レムさん
ザシャ港。
船から荷を下ろすチンピラ風の集団に混じり、妙な出で立ちの黒い全身鎧が荷を抱えのしのしと歩き回っている。
少し離れた所から指示を飛ばすモヒカン男――ローデックの姿が見える。その隣には、木箱に座るカルアの姿があった。
少し前まで珍しくエストの姿もあったのだが、水夫から何かを受け取ると何処かへ行ってしまった。
マドックは倉庫に残り、次々と運ばれてくる荷を捌いている。一応笑う以外の事もやるようだ。
季節は春。ぽかぽかとした日差しに、まだ少冷たい風が吹く――絶妙なお昼寝日よりだ。
しかし、荷下ろしを見つめるカルアの顔色は優れない。虚ろな目で一点を見つめ、時折何かに耐えるように顔が歪む。
「姐さん大丈夫ですかい?」
指示を出しながらローデックが心配そうに声を掛けた。
「……大丈夫……です」
「出しちまった方が楽になりやすって。その辺の漁船の陰にでも隠れれば誰も――」
ローデックが掛ける声は半分も耳に入っていない。
あまり声を出すと違う物が出て来そうで、口を引き結びじっと耐えていた。
――今朝、カルアは目覚めると同時に経験した事の無い頭痛と不快感に襲われた。
無言でホセが差し出す手桶を固辞し、お茶だけを一口飲み宿を出た。
宿を出る際、早くも酒を飲みに来ていた常連客の老人に、何故かスキットルをベルトポーチに追加された。
酒臭い息に誘われ、咽を駆け上がってくる何かを押し返すのに奥歯が砕ける思いだった。
ギルドでは血の気の引いたカルアを見てクレアが大層心配していた。
しかし、そんな言葉も右から左と抜けていった――
木箱に座り――時折顔を歪ませてなんとか乙女の沽券を守っていた。
一点を見つめたまま、時折睨み付けるような険しい顔をするカルアへ、ローデックが頻りに声を掛けるものの――返事はない。
酒の無い、国へ行きたい、二日酔い。
本当に三日目には帰りたくなるのだろうか? そんな事を考えていたカルアの耳に、するりと滑り込んだ声があった――
桟橋に飛び交う無数の声の中から、一つを拾い上げるなど普通は出来ない。
現に直ぐ隣で話し掛けるローデックの声ですら届き難いというのに、その声は何かで包んだように他の音を弾きするりと滑り込んだ。
ゆらりと立ち上がり、カルアはその声に吸い寄せられるようにふらふらと歩き出した――
「これが終わったら薬を取りに行かせやすんで、もうちょっと辛抱してくだせぇ」
声を掛けても返事が返ってこない状態に慣れはじめていたローデックは、カルアがもうそこに居ない事に気が付いていなかった――
ふと――、ローデックはカルアの気配が無い事に気が付いた。
慌てて周囲を見回し、少し離れた漁船の陰にふらふらと吸い込まれるカルアの姿認めた。
(ゲロか……)
吐きに行ったのかと思ったが、すぐさまそれを打ち消した。
何か様子がおかしい……まるで操られているような――
その瞬間――背に隠していた一対の短剣を逆手に抜き払い、弾かれたように駆け出した。
(油断した!)
横目で荷下ろしをする面々に視線を走らせる――
荷を運ぶ全身鎧が見えた。
(野郎は囮か? クソッ!)
舌打ちを漏らし、視線を滑らせた――
(ホセは――、っ遠い――近えのは――――)
「ヘッジ! ボブ!」
振り向いた二人は瞬時に意味を理解し、ローデックを追って駆け出した。
ヘッジは短剣を抜き払い、ボブは前掛けのポケットからナックルを取り出し、ローデックの後に続いた。
ローデックとヘッジは、カルアが見た事の無い鋭く冷たい目をしていた。
アフロのグランサン男ボブは――よく分らない。首に提げた金のネックレスを煌めかせ、ローデックの後を追った――
「――お嬢さま!」
「今よ! メイメイ!」
メイメイが腕を振り上げ、腕に括り付けられた釣り竿が大きくしなった。
折れそうな程にしなる釣り竿。桟橋から足を垂らし、隣に座るランランの顔にも、心なしか力がこもっているように見える。
「お嬢さま! もう少し泳がせて――」
竿が折れるかと思われたその時、するりとしなりが解け――水面から弾丸のごとく魚が飛び出した。
魚は一直線にランランの顔面へ向かい、濡れ雑巾を叩き付けたような音と共に四散した――
――二日前。
ルチルナとローレンスはリガンの町での依頼を完了した。
結局、キノコはゴブリン達から強奪した物を納め、魚は全てローレンスが釣り上げて納品したのだが……。
ルチルナは釣りは割と頑張っていた。相変わらず自身の手ではやらないのだが、ローレンスに妙な対抗心を見せ、根気よく釣り糸を垂らしていた。
結局、ルチルナは一匹も釣ることが出来なかったのだが……余程悔しかったのか、依頼完了後も暫くリガン周辺の川を巡り釣りをしていた。
しかし、一匹も釣れぬルチルナは釣り場が悪いとわめき散らし、ザシャへと戻って来たのだった。
――計五本の竿をへし折りながらも、漸くつり上げた記念すべき第一号は、今し方ランランの顔面で四散した。
書いてあるだけとは言え、ペロリと出した舌の上にこびりつく肉片と臓物に二人は顔を顰めた……。
その後ろにふらりと現れ、よたよたと近づく者があった。
ため息をついたローレンスと癇癪を起しかけたルチルナが、ふと近づく気配を感じて振り向いた――
「……カルア?」
「カルア様……?」
カルアは言葉に成らぬ呻きを漏らし、ゾンビの様によたよたと二人元へ歩み寄った。
膝を折り、這いつくばるようにルチルナの腰にしがみついた。
「な――何? ちょっと――酒臭いわよあなた」
「……て……だざい……」
「カルア様。いかがされました?」
駆け寄ったローレンスが心配そうに尋ねた。状況はよく分らないが、普通ではない。
「……だずげでくだざい」
カルアは目に涙を溜め、ルチルナを見上げた。その時――
どかどかと足音を響かせ、カルアを追うように三人のチンピラが飛び出して来た。
「姐さ――ゲッ! 暴君……」
助けを求めるカルア。それを追ってきたチンピラ達。
険しい顔でローレンスが立ち上がった。
「あんたら……」
ルチルナの目がつり上がる。
「ま、ま、待て!! 落ち着け! 誤解だ!」
必死に叫ぶローデック達へ、ランランがのしのしと歩み寄る。
「待て! 話を聞け! ――姐さん! 説明してくだせぇ!」
ローデックの叫びにカルアはハッと我に返った――
――振り抜かれていたランランの一閃。
身を捩り何とか躱しているローデック。その後ろで身を屈め、アフロを削られながらも躱しているボブ。舞い散るアフロの先で――美しい放物線を描き宙を舞うヘッジ。打ち砕かれた短剣が日を弾き、煌めいていた――
「待って! 違うの! その人達は関係ないです!」
カルアが慌ててルチルナを押しとどめた。
「姐さんひでぇですよ!」
ローデックの悲痛な叫び声が響く。
「ああ! ごめんなさっ――ッ――ッぷ」
カサカサと這いつくばり、漁船と桟橋の間に首を突っ込んで嘔吐くカルア。
「ヘッジは何処に飛んだ!? 早く探せ!」
素早く指示を出し、カルアへ駆け寄るローデック。
「姐さん大丈夫ですかい? ――誰か水を持ってこい!」
カルアの背をさすり、再び桟橋の反対側へ走り指示を出す――
「あそこに浮いてるじゃねぇか! 早く引き上げろ!」
動かぬ笑顔で佇み、その様子を見守るランラン。
「――酒じゃねぇ! 水だ! ――バカ! 飲ませるな!」
バタバタと足音がする度にローデックの叫び声が響いた。
「沈んでってるぞ! 早くしねぇか!」
カルアの背をさすり、ヘッジの引き上げ指示と、忙しく駆け回るローデック……。
「おい、ヘッジ! 大丈――何やってんだ! 早く拾え! おい! ヘッ――っあああ!」
悲痛な叫びと煌めく水しぶきの向こうで――ルチルナとローレンスは顔を見合わせた。
――エルフリード商会の倉庫。
ルチルナとローレンス、カルアとエストがテーブルを囲み、その横に全身鎧が佇んでいる。
「どうぞ」
ローデックがルチルナとローレンスの前へティーカップを並べた。
「じゃぁ――、そいつの制御を奪えば良いのね?」
そう言うとルチルナは軽く息を吐き、両手を腰に添えて全身鎧を見つめた。
商会の面々が見守る中、ルチルナの神眼が全身鎧をなめ回す様に動いた。
暫くの間、ルチルナは感心したように全身鎧を見つめていたが……みるみると険しい顔になり全身鎧を睨み付けた。
バン! と両手でテーブルを叩き、ルチルナが立ち上がった。
「何よこいつ!」
歯を剥き出し、ギリギリと歯を鳴らした。
不安げに見守るカルアを見て、ローレンスが宥めるようにルチルナに声を掛けた。
「お嬢様」
フンッと鼻をならし、どかりと座った彼女は腕を組んで再び全身鎧を睨み付けた。
――ややあって、全身鎧ビッと指差した。
「こいつは、ゴーレムよ。そして――」
そのまま腕を動かし、カルアを指した。
「主はあなたよ」
その場に居た全員の視線が一斉にカルアへ向けられた。
「え――? えええ! そんな……ありえないですよ!!」
「この目に狂いはないわ」
「ありえないです! 私、ザシャに来るまでゴーレムなんて見た事もなかったんですよ!」
「知らないわよ。そんな事」
先へ進みそうにない二人のやり取りに、ローレンスが割り込んだ。
「おそらく、主が居らず、待機状態にあったものが――何らかの理由でカルア様を主と識別してしまったのではないでしょうか?」
「そんな事……あり得るんですか?」
カルアの問いにローレンスが答える。
「今は、主を失ったゴーレムは破壊されるのが一般的です。ですが、かつてはゴーレムは継承されるのが普通でした。
師から弟子へと受け継がれ、少しづつ改良が施され、今日の技術が確立されていったのです」
カルアの様子を窺いながら、ローレンスは言葉を続けた。
「抗魔戦争、その後の世界戦争。その時代には多くのゴーレムが作られました。
今も、かつての戦場跡から、主を失い待機状態となったゴーレムが見つかる事があります。そしてそれを継承した者も居りますゆえ、可能性は高いかと」
「ただ――」と何かを言いかけたローレンスをルチルナが遮った。
「そんな事どうだっていいわよ。とにかく、主はあなたなの。で、名前は決めたの?」
「名前……ですか?」
「そうよ。ゴーレムは所有物じゃないわ、主の一部なのよ」
ルチルナは再び全身鎧を指差した。
「この子はあなたの一部なの。ゴーレムなんて物みたいに呼ばないで」
……カルアは全身鎧をまじまじと眺めた。
(ゴーレムだったなんて……)
「決まったの? その子は何て言うの?」
「え、え、と――ルプ――――レ、レム――さん?」
「ふうん、レムね。分ったわ」
ルチルナは不機嫌にお茶を啜り、レムを睨んだ。
「……私が制御を奪えないなんて……なんなのよコイツ」
と、周囲には聞えぬ声でポツリと溢した。
(ゴーレムでレムって――ちょっと安直すぎたかな……。でもゴーよりはいいよね……?)
この全身鎧に張り付かれて以来、カルアの心にのし掛かっていた様々な物がポロポロと剥がれ落ちてゆくのを感じた――
久方ぶりの安堵が、心の奥にじわりと滲み出した。
(でも、継承って……そんなに簡単にできる事なの?)
しかし、その筋の専門家であり、まして神眼の見立てなのだ。
おそらく、この世界の何処を探してもこれ以上の回答は出てこないだろう。
(……じゃぁ――宜しくお願いします。レムさん)
心なしか、レムが頷いたような気がした――
「――それでは!」ガタリと椅子が引かれ、エストが立ち上がった。
「一件落着って事で良いのかな?」
エストはテーブルを囲む面々を見回した。
「改めまして、当商会の主、エスト・エルフリードと申します」
エストはルチルナとローレンスに深々と頭を垂れた。
「お二人には折り入ってお頼みしたい事がありまして――、少々お時間を頂けないでしょうか?」
そう言うと、エストはスッとカルアに視線を滑らせた。
「君にも改めてお願いしたい事があるんだけど、良いかな?」
◆
「――フハハハ! こいつはいい! 運ぶ方が追いつかんぞ! フハハハ!」
「当たり前でしょ、あの子達に任せれば楽勝よ! アハハハ!」
いつもの如く仁王立ちで荷下ろしを見守るマドック。
その隣で、同じく仁王立ちで木箱に立つルチルナの高笑いが響いた。
その後ろには主を仰ぎ見るローレンスの姿があった。
(お嬢様……輝いておりますぞ!)
――メイメイとランラン、そしてレムの三体のゴーレムによって次々と荷が下ろされ、荷車に積み込まれてゆく。
しかし、あまりの早さに倉庫へ運ぶ方が追いついていない。数台の荷車でピストン輸送するも、三杯分程の荷を残し、ついに逆転されてしまった。
「次はまだ来ないの?」
不満そうに溢すルチルナ。
「申し訳ありやせん、お嬢。もう少しかかると思いやす」
「ふうん……」
桟橋に積み上げられた木箱を見つめていたルチルナが、ローデックに尋ねた。
「中身は何なの?」
「鉱石でさぁ。何の鉱石なのかは知りやせんが……社長がどっかから取ってきた仕事でして」
「ふうん、みんな同じ物なの?」
「そう聞いておりやす」
「蓋を開けなさい」
「へ?」
「一個でいいわ、蓋を開けて」
「開けて……どうなさるんで……?」
困惑するローデックにルチルナは痺れを切らした。
「もういいわ。メイメイ!」
メイメイが木箱の山へ近づき、メキメキと蓋を引き剥がした。
木箱に詰まった鉱石を見つめ、口角をつり上げたルチルナの左目が大きく見開かれた――
蓋の開いた箱からニョキニョキと鉱石が立ち上がり、それに吸い寄せられるように、残りの木箱を引き裂き鉱石が集まってゆく。
やがて――巨大な人形が出来上がり、そこから分離したもう一つの人形にも鉱石が集まる――
――メイメイの肩に座り、得意げな顔で先頭を歩くルチルナ。
その後ろにランランとレム、そしてローレンスとカルアが続いた。
振り返ったカルアの眼前に、歩く荷と化した二体の簡易ゴーレムと、それに続いて列を成す木箱の残骸を担いだ商会の面々があった。
異様な行列に道行く人々の視線が集まる……。
前を歩いていた者は思わず道を空け、すれ違う者は首を捻り行列を見送る。
人々の視線を集めながら、行列は倉庫街へと吸い込まれて行った――
その頃――
沼の畔に、ペラペラと布紙を捲るロジャーとそれを覗き込むユニスの姿があった。
ここは、カルアがヨモ草を摘みに訪れ、スケルトンと遭遇したあの沼だ。
「有る所には有るんだねぇ」
隣から布紙を覗き込むユニスが呟く。
「ここで間違いなさそうだな」
ロジャーは捲る手を止め、指を挟み込んでいたページへ戻した。
「わざわざ刻印まで転写しなくても良いのにね」
「警告だろうさ、見たからには一蓮托生ってな」
ロジャーが肩を竦めて見せた。
「さっさと燃やしちゃおうよ。ここで間違いなさそうだし」
その時「プハッ!」という声と共に、水面からマーカスが顔を突き出した。
「どうだった?」
「ああ、あったぜ」
息を整えながら、マーカスはロジャーの問いに答えた。
「よし、日暮れまでには上がってこいよ」
そう言うと、ロジャーはマーカスの前に水筒を投げ込んだ。
「嘘だろ……? 中に入れってのか?」
マーカスの顔がみるみる青ざめた。
「十分稼がせてやっただろ? それとも……」
「分ったよ! 行きゃいいんだろ!」
マーカスは水筒を引ったくり再び沼へ潜って行った。
「さて、忙しくなるな」
ロジャーはそう呟いて、近くの木陰に座っている魔術師風の男を見た。
「チャド、後はよろしく。マーカスが戻ったら教えてくれ」
そう言って、持っていた布紙束を彼の足下へ投げた。
「灰も残すなよ――」
ロジャーとユニスが去り、一人残されたチャドが布紙束へ手をかざした。
「〈悪食〉」
黒い炎が虫食いの様に現れ――布紙束は文字通り灰も残さず炎に食い尽くされた。
時は過ぎ――
――空が赤く染まり始めた頃。
「申し訳ありやせん」
カウンターに立つ不機嫌なデールに、頭を下げるローデックの姿があった。
「だから、何でここに持ってくるんだよ!」
「いえね、宿の親父が入れてくれねぇんでさぁ」
「じゃぁオメーん所の倉庫でいいじゃねぇか」
「あんな所に客人を寝かせるわけには……」
「じゃぁ神殿にでも放り込んでこい」
「そりゃちょっと薄情ってもんで――」
ローデックの隣で小さく縮むカルアは、後ろに立つメイメイとランランに目を向けた。
メイメイに抱えられたルチルナと、ランランに抱えられたローレンスがすやすやと寝息をたてている。
(私もこんな間抜け面してたのかな……)
――少し前。
周りの倉庫より一足早く荷を捌ききった商会の倉庫では、早めの夕食兼酒盛りが始まっていた。
その中で一人、お茶を握りしめ、料理しか見ないようにしていたカルア。
ふと目を上げると――遠くでテーブルに上り得意げなルチルナと、それを囲み何やらはやし立てる連中の姿が映った。
状況を理解したのは、ルチルナが豆樽を抱え上げた時だった。
微かに残る昨日の記憶が蘇る――
慌てて制止の言葉を発しつつローレンスの姿を探すも、彼は真っ赤な顔で、すぐ後ろのテーブルに突っ伏していた。
再びルチルナを振り向いた時には、豆樽からグビグビと何かを飲み干す彼女の姿があった……。
――デールの溜め息がチクリと刺さる。
「カルアはまだしも、こんなガキまで……」
「申し訳ありやせん」
常連客の老人は二人の顔を覗き込み「ええ顔じゃ、ええ顔じゃ」と満足そうに頷いている。
「カルア」
不機嫌そうなデールの声にピクリと身を震わせ、そっと振り返ったカルアは――ポイっと飛んで来た手桶を抱きかかえるように慌てて受け止めた。
「粗相したらお前が掃除すんだぞ」
「はい……」
デールの大袈裟な溜め息が、耳の奥で渦を巻いた――
2016/05/13ルチルナの台詞を一部変更 カルアの回想に一部追加 2016/05/13誤字・ルビ修正 表現を一部修正 2016/05/14誤字修正 2016/05/16動く-歩く変更 2016/05/17追加 佇み 2016/07/07… 2016/09/06誤字段落修正 2017/1/23句読点等修正 2017/07/25再編集 2017/11/11再編集 2020/09/14微修正




