表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
独白  作者: 黒
13/100

13.懐古

改稿しています。

もう届かぬ君

色褪せた思い出

あの頃感じた空気が

懐かしく頬を掠めた


狼狽えた僕は

何も言葉を紡げずに

ただ微笑む君の

幻を見つめていた


不意に

君の声が聞こえた気がした


今更、なんで

声にならない呟きは

ただ空に溶けたけど

甦る思い出はとても色鮮やかで

臆病者の僕を責める


色褪せたはずの君の思い出が

もう二度と色付く事がないように

垣間見た色彩の美しさに

ため息一つ、そっと吐き出して


あの頃の君に

どうしても言えなかった

あの言葉と共に埋めよう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ