春暁 しゅんぎょう
春暁と言うと、あまり馴染みがないように思われますが、これはあの“春眠暁を覚えず”の漢詩の題名です。
この“春眠暁を覚えず”は日本人でも大人なら大抵は知っているフレーズですが、これは春暁の最初の句です。
しかし最初の句は知っていても、次の句をすんなり言える人は少ないのではないでしょうか?
ともあれ、春の陽気を感じるようになると、この句が真っ先に思い浮かぶと言っても過言ではありません。
それは何故か?というと、春は眠くて眠くてしょうがないからです。
でもこれ本当の意味は日本人の大半が思っているイメージとは違います。
日本人は春は眠くてなかなか起きられないといった、どちらかと言うとネガティブな捉え方をしている人が多いようですが、本当の意味は、春は心地良く眠れてついつい寝過ごしてしまうというポジティブなものなのです。
以下【春暁】全文と現代訳
春眠不覚暁
(しゅんみん あかつきを おぼえず)
処処聞啼鳥
(しょしょ ていちょうを きく)
夜来風雨声
(やらい ふううの こえ)
花落知多少
(はな おつること しる たしょうぞ)
春の夜は心地良く、夜が明けたことも気付かず寝過ごしてしまった。
ふと目覚めると、あちこちから鳥のさえずりが聞こえる。
そういえば、昨夜は風と雨の音がしていたが
(あの風雨で)花はどれほど(多く)散ってしまったことだろうか。
以上、眠くて眠くてしょうがない私が春暁を思い出したので書いてみました。
(いや、私は年中眠いんですけどね……WARA)




