2話
「落ち着け、落ち着くんだ、まずはステータスをちゃんと確認してみよう」
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ステータス
名前:ジュンイチ・サイトウ
種族:人族
性別:男
年齢:17
職業:なし
レベル:0
攻撃力:100
防御力:100
俊敏力:100
魔力:∞
運:100
固有スキル:適応
スキル:鑑定NEW 異世界言語NEW 成長率超上昇NEW 全属性魔法適正NEW
称号:異世界転移者NEW 元地球の住人NEW
加護:なし
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(魔力の欄が一つだけ記号だな・・・、確かこの記号は無限と読むはず・・・って無限!?)
攻撃力、防御力、俊敏力、運の欄が100と普通なのに対し魔力の欄だけが無限の記号だけで書かれてあった。
(色々ツッコミたいところだけれどここは異世界、地球の常識は通用しないからな、この程度の事では驚かないようにしよう)
そう思いつつ他のステータスを確認していく。
(スキルは・・・やっぱり異世界に鑑定スキルは外せないよな。他は異世界言語と成長率超上昇と全属性魔法適正か、異世界言語とかもっと詳しく知りたいな、鑑定スキルを使ってみるか)
異世界言語に鑑定と念じてみる、すると頭の中に文章が浮かんできた。
スキル:異世界言語
異世界言語を日本語に、日本語を異世界言語に同時翻訳するスキル。
(妙に高性能だな・・・。スキルを今試すことができないのは残念だが、まあ、これでこの世界の人に遭遇しても取り敢えず意思疎通は出来るな)
次に成長率超上昇を鑑定してみた。
スキル:成長率超上昇
レベルやステータスの成長率が超上昇する、体の成長がが早くなる訳ではない。
(そのまんまじゃん!!)
これに関してはを体の成長が早くなる訳ではないと知れただけ良かったのか。
(あ、固有スキルを鑑定するのを忘れてた)
続いて固有スキルを鑑定。
固有スキル:適応
如何なる状況にも適応する能力。
(ホントそのまんまだよなぁ・・・)
恐ろしく謎なスキルを手にしてしまったようだ。
(称号は・・・一応鑑定しておくか)
称号:異世界転移者
異世界から転移してきた者が得ることができる称号。
称号:元地球の住人
前に地球に住んでいた者に贈られる称号。
自分が地球人だという証明。
(ここは異世界なんだよなぁ・・・、地球に残した家族にはもう会えないのかな・・・。運が良ければまた会えるかなぁ・・・、いや、きっとまた会えるさ、何たって俺は異世界に行ける程、運が良いからな)
今はこの世界で生きることに専念しよう。
「よしっ、次はいよいよ魔法が使えるのかどうか、試してみよう」