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So long! さようなら! 23-2

23-2.


 「君がすごく拘っているのは将来僕との結婚生活が上手くいかなくなったらという点だと思う。


 一度離婚しているからこその拘りだよね。


 そこでだ、僕からの提案を聞いてもう一度返事を貰えないだろうか!


 君には仕事を辞めて嫁いで来て貰うのだから将来の保険として

籍を入れる前に君に3億円、子供達にはそれぞれ5千万円ずつ

僕から譲渡する。

 

 これでも決心して貰えないかい?



 勿論結婚したらすぐに子供達とは養子縁組もするし、息子さんが

将来僕の跡を継いでくれるって言ってくれたらば

全力で応援もするつもりだよ。


 娘さんだって全力で守る、

 勿論君のこともね」



 『大山さん、本気ですか?』



 「あぁ、本気もほんき。

 君を手に入れることが出来るならね。

 こんなに本気になったのは人生初めてだよ」



 『こんな子持ちのこじらせバツイチ女に? 』



 「ははっ、こんな素敵なバツイチ女性にメロメロさっ! 」




 『ありがとうございます。


 子供達の気持ちのこともありますので彼らに受け入れて貰える日が来れば

その時はプロポーズ、お受けします』



 「ありがとー♪」



 大山さんの言葉にハートマークが付いているのが見えるようだ。

 私もすごくうれしい♪


 子供達の反応が良くない場合は、彼らがもう少し大きくなるまで

待ってもらうか別居婚にするか、今はまだ結論が出せないけれど

私達はステディな関係になった。



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