01プロローグ
初投稿ですので生暖かい目でお読み下さい
目を覚ます。
目の前には知らない風景。いや正確に言うには一面野原で後ろには少し離れたところに森まではいかなくても林よりは鬱蒼としている木々たち。
「あれ?確かさっきまで営業回りをしていたはずなのに?」
なんでこんなとこいる?
直前の事が上手く思い出せずに唸っていたが徐々に思い出していき
「確かクソ部長の課したクソノルマのせいで外を回っていて、フラフラになりながら会社に戻ろうとしたらトラックが...」
あれっ...俺てもしかして死んだ?
とんでもない痛みが襲ってきた直前の記憶を思い出し身震いするも今はまったく痛くないのを感じ
「身体は平気だし見たところあの世て感じでもないんだよな...。それよりかは良く見るネット小説であるこの展開。もしかして...異世界転生?」
日々社畜のごとくせっせと働かせられている中でも数少ない楽しみの一つであるネット小説で良く見かける展開。
だが一つ懸念があるとすれば
「ねぇ!転生するならチートは!?真っ白な神さまの間は!?着の身着のままで投げ出されてもキツイんですけど!!」
そう前情報も転生特典とも言えるチートやそれをくれるはずの神さまに会ってないことだ!
「いや待て!こんなときは転生3種の神器と名高いステータス様があるはずだ。いや会ってもらわねば困る!」
だってそうだろ!今まで電化製品やコンビニに慣れきっている現代人がまだどれくらいの文明か判明してないが異世界に来て(まだ異世界転生したとは決まってないが)まともに生きていけるとは思うか!
「来い、ステータスオープン!...違うか。こうか、来てくれステータスプレート!...出ない。頼ぬから出てくれ、ステータス!!」
ピロンッ!
名前・山田健太郎Lv30
種族・人間(日本人)Lv24
職業・社畜Lv6
称号・世渡り人
sp29
キタァーーーーーーーーーーーー!
来たよステータス!
目の前に現れるというより脳内に浮かんでくる感じだな。
ていうよりなんだよ職業社畜て!
まぁ案外間違ってないんだけどさ。
脳内で種族、職業、称号に触れるとより詳しく表示されそう感じだな。
この後食料は街が近くになるのか不安はあるがとりあえずじっくり見てみますか。
意見、誤字脱字、改良点なんでも受け付けます。