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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

忘却の泣き声★生命誕生の秘話

作者: 百合香

このお話は僕が鬱で1番辛いときに考えてた事です。

ぜひ最後まで読んでほしいです。

宜しくお願い致します。

私の目の前に10枚の扉がある、まわりには私と同じ、白い塊が20個くらい浮かんでいる、不思議とその扉には近づかないほうがいいと本能で感じている


 となりの白い塊がその10枚のうち1枚の扉に向かって勢いよく飛んでいった!扉は音をたてずに静かに開き!白い塊がその扉の中へ消えていった、最初に抱いた感情は怖いだった、


 まわりの白い塊たちは次々と扉に向かって飛んでいった、最後の1枚になった私は怖くなり逃げ出した、あの扉が怖い、なぜだか分からないが恐怖心だけがあった


 早く逃げなければ、扉はドス黒く、まがまがしい形をしていた、いや私にだけそう見えるのかもしれない!不気味な雰囲気の扉はそばにいるだけで、扉側からこちらに迫ってきそうな感覚だ、逃げなければ、私はその扉から逃げなければ、理由は分からない、


 私は扉から逃げるように体を必死に浮かした、


 と、突然、私のまわりの白い塊が私に向かって飛んできて!扉へと!私を押し込もうとしていた!


 私は必死に逃れようと暴れてみせた、白い塊は5つくらいはあるだろうか、私一つの力では、叶わない、私は必死に抵抗する、


やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ!


はなれろ!はなれろ!はなれろ!はなれろ!


私の白い塊には言語はない、ただ心に思うだけ、


怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ


私の心の思いと裏腹に!私のまわりの白い塊はドンドン私を扉へと近づけさせる、扉がゆっくり開くのが分かる、


 扉の向こう側から生ぬるい風が吹いてきた、なぜだか分からないが私はその風が気持ち悪い、


行きたくない、行きたくない、行きたくない、


私の白い塊は震えている、、まわりの白い塊は、早くあの扉へと行くんだと力強く押されている、


 もう扉は目の前だ、そして一瞬よく分からない現象が頭の中でかけめぐる、


ワハハハハハハハハ、ワハハハハハハハハ、


 私には分かったこれは笑い声だ、その笑い声はまわりの白い塊のものだと分かった、


 オメデトウ、オメデトウ、オメデトウ、オメデトウ、


 オメデトウ??よく分からない言語が頭に流れてくる


 アナタモコレデマタ、アノセカイノ、

イチインヨ、カンタンニ、ニゲレナイノヨ、ヨウコソ、ヨウコソ、ヨウコソ、


 分からない何を言ってるのか、まわりの白い塊も震えだした、私も震えだした、


 アナタニハ、センタクシハナイノヨ、


アハハハハハハハハハハハハハ!!!!


 やめろやめろやめろやめろやめろやめろ

笑うな笑うな笑うな笑うな笑うな


 ぅああああ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ


私は叫びつづけた!なぜだか分からない、なぜ恐怖するのか、なぜ怖いのか、私は力およばず、扉の中に吸い込まれた。そしてゆっくりと扉は閉ざされた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「オギャァー!オギャァー!オギャァー!」


「産まれましたよ!おめでとうございます!元気な女の子の赤ちゃんですよ」


「ぁあ、、、私の元気な赤ちゃん、こんにちはぁ」


「オギャァー!オギャァー!オギャァー!オギャァー!オギャァー!オギャァー!オギャァー!オギャァー!オギャァー!」


「あらあら必死に泣いてて元気な赤ちゃんだねぇ」


いかがだったでしょうか?

少なくとも僕はこの世界を愛することができません。


一見、読み返すと白い塊という表現が精子を思い出させるが!実はこれは違います、僕は魂をイメージしていました。


魂は宇宙にあり!その扉は!母親の肉の穴だ、宇宙には扉がありその向こうは僕達の住む世界、輪廻転生を繰り返す魂は!この世界の苦しみを知っている、なので!苦しんで生きていた人間は、この世界が恐怖でしかない!


当然、またそんな苦しい人生を歩むのは本能的に嫌だと思う、

僕もそんな1人だ!最後の表現の赤ちゃんの泣き声は!この世界の苦しみの泣き声です。全ての赤ちゃんは産まれた時に泣くのはこの世界の苦しみを知ってるからだと思ってます。


今日も生きたいと死にたいを抱えて生きてます。

そして!僕の産まれた使命について!かんがえるのであります。


ここまで読んで頂いてありがとうございました。




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