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【26】 肩代わり

「2億はとてもじゃないけど、足りないよ」


 俺は事実を少女に突き付けた。

 いくら『Lv.1200』といえど、精々『10,000,000セル』だ。2億には到底届かない。それを詳しく説明すると、少女は項垂(うなだ)れた。


「そんな……それでは全額返済は……」

「うん、無理だね」

「わ、私は身体(からだ)を売るしかないのですね……。そ、そうだ、私の身体(からだ)も買い取って戴けませんか!?」

「へ……」


 そのタイミングで、ルナも戻って来た。


「………………」


 あ。

 コレ、地味にまずい。


「カイト様……こんな小さな女の子となんの話をなされていたのですか? 詳しくお聞かせ願いませんでしょうか。事と次第によっては……」


「ままま、待て! 話すから!」



 かくかくしかじかと事情を話した。



「――なるほど。このエルフの女の子、ミーティア様にそんな深い事情が……」


「ふぅ」


 なんとか納得して貰えたゾ。

 命拾いは出来たかな。


「分かりました。では、こうしましょう!」


 なんだか先生のように得意気になるルナは、提案した。


「カイト様がその借金を肩代わりされるのです……!」

「…………ナンダッテ?」



 なんだってええぇ~~~~っ!?

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