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マニピュレイション!  作者: 立花 葵
覚悟と戦いの記憶
51/72

戦いの記憶1

 ハロー。ジークだよ。

 我が村の発展は目覚ましい。このテラスから眺める風景は刻々と変化を続けている。


 一面に広がる畑、立ち並ぶ住宅にクロウラーの飼育小屋。山では鉱脈が見つかり、布に並び武器類も主要な産業となりつつある。正真正銘のドワーフ製、売り上げは右肩上がりだ。

 財政は非常に良好、移住に繁殖、順調に人口も増えている。


 そしてこのほど、俺は町長に昇格した。


 国と名乗っても良いのだろうが……ここは慎ましく、もう少し大きくなるまでは町と呼ぶ事にした。


 我が町は基本的には俺の独裁だが、各種族から代表を出してもらい、定期的に会議を開き極力合議による町人達の意思決定を尊重している。

 


 では、ざっくりと我が町の近況を語っておこう。

 人口比率は、言うまでもなく人族がトップだ。突出した能力はないが、やはり万能だ。可もなく不可もなく、皆頑張っている。


 次がドワーフだ。目新しい物や可能性が大好きな連中だ。最初に越してきた二組の家族に続いて次々と入植希望者が現れた。クロウラーに強い興味を示し、日夜この糸の可能性を探り研究を続けている。


 それと、避難路を掘っていた連中が、そのまま穴をエルフ領へ貫通させようと何やら盛り上がっている。おそらく、この後予定されている第三回町議会にそれを提出してくるだろう。


 次に多いのは獣族だ。コウが連れてきた連中とは別に、ちらほらと別のグループが我が町を訪れ住む事になった。

 とある事情から、一部の獣族が時折エルフ領に戻っており、勧誘したものと思われる。


 獣族の面々には、町でできる事を一通りやらせてみたのだが……狩り以外からっきしダメだった。

 彼らは体の構造が狩りや戦いに特化している。あの貧相な装備は、ただ単に作れないからだと知った……。


 自ら望んで別の事がやりたいという者以外は、ずば抜けた隠密行動能力と高い戦闘能力を生かし、我が町のお庭番をやってもらっている。

 一応忍び装束っぽい物を着せてみたのだが……動きにくいと却下された。よく分からない液体を体に塗りたくり、今も町の周囲に目を光らせている。


 軍事や警備は主にダレンとモーゼルに任せているのだが、獣族達は俺の直轄部隊として運用し、代行はサルナが務めている。

 ちなみに、俺が提出予定の議題はその獣族達についてだ。


 以前話した事があったと思うが……群れて行動する獣族は皆女だ。つまり、この町に居る獣族は全て女だ。これは早急に何か手を打たなくてはならない。

 それの何が問題か? 大問題だ。


 畑はあるが種を撒く者が居ないのだ。


 今のところ、いつの間にか姿を消していた者が膨らみ初めた腹を抱えてひょっこり戻ってくる。

 だが中には戻って来ない者もいる。戻らなかったのか、戻れなかったは分からない……。


 せっかく獣族を招いたのに、このままでは早々に途絶えてしまう。大至急男の獣族を確保しなければならない。


 故に、俺はドワーフ達が提出してくるであろうプロジェクトを強力に後押しするつもりだ。

 こことエルフ領を繋ぐ事が出来れば、山脈を迂回するための長い長い旅を安全に、かつ大幅にカットでき、勧誘チームを送り込む事が容易になる。


 無論、理由は他にもある。トンネルを通じ、我が町の商圏はエルフ領へも広がる。そして行く行くはこの町をエルフ領との玄関口とし、交易都市として発展させる。

 何年かかるかは分からないが、実現させたい。

 

 次に多いのがエルフだ。といってもまだ三人だ。見馴れない物は一先ず静観して様子を見る。種族性とでも言えば良いのだろうか? 次々と移住してくるドワーフとは対照的に、なかなか数が増えない。


 後は変わらずだ。巨人族のルシンとサヒル。天人族のサルナだ。

 ルシンとサヒルは、今のところ帰る気はないようだ。



「ジーク。皆揃いましたよ」

 背の扉が開き、声と同時にサルナが顔を覗かせた。

 会議は自宅のリビングで行っている。もう少し町が大きくなったら議事堂を建てたいところだ。

「今行く」


 おっと、その前に……。

 近隣住民からのお便りを紹介しておこう。


 まずは、ここから山沿いに南へ、そしてちょいと西へ行った国。エナン王国の町トリス……旧ヴァルネだ。

 そこの総督、マクス・ロンド君からのお便りだ。


 彼はかつて、ヴァルネに最も近い位置にあったロンド王国という小さな国の主だった。ヴァルネとはと同盟を結び仲良くやっていたそうだ。

 しかし、エナン侵攻の報を聞くや否やあっさり国も同盟も放り投げエナンに尻尾を振ったクソ野郎だ。


 それでは、そんなマクス君からのメッセージだ。


 貴殿らが住まう土地は、代々我がロンド家が治める土地である。しかしながら、貴殿らの生活を鑑み、これまで静観してきた次第である。

 しかし、怪しげな生物を飼育し、多くの異種族を住まわせる事、看過しかねる。全てを放棄し、直ちに退去されたし。


 そしてもう一通。ディアス・ベルリング伯爵からだ。お家はここから北西だ。


 貴殿らが町を築いたその場所は、代々我がベルリング家が治める土地である。直ちに退去されたし。

 しかし、貴殿らの生活を鑑み、我がベルリング家の庇護を求めるのであれば、寛大な処遇で応えるものである。


 他にも何通かお便りを頂いているのだが、特にイラッときたのがこの二人だ。

 この二人の主張はこうだ。


 何も言わず全てを寄越せ。


 個人的にはディアス君に大変興味がある。

 調べても調べても、君がなぜ伯爵を名乗っているのか謎だ。サッパリわからん。

 ……いや、分かるよ。本当は知っているよ。『伯爵』ってなんか格好良いもんな。


 こいつに元に居る家臣や国民はどう思っているのだろうか? 早くて首がすげ替わる事を期待しつつも、日々の生活に追われて(だんま)りといったところなのだろうか?

 俺としてはその期待に応えてやりたいところでもある。


「ジーク? まだですか?」

「ああ、すまん。すぐ行く」


 立て続けに鼻をかむ音が響き、サルナの足元に丸められた紙がコロコロと転がった。

「サルナ。お返事を出しといてくれ」


 来るなら来い。我が町は町人皆兵だ。地獄を見せてやる。


 魔法はモーゼル、剣や弓はダレンとその手下(てか)の者達が、時々俺とサルナも訓練に付き合っている。

 徴用された農民兵より、我が町の爺婆や子供達の方よっぽど戦える。



 とは言っても、今回は町の者達を前線に送る気はない。今回は――

「……」

 二本の棒を器用に操り、丸めた紙を袋に入れていたサルナはジークの視線に気が付いた。


「流石にこれは触れません」

 そう言ってニコリと微笑んだ。

(まっ! 俺はお前のオシメも換えたことがあるというのに……)



 ◆



「サルナさん……」

 サルナの後ろを歩いていたダレンは、後ろを振り返り不安げに声をかけた。

「なんでしょう?」

「勝手に動かしちゃって良いんですか……?」

 二人の後ろに、大きな袋を担いだ数名の獣族が続いていた。


 皆、迷彩ペイントを施したように全身に何かを塗ったくっている。

「お庭番? でしたっけ……」

 袋は時折モゾモゾと動いた。大きさから察するに……。

(絶対人が入ってるよな……)


 最後尾を、一際大きな袋を担いだサヒルが歩いている。

(三人……くらいかな……)

「自由に動かして良いと言われていますから、大丈夫ですよ」

「はぁ……」


「あ! ガリバーさん!」

 畑にいた幼い少女がサヒルに手を振ると、厳つい顔をニヘリと崩し手を振り返していた。

「……ガリバーって何なんです?」

「ジークがあの二人をそう呼んだので、子供達が真似しているのですよ。何なのかは私も知りません」

「……」


 ――程なく、一行は町外れにポツンと建てられた小屋の前に立った。扉に掛けられた、不釣り合いな程に太い閂が目を引く。

 ダレンが目出し帽のように穴が開けられた袋を被ると、サヒルが担いでいた大きな袋を置いた。

 はらりと開いた袋を覗くと……猿轡(さるぐつわ)を噛まされ、裸に剥かれた三人の男女が虚ろな目でダレンを見上げた。


(やっぱり……。昨夜捕らえた密偵か……)

 身動ぎもせず、ぼんやりと視線を漂わせる様子に、彼らの身に起こった事を理解した。

「……」

 ダレンは三人を小屋に入れ、その後に続いた。


 押し込まれた三人とダレンの出で立ちに、中に居た身なりの良い男達が顔を歪め色めき立った。

「なんだそれは……」

「無礼にも程がある!」

「我々をこのような場所に押し込め……一体どういうつもりだ!」

 ダレンは口々に叫ぶ男達を見渡し、黙って様子を窺う男に尋ねた。


「この三人に心当たりがおありのようで」

「し、知らん」

「それは残念。彼らは自分が人である事以外名前も言葉も思い出せないようで……お知り合いかと期待したのですが――」

 その時、ダレンの言葉を遮り別の男が詰め寄った。

「黙れ。どういうつもりなのか説明してもらおう」


「……」

「返答次第では――」

 ダレンを睨み付け、男は半身に構え腰を落とした。 

「……どうなさるおつもりで?」


 詰め寄った男が剣に手を掛けた――

 その刹那、突き入れられた槍がダレンの頬をかすめ、男の口を貫いた。


 ……それはその場に居た者達の視線を拐い、時を奪った。

 間髪入れず、天井からなだれ込んだ獣族達が彼らの頭に袋を被せた――


 声を発するよりも、視線を動かすよりも早く、彼らは視界を奪われは床に組伏せられた。

 袋の上から猿轡を噛まされ、モゴモゴとくぐもった呻きが部屋に満ちた。


 槍が引き抜かれ……男はその場に座るように崩れ、吐き出すように口から血が流れた。 

「この町に害を為す者は容赦しない。ジークの方針です」

 血の付いた槍を手に、サルナは立ち尽くすダレンの隣に立った。


 何時もと変わらない……何処かおっとりした口調で、無邪気な笑みを浮かべた。


「……」

 時折痙攣する男の体は徐々にバランスを崩し、床に倒れた。

 まだ心臓が動いているか……男の口から脈打つように血が流れ、床に広がった。


「……」

 笑顔を向けるサルナから、ダレンは思わず目を逸らし小屋を出た。


 ――自分を見つめるサルナの瞳は冷たく、一片の笑みも感じられらかった。瞳を通じ、差し込まれた手に頭の中をまさぐられた気がした。


 パックリと切り裂かれた袋を脱ぎ、頬に滲んだ血を拭った。

「後はこちらでやりますので、仕事にお戻り下さい」

 背でサルナの声と扉を閉める音を聞き……首を振って小屋を後にした。



 


 ――夕方まで続いた会議が終わり、ジークはテラスに座って町を見渡した。

「町長」

 物陰から声が聞こえた。声の主は我が町のお庭番の一人だ。

 視線は向けず、声に尋ねた。


「どうした?」

「武器が回収された」

「顔は確認したか?」

「新しい顔はない。同じ連中だ」


「そうか……。今後その連中以外の者が来た場合は捕らえてくれ」

「わかった」

「あと、連中が動き易いように少し警戒を緩めてくれ」

「……良いのか?」

「あくまでその連中に対してのみだ」

「……わかった」


 その時、背後の扉が開きモーゼル姿を現した。

「ここに居ったか」

「……当たり前のように入ってくるな。ここは一応俺の家なんだぞ」

「ん、密談中じゃったか?」

 物陰に潜む気配には気が付いているようだ。


「例の横流しの件をな」

 武器類の輸出を始めて間もなく、横流しが発覚した。

 最初の報告は意外にもモーゼルからもたらされた。特に頼んだりはしていないのだが、奴は町の収支のチェックが終わった後、独自にもう一度チェックしていたらしい。

 奴曰く、全く関係のない事に集中していると天啓を得られるのだとか……。


 そこで、サルナと獣族達にキャラバンを監視させところ……、町を出たキャラバンが南の山中に商品の一部を隠しているとの報告がもたらされた。

 そのまま泳がせ、関わっている連中はだいたい特定した。


「まだ捕らえんのか?」

「これに関しては放置だ」

「ふむ? まあ、お主がそう言うのならワシは構わんが……」


 話している間に気配は消え、モーゼルは隣に椅子を並べて腰を下ろした。

「それっぽくなってきたのぉ」

 町を見渡して感慨深そうに呟いた。

「ああ……」


 そうだ、こいつの光源氏計画の進捗具合も報告しておこう。

 なんとこいつは、これまで三人の教え子の――


 仲人を務めた。


 首を傾げながら親族席に座るこいつを見る度に笑いを堪えるのに苦労した。

 どう口説いたら結婚の仲立ちをする事になるのやら……何やら目論みとは違う方向に進んでいるようだ。奴の言う天啓とやらはことごとく空振りしているらしい。


 ま、その方が世のため他人(ひと)のためだ。きっと天もそう仰っておられるのだ。娼館を作れとごねなくなったし、そのまま続けてくれ。


 奴がコソコソと書いている『光源氏計画実践と考察』は五巻を数える。

 十巻ぐらいまで増えたらまとめて読ませてもらおう。何やら魔法で封をした箱に仕舞っているようだが……魔法である以上俺の前では無意味だ。もっと物理的な手段の方が可能性はあったぞ?


「それはそうと……昨夜捕らえた連中は何処の首輪が付いておったのだ?」

「単独は純粋な好奇心、二人組は布の商売仇だ」

「三人組の方は?」

「マクス・ロンド君だ」

「懲りん奴じゃのぉ……」


 奴の放った密偵は、今回のを含め二十名を超えた。

 全員記憶操作や催眠などの様々な魔法実験にお付き合いいただき、自分が人である事以外綺麗サッパリ忘れてもらった。今は何処かで自分探しの旅でもしている事だろう。


「そろそろ何か手柄を挙げておかないと、今度は自分が放り出される番だからな、必死なんだろうさ。今朝はついにお手紙を頂いたぞ」


「生け贄は奴で決まりか?」

「個人的にはディアス君の方に興味があったんだがな」

「では、(いくさ)の準備をせねばな」

「キャラバンは大丈夫か?」


「スクロールを大量に持たせている。余程の事が無い限りは大丈夫じゃろ」

「戻ってきたら、事が終わるまで次は出さない方が良いな」

「うむ。脱出路の方はどうなんじゃ?」


「それ自体は完成している。ただ、行く先はないな……」

「ふむ……。投石機と例のバリスタの配置はほぼ完了した。防壁もあと少しで完成じゃが……急ごしらえの代物じゃ、目前まで寄せられれば大して役には立たんぞ」

「十分だ。ルシンとサヒルも使っていい。完成を急いでくれ」


「また稽古の時間を削るなとごねるぞ……」

 溜め息交じりにモーゼルが溢した。

「二人には事情を話していい。流石に黙るだろう……。だが他の連中には悟られるなよ。それと、必要な物があれば纏めておいてくれ。最優先で準備する」

「その辺は大丈夫じゃ。……それよりも、サルナがちと気がかりじゃ」


「サルナが?」

「最近暴走気味じゃぞ」

「そうなのか?」

「基本的にお主の言うことしか聞かん……と言うよりお主の言うこと以外重視しておらん。サルナの前で不用意な発言をせぬように気をつけろ」


 こいつ(モーゼル)はこういう事に関しては適当な事は言わない。

 傭兵団をやっていた頃に、女性団員から山のようなクレームを受けつつもこいつを手放さなかったのはその為だ。目端が利き、補佐の能力は非常に高い。


(俺が見ていないところでそんな気配があるということか?)

「分かった。サルナの動向には気を配るようにする」


「うむ。ところで……肝心の会議の方は何か決まったのか?」

「町の名前がパラドに決まった」

「ふむ」

「後は、エルフ領へのトンネル工事と……大浴場の建設が決まった」


 少し前に小さな公衆浴場を作った。人族を中心に好評で、先程の町議会にもっと大きな物の建設を求める議案が提出、可決された。


「そうか」

 何かを察し、席を立ったモーゼルの袖を掴んだ。

「……離せ。ワシは戦の準備に取りかからねばならん」

「それはダレンにやってもらうから大丈夫だ」

「……」


「湯を沸かすのに使うもっと効率の良いシンボルと、それを用いた魔法具の開発を行わなければならない」


「ふざけるな! またワシか!? そんなものお主がちょちょいと沸かせば良かろう!」

「毎回毎回やってられるか。魔法具を作れば魔力結晶をくべるだけで誰でも出来るようになる。もっと高効率、高出力のシンボルの開発を――」


「自分で作れば良いではないか! ワシは忙しい!」

「シンボルに関してはお前の方が詳しいだろ? それに、ひょっとすると何か天啓が降りてくるかもしれんぞ?」


「もうその手はには乗らん。あれも結局なんだかんだと全てワシに押し付けおって……そもそも、呪言で作ってしまえば良いではないか!」

「俺の魔力量では不可能だった」

「フン、じゃあ頭を使って頑張るんじゃな」

「……」

 袖を掴む力が抜け――手を振りほどいたモーゼルは、ジークの呟きに足を止めた。


「やってくれるのであれば……多少の覗き穴ぐらいは見逃してやっても良かったんだがな……」


「……」

「……」


「……脱衣所と浴場に二つづつ」

「一つだ」

「話にならん」


「分かった。脱衣所と浴場に一カ所つづだ」

「……二言はないな?」

「無論、バラしたりもしない。ただし、見つかっても俺は助けん」

「……良いだろう」


 横目でモーゼルの背を見送り、赤く色づき始めた町を見渡した。

(オープンしたら男湯と女湯を入れ替えるか……)


 家路につく人々、家々の煙突から昇る煙……広場で子供達とじゃれるルシンとサヒル。そして、何時もならサルナの籠待ちの列があるのだが……。

「……」

 先程のモーゼルの話を思い出し、微かな不安を覚えた。


(使者の対応を任せたが……)

 暫くの間、視線を空に漂わせサルナの姿を探した。


(……まぁ、さすがにそこまで無茶苦茶はやらないだろう)

 そう思い直し、首を振ってもたげた不安を散らした。


 


 ――翌日未明


 マクス・ロンドの寝室に、更にその翌日、ディアス・ベルリングの寝室に、裸に剥かれ、袋を被り猿轡を噛まされた使者達が投げ込まれた……。 

2020/11/02微修正

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