痛みについて
最近、寒いせいか膝が疼く。
人間には痛みに強いタイプと弱いタイプが有るらしく、私はどちらかと言えば強い方だ。
そして私の相方さんは弱い方なのだ。
私は大抵の痛みに対して
「う”〜」
っとガマン出来るが、相方さんはそうではない。
ちょっとした事で
「ぎゃ〜ぎゃ〜」
と騒ぎ立てる。
私にとってはちょっとした事でも相方さんにとってはこの“ちょっとした事”が“大ごと”らしい。
たんすの角で小指を引っ掛けたとか、深爪したとか、本当にくだらない事を大げさに報告してくる。
友人にも痛みに弱いタイプが一人いる。
こちらは後天性の要素が強い、痛みに弱いので直ぐに鎮痛剤を飲む。
鎮痛剤を多用すると、益々痛みに敏感になり弱くなるそうで、友人はこのタイプだ。
「頭が痛い」
と言っては鎮痛剤を飲む。
「少しくらいの頭痛なら我慢しなさい」
と言っても
「無理!」
と、聞く耳を持たない。
二人共その繰り返しで、しまいに私は
「あ〜はいはい、痛いよね〜」
と、おざなりな返事を返すだけになってしまうのだ。
こんな事を繰り返していると、私は冷たい人間なのではないか?と自問してしまう。
私に限るのかもしれないが、身体的痛みに強い人間は他人の痛みにも、そして心の痛みにも疎いのかもしれない。




