強行採決するなら4選狙い
検察法改正に対して、2年先のことだからと言っているととんでもないことになるかもしれない。
法案が強行採決で通っても、新しい首相が撤回してしまう可能性がある。普通なら、来年の衆議院選では野党に対抗するために、撤回を掲げる自民党議員も出てくるはずだ。
せっかくごり押ししたものを無効にされては困る人たちはどうするか。
現首相の睨みを利かせ造反を防ごうとするだろう。検察を手中に収められなければ、4選しかない。さもないと、怒った検察が現政権関係者への疑惑の数々を追及し始めるだろう。
彼等にとって生き残る道は、検事総長か総理を味方にするしかない。疲れたふりもその布石かもしれない。