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So long! さようなら! 49-2
49-2.
僕は毎日あなたの顔を見て一緒に会話しながら食事出来れば
それで満足ですから。
どうです?
なかなかいい掘り出しモノだと思うのですが」
『南山さん、私・・あの、酷く驚いています。
(ほんとに掘り 出しものっ)^^;
お申し出、本当にありがとうございます』
「僕のほうは歩くん絡みでサッカーの試合を何度かお誘い
してた時からあなたに対してすでに好意を持っていましたが
恐らく今回の僕の申し込みは、順子さんにとっては突然のこと
でさぞ驚かれたと思います。
まぁ、そのような気持ちでいることを知っていただけただけで
もいいんです。
あまり負担にはしてほしくないです。
お付き合いしている内に自然と順子さんの気持ちも見えて
来ると思いますし。
また、デートしましょう! 」
『あっ、はい。(^^)』
自宅の前まで南山さんに送ってもらった。
元夫のこともあるので先のことは判らないけど、真剣に私の将来のことを
考えてくれてデートに誘ってくれる素敵な彼が現れた。
その夜はとってもフワフワした気分で、私は眠りの世界に入って行った。