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07辺境都市メルブルン

土日は更新サボりました。

すいません。


サボったのに今回は説明が大半なんでめんどいて方は流し読みで結構です。

 辺境都市メルブルン。

 フィン曰く、その都市はこの国の中心地である王都から最も離れている都市。故に辺境都市。

 しかしその規模はけして小さくは無い。人口だけをみても2万人近くはおり、王都が3万人程と言われているためその大きさがうかがい知れる。

 さらにメルブルンの周りには憂いの森を始めとした魔物の数多く生息するエリアがいくつもある。またエリアごとに魔物の種類や強さに様々な違いがあるのも特徴のひとつであるらしい。

 この魔物が多く生息し尚且ついくつもの魔物の種類がいる地域はなかなか無いため、そこの魔物を狩り生計を経てる者やそれを加工して売る者、さらにはそれを他の都市まで運ぶ者まで沢山の人が集まってくる。

 また周りの町や村がその周辺にしか生息しない魔物の素材をメルブルンに売りに来るため、この都市は国内で最も沢山の種類の魔物も素材が集まる場所であるらしい。



「そんでもって俺も田舎から魔物の素材や細々とした物を色々と売りに来た一人わけだ」



 そう言うフィルと俺はブルーカの背に乗ったまま目前にまで迫ったメルブルンへ向かっている。



「他の都市は検問やらで入るのに時間や金が掛かるがここはそういうのはねぇんだよ。昔は検問があったみたいだが急激に人が増えすぎた結果町全体を覆っていた城壁内では土地が足りなくなったらしい。その後壁の外に家を作り始めたがそれがどんどん大きくなってそのまま都市にまで発展した。その結果ここは壁に囲われていない都市になりどこからでも入れるため検問なんて不可能になったんだとさ。」

「なんとも杜撰な歴史があったんだな。それにしても壁が無くても大丈夫なのか?この一帯は魔物が多いのだろ?」


「都市の一番の外側の外周区に住んでるようなのはいつも外に出て魔物と対峙し生きてる屈強なやつらか、中区に行くほど金がないスラムのような場所が大半だ。いつも魔物と殺り合っているやつらが集まって生活してりゃそこを魔物が抜けるなんてのはまず無い。あとはスラムの方だが、そいつらを構うなんて物好きはなかなかいねぇよ。そんでもってそいつらが襲われて時間が稼がれている内に討伐対が来るってからくりだ。」

「悲しいがまぁそれが現実だわな」



 この世界は魔物のいる異世界だけあって自分の身を守るすべがなければ生き残るのも大変だな。

 ちなみにメルブルンは大きく分けて城下区・中区・外周区に分類されるらしい。



「まぁそんな歴史があるから城壁の周りの中区以降には領主の監督があまり行き届いてねぇんだよ。そこを上手いこと漬け込んだのが今の商人達なんだとよ」



 そう苦い表情でフィルは言う



「まぁ漬け込むて言い方は悪いが簡単に言やぁ市場を独占して値段を釣り上げたり、逆に安く買い叩いたりて話だ。それを領主は知ってるが商人どもは上納金よろしく税金を多めに払うから見逃されてるわけよ」



 そんな状況を逃れるためには大商人の傘下に入るか個別で卸先の伝手を作るしかない。


 そんなこんなで説明を受けていると周りにちらほらと家が建ち始めてきた。

 城壁に囲まれてないためメルブルンには明確な境界線がないみたいだ。

 引いたとしてもその外に建物を建てられイタチごっこになるらしい。


「さぁ到着だ。まずは飯食って腹ごしらえだ!」




 ○○○




「いろいろと教えてもらったのに飯までご馳走になって悪いな」

「気にするな。あそこで知り合ったの何かの縁だ」



 ファルに連れられ俺は今食堂というよりは酒場に近い雰囲気の店にいる。

 今は昼だからそこまでではないが夜になればかなり雑多な感じになるのではないか。



「この際ついでに教えとくと夜にこの店は色んなやつらが集まる。それはただ単に飯や酒を飲みにくるだけじゃ無くな」

「また随分とあいまいな教え方だな」


「さっき教えた通りこの都市の経済は一部の大商人が握っている。腕っ節で成り上がるならともかく商売で生きてくにはこの都市は大変だぞ?だからこれぐらいのアドバイスて根をあげるのならここに留まるのはやめときな」

「それもそうだな。ここで一人で生きていく以上それぐらいは自分で考えないとな」


「何ならこのまま俺に着いてきて村に来るか?」

「いやそこまでしてもらうのは流石に悪いさ。」



 フィンの提案は嬉しかったがそこまでしてもらうのは俺としても気が引けるの。

 その後多少の雑談を挟みつつフィンとの食事は楽しく進んでいった。




 ○○○



「本当にありがとうなフィン。流れ人の俺にここまでしてもらって」

「何度も言ってるが気にするな。お前を見ていると

 何となく助けたくなるんだよ」



 これはもしかしたら"幸運"の力なのかもな。



「それでも助かったよ。それで一つ提案なんだかおれからもアドバイスをさせてくれ」

「お前から。流れ人からのアドバイスならそれは聞いたかなあかんな」



 フィンはあまり期待してないように笑いながら答える。

 さぁ営業マンらしく、最後に一つ取引(・・)でもしますか。

あらすじに書きましたがサボってストックがないので(早すぎだろ)休日と祝日の更新はお休みします。

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