1/2
プロローグ
私は、いつも通りに玄関を出た。
「今日は・・・おお。見事に普通の時間割だな」
いつも通りに歩いた。
「おはようございます!」
「おっ、おはよう。最近早いな」
「やべえ、遅刻・・・ってうぉっ!?」
「・・・時計を20分ずらしていたのか?」
「何で数学嫌いは多いんだろう」
「・・・・・・まあ、そうだな」
「おはよー。最近調子どうだい?」
「可もなく、不可もなく、だな」
「おはよう。相変わらず、なかなかに隙がないよな」
「ほっとけ」
いつも通りの仲間。
いつも通りの談笑。
―――しかし、非日常はそんな時、訪れた。
「―――ってことで、後でみんなで行きませんか?」
「そうだな。時間は―――」
突然、落ちるような感覚。
(なっ―――)
それを感じた数瞬後、意識は途切れた。
とりあえず書いてみた。
シリアスな気もするが、この後はノリで突き進もうかと思う。