そふぁー
真っ白な壁を見て1人を感じる私に、私は一言こう言ってやりたい
自分で選んだ壁だろうと
自分で選んだソファーに座る、自分自身にそういってやりたい。
望んで選んだわけじゃない
そういう顔をする自分に
選ばれた物の気持ちを教えてやりたい
続きを書けず立ち止まる自分に、自分ならこう言ってやる
悩む余裕があるんじゃないかと
悩んで選んだソファーに寝ころぶ、自分自身は泣いていた。
こうするしかなかった
悟ったような顔をしている
自分の気持ちは教えてやれない
簡単なことを教えてやろう
お前は、いや私自信は間違った
でもその間違いは、誰かのための間違いだった
何か言いたそうな
怒ったような顔をしている
認めたくないのだろう
一ついいこと教えてやろう
私は私のソファーを壊す
信じられない
目を丸くした
そりゃそうだろう
そっと自分の背中に背中を合わせ
抜けそうな腰をささえてやろう
改めて
いいことを教えてやろう
お前は独りだ
だけど私も独りだ、たくさんの独りの中の一人だ
そんなに揺れるソファーはやめて
すこし歩いてみたらどうだ
新しくできたソファーに腰掛け
私とゆっくり歩いて行こう