あいにいこう。
こんなけつまつになるとは・・・・さくしゃ意外。
ポンは、なんとなくわかっていました。りょうのひかりのけんをえとくして、つよさとよわさをしりました。つよいけんにたよるじぶんと、もっとつよくなりたいじぶんをしりました。
ポンはふたたびめいそうにはいります。
さいごにでてくるのは、じしんのおやのオポです。
『どうした。わたしをあいてにするのは、こわいか・・・・』
『いえ・・・・・・』
『そう。かかってきなさい。』
ポンは一礼すると、けんをかまえました。
りょうのひかりのけんでオポをきろうとします。
しかしかわされむねをうたれました。
『たわけ!そのけんにたよるのではない!そのけんのもろさは、おまえがいちばんわかっているだろう!』
ポンは少しかんがえます。するとオポのするどいいちげきがきて、ぼうせんいっぽうです。
『かんがえるな!かんがえてばかりで、たたかえるか!かんじてみろ!ほんのうにまかせろ!』
ポンはだまって、いったんめをとじます。すこしこわいのですが、そうしたくなったのです・・・・・やがてめをあけます。
すこしあたまがすっきりしていました。
ポンはいつもどおり、オポのぜんたいをみていました。とオポがきりかかりますが、それをさっとかわして、きりかえします。
オポのむねのふくがきれました。
『みごと!わたしをたおせるひもちかいな・・・・・』
『おとうさん。ぼくは・・・・・・』
『いうな!おまえのいいたいことはわからないが、言わないほうがいいこともある。』
『・・・・・・・・・』
『おもえば、おまえには、おやとして、けんをおしえたが、ほかのことはおろそかになってしまったな。もうどうくつをでなさい。そうしてももにあいにいきなさい』
『・・・・・・はい』
そういうと、オポのげんえいはきえてしまいました。
ポンはにもつをせいりしてどうくつをでます。
あおいそらがみょうにめにまぶしくうつりました・・・・・・
「ポン!」そうポンチがいいます。
「ポンチ!ぼくは、しゅぎょうをおえたよ。パドワンはもうそつぎょうだね。」
「‥‥ポン、まだまだだよ。きみはまだまだ・・・・・」
「ぼく、ももにあいにいこうとおもうんだ。」
「そっか・・・・・」
そういってふたりはわらいあい、スウラのくにへとかえっていきました。
おしまい




