表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/93

So long! さようなら! 58-2

58-2.


 私達の結婚式一ヶ月前になって元夫の孝則から連絡が入るよう

になり、以前のように再びLove Callが始まった。


 連絡が途絶えていたのは仕事が忙しく、しばらく遠方へ赴任

していたとか、なんとかカントカと説明する元夫。



 地の果てに行こうが通信機器の発達で今はそんな言い訳通じ

ないのよお~って思ったけれど、黙って言い訳を聞いた。


 歩は孝則さんがどんなに言い寄っても二度と部活の送迎を

頼むことはなかったし、学校の前に車を止めて待ち伏せされて

も、友達の家に寄るからと言って車には絶対乗ろうとしなか

った。




 完全なる拒絶だ。



 私はマメに来るメールや電話に適当に対応した。4月27日が

孝則さんの誕生日だったのだけれど当日はどうしても都合

が付けられそうもなくて二日前の25日に我が家にご招待して

お家ごはんをふるまうことにした。


 一足先に転居した弟に続いて私や歩、そして南山さん、皆が

新しい門出をする為の新居に引越しする直前のことだった。


 もちろんその日は、奥の部屋で歩や弟も居る中でのイベント

決行。



 孝則さんにはお家ごはんを食べてもらった後で現状を伝え

はっきりとお別れしようと思う。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ