壊れてほしい私の大切なもの
「あんたさ、そうやっていつも一人で考え込んでるふりしてるんでしょ。そうやってもさ、なにも解決しないよ。」
「あ、あたしそんなつもりないもん。ほんとうにどうすれば〇〇君を助けれるか考えていたの。」
「〇〇君はあんたを思ってそんな行動したのよ。」
「そ、そうだとしても、〇〇さんをきづつけちゃったよ。」
「〇〇さんはあんま傷ついてないと思うけど。俺は、〇〇をいじめるのやめなよ。」
「だまっててよ。わたしは〇〇のこと思って忠告しているんだから。」
「で、〇〇はどうしたいの。〇〇君と。あなたが始めたことなんだから。」
「わ、わたしは、どうすればいいのかわからない。」
「ふ~ん、やっぱりふりだったんだ。」
「おいおい、またそうやって。○○はまだ考えてもわからなかったんだよな。」
「わからないのは考えてないってことなんだよ。気づけよ。」
「お前がそう急かすから。」
「ねえ、こんなことしてるから。いつまでたっても・・・変わらないんじゃない。この子を見捨てない?」
「ま、まってよ。置いていかないでよ。わ、私考えるから。もっとちゃんと。」
3人がそろって言う。
「考えているなら、私たちはここにいないんだよ。」
「ここはお前の頭の中。」
「見捨てるのはわたしじゃないよ。」
はっ。。。また別の世界に行っていた。今あるのは友達の恋人を寝取ったという事実。
あああ、死んでしまいたい。
消えてしまいたい。
こんな世界、愛しいあたしとともに消えてしまいたい。
壊れろ壊れろ壊れろ壊れろ壊れろ。
全部壊れて考えれなくなってしまえ。
そうしたら
きっと私は楽になる。何も考えなくて済む。
今も何も考えてないじゃん。どこかで残像がささやく。
じゃ、なんでつらいんだろうね。なんでこんなにつらいんだろうね。
あたし、、、自分が嫌いなの
ほんほんとは大嫌い、でも見捨てれないの。
誰かが自分を愛してくれたから。誰かが自分のために生きてほしいって思っているから。
呪いだよ呪い。生まれたときにかけられた。
もっと自分を大切にしてって、、、聞こえるの
その気持ちに勝てないの・・・勝ちたくないの。
どんな自分ともあたしは僕は私はそばにいるから。
過去は消せない。今はただ過ぎて。未来は見えない。
何回も死ぬうちに生きる意味を見失って羽ばたけない。
すべてをかき混ぜてただ一つ思う。
今まで生きてしまった。