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無感動な明日が片栗粉のように漂っている



無感動な明日が 片栗粉のように漂っている

時々 見せる 不思議な土曜日が その現れだ

混沌普遍の 研ぎ澄まされた昨日が バタバタと 奇怪な音を立てている

それはいつまでも 鳴り響いて まるで狂っている


今 眼前に横たわる 大きな屈辱が 虚しく 懐かしい あの日を真っ赤に灯している

あの白い塔を 包み込む 微睡(まどろみ)の中の白い光が 時々 壊れて広がって 希望という何かを 豆粒のように忘れ去ろうとしている


しかし そこにこそ 生命の希望が溢れていて

歓喜と 絶望の声が わだかまり 潰されている

この宇宙のありとあらゆるものがぎゅっとしている

とても ぎゅっとだ

ただ 強張った心は それにいつも 背中を向けている



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