4.掃除、時々読書。
趣味以外のことも少し考えてみる。
趣味以外で時間があったらしたいこと……というと、やっぱり掃除かなぁと思う。
色々としばらく使っていない物が溜まっている棚の掃除や、もう読まなくなった本、読みかけの本、読むつもりで買ったけど積んである本を整理したりしたい。
私は未だに紙の本が好きで、なんとなく紙で買ってしまう。しかし本棚の容量には当然限界がある。そうすると、入りきらない本が生まれ、それらはなんとなくテーブルの上などなどに積まれる事になってしまう。
それらを一冊一冊確かめ、のんびりと整理したい。もちろん脱線して読みふけったりしてしまうだろうから、進みは極めて遅いだろう。
だから今日はここからここまで、と場所を決めて気長にやりたい。贅沢に時間を使って掃除を楽しむのだ。
お別れする事になる本も出るだろうが、その別れを惜しんでちょっとだけ読み返してみたりするのもいい。ちょっとだけがずるずると一冊全部になり、結局残留、と言う可能性もあるが。
読んでないままの本、もう一度読みたい本を拾い出し、ベッドのサイドテーブルに積んでおいて、夜になったらそれを一冊ずつ手に取る。それもまた楽しい。
断捨離とは特に縁のない生活を送る私だが、たまにするこういった掃除や整理は結構好きだ。
古くなった物や使っていない物を思い切って捨てると、やはり気分が一新される気がする。趣味が多いので物がすぐに溜まってしまう傾向もあって、時々は見直しが必要だ。
日用品や缶詰なんかの買い置き、非常食を点検するのも結構楽しい。
賞味期限が近いようなものを全部出して、今日は非常食の日、なんていうのもちょっといつもと違って面白いかもしれない。私はコンビーフやオイルサーディンが好きなので非常食はそんな物が多めだ。料理するのも簡単で楽しいだろう。アルファ米の食べ比べなんかも楽しくて、次に買うときの参考になる。
あとは服の入れ替えとかも後回しにしがちだ。もう似合わないのだけれど好きだった服が、タンスの奥からきっと沢山見つかるだろうと思う。暇があったなら、ちょうど春なのだし、そんな服の整理と入れ替えを思い切ってしたいものだ。柄物の綺麗なところを切り取って、小物にしたり名残惜しくスクラップブックにしたりとちょっとした加工をすることだって出来るかも。
色々と考えていたら、いつもなら面倒くさい整理も、段々楽しいんじゃないかと思えてきた。日々の掃除と違う、こうした見直しは時間があったらやりたい事の一つだろう。
ちょっとだけやっても達成感があって、やった自分偉いって思えて、その後また久しぶりに出てきたもので楽しめる。
とても良い時間の使い方ではないだろうか?