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図書館の番人  作者: トリブレイシオ
第三章 森の異変と魔物
34/36

第八話 夢の話

昨日更新速度が落ちるといったな。

あれは嘘だ!!

 魔法の練習を一日続けて行った日の夜、魔力が切れたせいか、とても眠くなてしまった俺は最後に自分のステータスだけ調べておこうと思い、自分のステータスを表示させて見る。




 名前:ウィリアム=スワンソン

 年齢:十歳

 種族:人族

 レベル:十

 クラス:狙撃手   図書館の番人   

 所属:スワンソン家

 賞罰:精霊に愛されし者

 スキル:一覧▲

 ・武術▲


 弓           (Lv.10)

 経験値          1781/2000


 短剣          (Lv.6)

 経験値          523/700


 投擲          (Lv.5)

 経験値          333/600


 体術          (Lv.10)

 経験値          777/2000




 ・魔術▲


 精霊魔法        (Lv.4)

 経験値          261/500

 ▲

 精霊視


 ・生産▲


 採取          (Lv.6)

 経験値          600/700


 武器作成        (Lv.3)

 経験値          267/400


 罠作成         (Lv.2)

 経験値          199/300


 調合          (Lv.2)

 経験値          277/300




 ・隠密▲


 気配察知        (Lv.6)

 経験値          666/700

 ▲

 熱源探知


 隠密          (Lv.5)

 経験値          478/600


 ・特殊▲


 複写          (Lv.2)

 経験値          90/300


 検索          (Lv.7)

 経験値          230/800

 ▲

 職業検索


 参照          (Lv.6)

 経験値          120/700

 ▲

 図鑑




 なん、だと!!

 レベル十からは千単位で増えていくというのか!!

 いや、この分だと、レベル二十からは万単位みたいになっていくんだろう、きっと。

 後、図鑑というのも気になるな。

 だが、眠い。

 調べるのは明日にすることにしよう。


 こうして俺は眠りにつくのであった。




「はじめ……!

 ポケ……のせかいへ……そ!」


 ん?

 何だ、誰かの話し声がする。

 俺が目を開けるとそこは何もない空間であった。

 いや、一人の老人がいるようだ。

 グレーというか、黄土色というかの髪に白衣を着ていて、なにかは分からないが、本のような物を持っているようだ。


「あなたは誰ですか?」


 俺はその人物に対して問いかける。

 すると、


「わたしの なまえは ユキナリ みんなからは はかせなどとしたわれて おるよ」

「ユキナリ博士でよろしいのですか?

 って、何!!」


 俺の直ぐ目の前に急に魔物のような物が現れる。

 な、なんなんだ?

 こいつは。


「ああ しっているとおもうが この せかいには まもの とか モンスターと よばれる いきもの たちが いたるところに すんでいる!

 その まもの といういきものを ひとは かったり かったり

 そして・・・ わたしは この まものの けんきゅうを してる というわけだ」

「は、はぁ」


 なんだろう、若干子供に話しかけているような言葉の気がするのは気のせいなのだろうか。

 別に言葉遣いもそんな気はしないのだが、どうもそんな気がする。


「では はじめに きみの なまえを おしえて もらおう!」

「ウィルです」

「ふむ・・・

 ウィル と いうんだな!」

「はい」


 次の瞬間、空間が揺らぐと共に、博士が消え、よく分からない場所へと飛ばされるのであった。




「そうじゃ!

 おまえに たのみが あるんじゃ」

「は、はぁ。

 なんでしょうか?」


 急に目の前の博士(自称)が言い始める。

 現在いるのはどこかの家のようだ。

 直ぐ横には机が置いてあり、その上にはよく分からない機械のようなものが置いてある。


「つくえの うえに あるのは わしが つくった ずかんじゃ!

 みつけた まものの でーたが じどうてきに かきこまれて いく という たいへん はいてくな ずかん なんじゃ!」

「ただの本に見えますけどね」


 俺の言葉を無視し、博士はその図鑑を俺に手渡してくる。


「ウィル これを おまえに あずける!」

「俺にですか?」

「この せかいの すべての まものの でーたを きろくした かんぺきな ずかんを つくること!

 それが わしの わかいころの ゆめじゃった!

 しかし わしも もう ジジイ!

 そこまで ムチャは できん!

 そこで おまえには わしの かわりに ゆめを はたして ほしいのじゃ!」

「無理難題を押し付けないでくれます!」


 いや、だって魔物図鑑に載ってたのだけでもあんなに種類がいるのに、全部集めるとか完全に無理でしょ!


「さあ さっそく しゅっぱつ してくれい!

 これは れきしに のこる いだいな しごとじゃー!!!!!!!」

「いやいや、ちょっと待ってくださいよ!

 使い方とか全然分からないんですけど!?」


 がしかし、俺の叫びを無視して、博士はどこかへといってしまう。

 ちっ、こうなったら仕方ない。

 近くにいる助手のような人に話しかけてみるとしよう。


「あの、すいません!」

「わたしも はかせの じょしゅ として まものを けんきゅう してます」


 なんだ?

 頭がおかしいのか、この人。

 別の人にしよう。


「あの、すいま……」

「わたしも はかせの じょしゅ として まものを けんきゅう してます」


 おいおい、どうなってんだ?


 少し戸惑っていると、博士がこちらに近づいてくる。


「おお、すまんかったな。

 使い方を言い忘れておった。」


 ん?

 なんか話方が若干さっきと違うような気がするがまぁいいや。

 話を聞いてみることにしよう。


「使い方はいたってシンプル。

 魔物を見つけて、それをしっかりと観察すればよい。

 わざわざ捕まえなくてはいけないようなローテクではないんじゃ、この図鑑は!」

「は、はぁ」

「加えて、出てくる情報も重さとか体長とかだけではないぞ!

 弱点や習性なんかも事細かにでてくるはずなんじゃ!」

「ん?

 はずっていうのは?」

「まだ、一度も使ったことがないからの!!」

「自慢げに言うことじゃねえよ、それ!!!」

「まぁ、そんなことはどうでもいいのじゃ」


 いや、どうでもよくないと思います。

 がしかし、これを指摘してしまうと話しが進まなそうなので、心の中で言うにとどめておく。


「この図鑑の真骨頂はそこではない。

 この図鑑は自ら最適化を行う。

 つまり、この図鑑は自動で進化をするんじゃよ!!」

「な、なんだってー!?」


 そ、そんなすごい機能がこの図鑑に……。

 思わず持っている図鑑に目をやってしまう。

 一見するとただの本にしか見えないのだが……。


「まぁ、実際にはやったことはないから、本当にそうなるのかは分からないんじゃがな!!!」

「だから、自慢げに言うことじゃねぇー!!!!」

「まぁ、それはおいおい自分で確かめていってくれ。

 わしは、この世界において、その生物自らが起こす進化というものを調べてみたいんじゃ。

 どのようにして魔物が進化をしていくのかということをの。

 じゃから、頼む、わしの代わりにこの図鑑を完成させてくれ!」


 博士が手を合わせて俺にお願いをしてくる。

 ……。

 仕方がないか。

 別にたいしたことをするわけでもないだろう。

 この世界を旅してみたいなーと思っていた俺にとって、この図鑑の存在は有利になることはあれど、不利になるようなことはないはずだ。


「全部はできないかも知れないけど、それでもいいんなら」

「おお、やってくれるのか?

 無論、できる限りで構わん」

「報酬しだいかな!」

「ふっふっふ」

「?」

「ははは、やっぱりそういう風にいうか」

「やっぱり?」

「いや、こっちの話じゃ。

 無論、報酬は用意してあるぞ。

 これじゃ!!!」

「??」


 そこにあるのはいくつかの箱であった。


「なんです、これ?」

「それは時がくれば分かるじゃろう。

 そのときまで楽しみにじゃな」

「え!?」

「さて、それではお別れじゃ。

 頼むぞ、ウィル」

「えっ、ちょっと待って!!!」


 俺の叫びもむなしく、景色が揺らぎ、俺は朝を迎えるのであった。







「ははは、頼んじゃぞ。

 最も……、まぁいいかの」


 そんなことを呟きつつ、老人はふっとこの場からいなくなっていくのであった。

ネタだからって重要でないとは限らないのですよ。


ちなみになんですけど、これの元ネタは分かります、よね?

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