表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マニピュレイション!  作者: 立花 葵
出会いと追憶
17/72

???

 ここで待ち伏せていれば、きっと来るはずだ。

 そう確信し、じっと待った。

 

 長い時間待ち続けた。だが、姿を見せる様子はない。

 自分の判断は間違っていない。きっとここに来る。



 ――あれから、どれ程の時が過ぎただろうか。

 話し相手も居なくなり、最近は退屈だ。

 だから眠る事にした。あいつが姿を現すまで解けない魔法を自分に掛け、眠った。


 そして、目覚めた――


 あいつの姿は無い……。でも、自分は目覚めた。

 あいつは間違いなく近くに来た。触れられる程近くに――


 臭いがする。あいつの臭いだ。


 ―――?


 探しに行くのも良いかもしれない―――待つのには飽きた。

2016/07/07… 2017/07/21再編集

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ