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So long! さようなら! 46-2

46-2.



 それまで深く考えていなかったのに孝則の指摘でそれ以降

順子は自分の気持ちを自分に問い掛けるようになった。


 歩が好きなサッカーがキッカケで、そのことがなければ二度と

会うはずのない相手と交流が続いている。


 いつも歩と南山との3人で会っている。


 試合を3人で観戦したり2人の練習を見ていたり。

 その都度、食事に誘ってもらっている。


 歩と南山はサッカーを通じて、大人と子供というより

先輩後輩のような付き合いに見える。

 快活で楽し気に語らう歩の姿に、幸せな気分になるから

南山からの誘いを自分も歩と一緒で心待ちするようになっていた。


 だが、孝則が嫉妬するようなものではない。


 遥ちゃん繋がりで親切にしてくれているだけだし・・・

 子持ちアラフォー女にそんな気もおきないと思うし・・・


 そうは思うものの孝則の言葉でそれ以降、順子は少し南山の

ことを異性として見るようになっていった。


 

 孝則は自分の不用意な嫉妬で逆に自分の首を絞めることに

なったのかもしれなかった。


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