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【79】 ずっと一緒

 俺はルナの生身を感じ、無事に出血多量で死亡。


 とても泳げる状態ではなかったので、ずっとルナに膝枕(ひざまくら)してもらっていた。ソレイユとミーティアは二人でワイワイ遊んでいたけど、せっかくの海だからな。


 仕事のことは忘れ――今、とても幸せだ。


 しかし、ちょっとでも目を動かすと、まぶしい程の白い(はだ)が出現する。上を向けば、そこには二つの丘が。



 ……参ったな。



「気持ちの良い天気ですね。海もあんなに透き通っていて綺麗(きれい)ですし、ソレイユもミーティアちゃんも楽しそうです」


「あ、ああ……」


「? どうかなされたのですか、カイト様」


 顔を覗き込んでくるルナは、目を合わせてきた。


 まともに合わせられるかってーの! その前にダブル爆弾がっ! それでもルナは顔を近づけて、息の掛かるくらいの距離に……うわぁ、もう頭の感触とか桜色の唇が……近い。


 ていうか、頭が幸せすぎ……って、ひょっとすると、わざと!?


「な、なんでもないよ。ところで、ルナは泳ぎに行かないのかい? せっかくの海だよ。みんなと楽しんで来なよ」

「わたしは、ずっとカイト様のお(そば)にいます。たとえどんな事が起ころうとも、一人になんてさせません。ずっと一緒です」


 ちょっと頬をぷくっとさせ、ムキになるルナは可愛かった。



「そりゃ嬉しいけど、俺なんかの相手ばかりじゃつまらんだろ~」



「いいえ、カイト様がつまらないなんて、とんでもございません。わたしにとって、カイト様は最高の癒しなんですよ♪ それに、普段のお仕事で疲れているカイト様を癒す。これがわたしのメイドとしての究極の使命ですから全然苦ではありません。むしろ、至福を感じているほどですよ♪」


 また、ぎゅっ……とされ、俺はもっと幸せになった。すげぇ包容力だ……俺、ルナに出逢えて良かったぁ……。

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