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So long! さようなら! 30-2
30-2.
今までよりも遥に余裕のあるグレードupした暮らしになる
けれど、大富豪の暮らしとは程遠い暮らしを心がけたいと思っている。
無用な贅沢はしない。
例えば何百万円もする時計だとか宝石だとか、ウン千万円する車だとか。
鉄平さん自身が身に付けたり購入するのは反対しないが
私や子供達がそのような事をすることはない。
分相応というものがあるのだ。
生まれながらの御曹司ではなく、私も子供達も庶民なのだから。
いきなり慣れないことはするものではないと、固く心に戒めている。
贅沢をするとキリがない。
そして慣れないことをすると幸せは逃げていくものなのだ。
幸運は誰かと分かち合わないと、これまた逃げていきがちに
なるものなのだ。
誰かと幸運を分ち合うと更なる良い運が来ると聞く。
このような話は、本を読んで信じたのか誰かの話を聞いて
信じたのか、記憶が定かではないけれど私は信じている。