其の一
休みがない日に休むと、次の日、休みたいって思って、何もかもしたくないっておもってしまいますよね。モチベーションって一番大切だと思うので、この作品を作ることをモチベーションにしていきたいです。
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「やべっ!はぁ。はぁ。死ぬかと思ったー。イヒヒヒヒヒ。」
俺は会社員。今は出勤中。そして、何故俺が、ただの会社員が死ぬかと思ったのか?それは、今、赤信号なのに、俺はおもいっきり走ってみて、車にひかれそうになった。そりゃあ、車はとまってくれないよな。別に仕事が間に合わなくて、会社に行くのを焦っていたわけではない。ただ俺は、ちょっとした悪いことをしたかったんだよ。不良になりたかったわけじゃない。けど、女の子を泣かせたかったり、宿題忘れたり、先生の悪口いいたかったな。学生のころできなかったから、今こう言うことをしてしまうのかもしれない。今は妻と子供が俺にはいる。だから、犯罪とかはできないしな。あの車は。有料の駐車場に、海外の高級な車があった。ベンツとか、ランボルギーニとか、そうゆうわかりやすいやつだな。あの車に石をぶつけてやろう!俺は足下に落ちていた石ころを手に取り車に向かって投げた。
「ガシャーン!!」
やべ!ガラスを割れちまったよ。でも、車のガラスってそんな簡単に割れるものなのか?まあいい。持ち主は、いないよなー!
「おい!兄ちゃん。どこに向かって石投げてんのや!あん!」
うわっ。ぶん殴ってきた。う、う、嘘だろ!車の持ち主はそこにいて、それも、ごりごりの、ヤクザじゃないか!
「おっおれじゃあねえ。あそこを走っているじいさんだよ!」
俺はとっさに、会社に遅刻しそうで走っていたおじさんになすりつけた。頼む。犯罪だし、警察にもつかまりたくねえ。
「ざけんな!」
ヤクザは、もう一発なぐってきた。俺は意識を失った。くそっ。俺の人生おしまいだぁ。
はっ。目を開けたとき、俺は椅子に座っていた。
「ここは、どこだ。」
少し体が小さくなったか?あれ?俺の声って、こんなんだけっけ?
「パッパラ、パッパッパーン!おめでとう!」
「ひゃー!ごめんなさい!石を投げたのは本当にすみませんでした!妻も子供もいるので、命だけはおゆるしください!」
なさけねー。なにいってんだよおれ。
「ん?なにか、勘違いしてない?君?」
俺は今、ヤクザに捕まって拘束されているんじゃないのか?
「君はもう、死んだんだよ。」
えっ。死んだのか。
「じゃあ、意識のない中、ヤクザに殺されたのか?」
「いや、そうじゃないよ。君は多少、記憶がないんだよ。ヤクザに二発目を殴られたその後のこと。そりゃなくなるよね。」
「なにがあったんですか?」
「それは、今から君が探すんだよ。」
「えっ。どうやって探すんですか?」
「転生したんだよ。君は男の子に。」
ん!?男の子に!?
続く→2
寄生人間。其の一を読んでくれてありがとうございます。
まだまだ、始まったばかりですが、今回は長編ですから、一緒に読んでもらえたらうれしいです。自分は漫画の原作をしたいとかんがえているので、もっともっと、小説を作っていきたいです。