龍一
サブタイトルは『龍一』ですが
アホ毛ちゃん視点です
よろしくお願いします
『正体を明かしても構わない』って言われてもなぁ
一度『知らない』って言っちゃったから声をかけずらいなぁ
そんなこんなで滝登君に話すか話すまいか悩み続けていた。
水曜日、
・・・よし!今日はいいか!
木曜日、
やるか!やろうやろう明日やろう!
・・・このセリフ前にも言ってたような..
金曜日、
やばい!今日の逃すと絶対に言えない、
休みを挟むと絶対に言えない!
でも・・・
・・・いつか言うときが来るし、ずっとドキドキしてるより、早いうちに話した方がいいよね...
よし!話そう!
登校を開始した
朝は色々忙しいから帰りに話してみよう
そして帰りのホームルームが終わり、いち早く滝登君のところに急いだ
「少し、いいかな...この前のことなんだけど...」
「おう、構わない」
「それじゃあ」
私たちはこの前と同じ人気の無さそうなところに移動した。
「それで話って?」
私は息を整えてから言った。
「私は普通の人間じゃないの、」
「やっぱりか、」
「私はこの地球に降りてきて、力は弱くなっているけど...」
と、言って続けた
「私は天使です」
「なるほど、話してくれてありがとう。」
「君も、普通の人間じゃないんでしょ?」
そして少し間をあけて彼は答えた
「・・・あぁ、俺も普通の人間ではない」
「君は・・・何者?」
「すまない、ここでは俺の正体、能力は見せられない、もっと広いところなら見せられる。」
「そう、じゃあ機会があれば、見せてもらおうかな、それじゃあまた来週。」
「おう」
ありがとうございました
次回は別視点です
よろしくお願いします!