主》となる実力をつけられるように仕向けていて、なんだかんだで愛情を注いでいる。




雷のくちばし(トニトルス・ベックス)

魔王直属の六つの軍団の中でも、特に知恵者と名高い古株。

龍の血統の者(ドラゴンペディグリー)/Dragon Pedigree》であり、天と地の属性を併せ持つ《銀雷閃龍(サンダードラゴン)/Thunder Dragon》。

オールバックにした長い銀髪と、ネイティブアメリカンのような化粧と服装が特徴。

異なる次元で生まれ育ったために魔王としては何の予備知識もなかった了大の教育係として呼ばれ、その職に就く。

知識だけでなく戦闘能力も高く、様々な呪文を操る上に体術も相当なもの。

かなりの酒好きで、軽い気持ちで了大に飲酒させたところ、了大が自身でも知らなかった酒癖を発露させてしまい、関係を持つ。




◎クゥンタッチ/Countach

生まれついての吸血鬼であり、日光も弱点とならない《真正(スターク)吸血鬼(ヴァンパイア)/Stark Vampire》。

《不死なる者の主》ツートップのもう片方であり、眷属に対する絶対的な階級制を敷く固有能力を持つ。

細身で美形の男性に見えるが、男装した女性。

真なる魔王が長く不在であったことを隠すため、表向きの魔王として活躍していた。

その居城は過去の魔王が使っていたものであり、新しく造られた真魔王城とは別に存在する。

城下町の政策は人間に対して友好的であり、識字率や生活水準は高い。

その為、城下町の領民からの評価も高く、特に十二歳まで(十三歳の誕生日を迎えた後の、最初の開催日まで)の少女たちを集めた《雛鳥たち(ティーパーティー)の茶会(オブチックス)/Tea Party of Chicks》は毎月の定例行事として評価が高い。




神聖なる青き者サンクトゥス・カエルレウム

光の魔力が属性の大部分を占める《聖白輝龍(セイントドラゴン)/Saint Dragon》双子姉妹の姉。

現実世界のレトロゲームを好み、ハードとソフトの両方をあれこれ集めている。

真魔王城に持つ自室でそれらのゲームのプレイに没頭することが多いため『どうしようもないグータラの引きこもり』と評されることが多いが、実力は高い。

魔王として人間をやめる必要がある了大に《ドラゴン化(ドラゴニファイ)/Dragonify》の呪文を仕掛け、暴走させてしまう。

その事態の収拾でほぼ使い果たした魔力を補給するために、了大と関係を持つ。

服装も現実世界のものを着ることがほとんど。

精神年齢がやや低めだが、そのため裏表のない素直な性格。




◎フリューリンクシュトゥルム/Frühlingsturm

星の嘆きの大悪魔を自称していた《悪魔たち(デーモン)の主(ロード)/Demon Lord》だった。

魔王の座を狙ったが、了大に対する殺害(魔王弑逆(しいぎゃく))未遂の罪で粛清されたため、現時点では故人。

ロードの地位に恥じないだけの実力はあったが、相手が悪かった。

その後、ヴァイスベルクの作る《浅すぎる夢(シャロードリーム)/Shallow Dream》によって再現され、仮想敵として了大と戦う。




◎ヴァイスベルク/Weissberg

フリューの後任として《悪魔たちの主》の地位を任された《女淫魔(サキュバス)/Succubus》。

了大に夜のテクニックを教えてほしいと頼まれ、快諾してあれこれと教えた後、目的達成の『成功報酬』として了大と関係を持つ。

温厚でおっとりした性格で、自分の意見を無理に押し通すこともないため、周囲の反感も買いにくい人物。

そのため目立たないが、実は『精神があって思考する相手』に対して絶対的に相性が良く、怒ったときに本気で仕掛ける精神攻撃はエグい。




神聖なる赤き者サンクトゥス・ルブルム

カエルレウムと同じく《聖白輝龍》であり、双子姉妹の妹。

現実世界のスマートフォンを使いこなし、ソーシャルゲームを好む。

やりこんでいる《ファイアダイヤモンドファンタジー/Fire Diamond Fantasy》がきっかけで、了大とネット上で知り合う。

カエルレウムとは違ってグータラでも引きこもりでもないので、実力は高い。

現実世界においては聖職者《パトリシア・ドラゴンブレス/Patricia Dragonbless》を名乗り、パトリシアの愛称である《Ricky/リッキー》から《りっきー》のハンドルネームで了大にはお馴染み。

ネット上ではゲーム攻略から日々の悩み相談、果てはエッチな話題までも了大と語り合う年齢性別不詳の人物・りっきーとして通していたが、種明かしをされるまで了大は『ルブルム=りっきー』とは気づかなかった。

りっきーとして了大の性癖から夜のネタまで知り尽くしているため、了大の思考をうまく誘導して征服欲をくすぐりながら関係を持つ。

悪人ではないが裏表の差が激しい性格であり、了大からは『爆弾キャラ』と評される。




◎勇者

了大の《魔王輪》と対になる《勇者輪(ゆうしゃりん)》を持ち、異世界から転移してきた幼女。

専用の剣が持つスキル《聖奥義(せいおうぎ)神月(しんげつ)/Holy Arcane, God Moon》がベルリネッタやヴァイスベルクに対して非常に相性が良く、一度は了大を死に至らしめた。

転移は本人の意志ではなかったらしく、勇者としてのあれこれを『くだらないごっこ遊び』『クソゲー』等と評していた。

了大との直接対決で《勇者輪》を奪われ、何の力もなくなったところで魔王弑逆の罪で極刑に処される。

完全に敵でしかなかったため、名前も本編未登場。




凰蘭(おうらん)

鳥獣たち(ビースト)の主(ロード)》ツートップの片方である《蘭花の鳳凰(オーキッドフェニックス)/Orchid Phoenix》。

長くサラサラな黒髪と派手な着物が特徴。

勇者に殺された了大を、固有能力《鳳凰の再誕フェニックスリニューアル/Phoenix Renewal》を分け与えて甦らせた。

気位が高く、やや高飛車ではあるが、基本的には理知的な性格。

了大のことは認めているが、現時点では関係を持つ気はない模様。




候狼(さぶろう)

《鳥獣たち》の一員である《仕える狼(サーブウルフ)/Serve Wolf》。

メイドとして凰蘭からベルリネッタの下に出向している。

刀による剣術を得意とし、喋り方も武家言葉。

了大の匂いを嗅いだり他者が受ける優遇を羨ましがったりするため、了大からは『人懐っこい犬キャラ』と思われている。




猟狐(りょうこ)

《鳥獣たち》の一員である《狩り立てる狐ハンティングフォックス/Hunting Fox》。

隠密行動と小太刀二刀流を得意とする。

口数が少なく、不思議な感じの雰囲気。

抱えた想いは相当なもので、了大が好きという気持ちを視線の特殊能力である《凝視(ゲイズ)/Gaze》で伝える。




鳳椿ほうちん

《鳥獣たちの主》ツートップのもう片方である《椿花の鳳凰(カメリアフェニックス)/Camerllia Phoenix》。

姉の凰蘭からは『政事(まつりごと)のわからぬ阿呆』と評されるが、決して頭が悪いという意味ではなく、正直すぎて政治的な駆け引きには向かないという意味であり、落ち着いた理知的な人物。

先達より受け継いだ《機獣天動流きじゅうてんどうりゅう》の使い手であり、自分なりのアレンジとしてそこに琉球空手の《内歩進(ナイファンチ)》を取り入れている。




炎のたてがみ(イグニス・コマ)

《龍の血統の者》きっての武闘派である《灼炎緋龍(ファイヤードラゴン)/Fire Dragon》。

腕自慢を集めた武術大会で、他の強豪を下して優勝を勝ち取った。

大会の『呪文及び特殊能力禁止』ルールでは有利だったが、厳しい修行の中でひたすら鍛え続けた結果、自分の限界に達している。

その限界を突破するべく、また、武術大会優勝の『副賞』として、トニトルスからは了大と関係を持つことを奨められている。

了大のことが嫌なわけではないが、しかし決心がつかず踏み切れない純情硬派。

括弧して平成最終日版と銘打っていますが、現時点で開示されていない、開示できないキャラクターや要素は伏せたバージョンとなります。

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