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はじまり

時は、後に呼ばれる戦国時代。


背後を山に囲まれるように『彼』の領土は存在した。

約二十年前までは三つの家の領土に接していた彼の領土も今は、二つの国と接しているのみである。

一つの家が滅ぼされたのだが、彼が生まれてしばらく経ってからのことなので詳しいことはよく知らない。

彼がこの領主になったのは約一ヶ月程前のことである。彼の父が病に倒れ、二ヶ月程前に死去した。

彼の父の後、彼の父の弟が領主になったのだが一ヶ月も経たないうちに「自信がない」とあっさり彼に家督を譲り渡した。

「若いから」という反対の声に彼を押したのは意外に当時の領主その人である。

彼の名は椋見晴彬(くれみ はるあき)。十三代目椋見家の当主である。家督を継いだのは、彼が二十歳になる直前だった。

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