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So long! さようなら! 35-2

35-2.



  『私はどうしても当時のことをなかったことには出来ないの。

 忘れることも出来ない。

 あなたと一緒に居ると心がいろいろな思いに捉われてざわついて

辛くなるから・・・

だから復縁は出来ないし、する気もないのよ』



 「判ってる、だけど俺も君と歩のことを諦めきれないンだ。

 だから心を開いてくれるまで待つよ。


 君達に嫌な思いをさせたこと

 家族に対する過去の自分の行為を

とても後悔してる。


 これからは絶対裏切ったりしないし大切にする。


 いつも側に居る、君のことを愛してる。

 なるべく早く君達と家族に戻りたいと思ってる」




 今の元夫は信じられないくらいやさしい。


 でも信じたいけれど

暴言吐いていた時の表情がこびり付いて離れない。



 『・・・。 今日は歩を送ってくれてアリガト。

 それじゃ』



 「うん、じゃぁ、また」


 そう言って元夫は、今回も帰って行った。




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