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seek one's fate  作者: 六軒さくみ(咲海)


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2/12

*引き裂かれていく時間(後編)*

***ずっと一緒にいられると思っていた。

   為す術なく離れてしまうあの時も***

 


 ルリは部屋のロックを解除してくれなかった。  


 一日目はルカもあきらめた。アスランもあきらめた。

 二日目は食事の心配もあるから、とルカが強行突破を試みたが、無駄な努力に終わってしまった。

 引越準備に追われているアスランが、前日に起きたルカとルリの攻防戦を知ったのは、本日、三日目。


「ずっとこの調子。引きこもりのお姫様、さすがの僕もラン姉さんもお手上げ」

「まあ……あらかた予想はしていたんだけど。ここまでとは、さすがに想像はしてなかった……ルカ、学校に遅れる。俺とルリはお休みしますって、もう連絡は入れたから」

「分かった。今日で三日だし。さすがにルリの身体を考えるとね。アスラン、ルリをお願いね」


 鞄を抱えたルカがアスランの背中を「お願い」と軽く叩くと、振り返ったアスランが力強く頷く。


(これは、嵐かな?)

「あら、ルカは学校に行くの?」

「うん、上は間違いなくこれから嵐が来るだろうし、とばっちりは喰らいたくないからね。ラン姉も避難したほうがいいよ」 


 笑いを含んだ声に、ランの表情にも笑顔が浮かぶ。

 先ほどまで心配を顔に浮かべていたルカが今は笑顔だ。

 ルリのことに関してはアスラン同様、取り憑かれているようなルカが、笑顔を浮かべているということは、上のお姫様の籠城劇も今日一日の命なのだろう。


「こりゃ、上は根比べかな?」

「多分ね。どっちも頑固だからね。だけど今日中には決着が付くと思うよ。今回ばかりは、ルリがどんなに粘っても無理だしね。それに珍しくアスランは気合いが入ってるし。後はアスランがいつ強行突破するかでしょ」


 そうルカもルリも頑固だが、特にルリは、ルカよりも頑固者だが、アスランはそれに輪をかけて頑固なのだ。

 あげく腹をくくったときのアスランは誰も太刀打ちできないのだ。

 ったはずなのだが、重層な扉がこれほどに恨めしく思ったことはない。

 数時間前、ルカを学校へと追い出し、最初はドア越しに懸命に優しく説得を続けていたアスランが、何故このような暴言を口にしているかと言えば、この一時間で起きたルリとアスランの攻防戦が原因だ。

 唯一、家にいたランは、とっばっちりを回避するため、買い物と称して外出してしまった。

 これから予想される嵐を確実に察知していたな違いない。そして、親友のルカも。

 確かに学校に行けと送り出したが、ルカにだってこの嵐を十分に予想していたはずだ。


 扉の前を陣取ってルリに必死に呼びかけても、返事が返ってくることはなく。

 冷静に考えれば、こんなに長くルリの姿を見ないのも初めてだった。

 寝ている時間と、学校の授業時間以外は、一緒にいることが当然で、家族と共有する時間よりも長い。

 互いの性格も理解しているし、長所も短所も知っているし、下手をしたらおねしょの数だってわかっいる。

 なのに、こんなにルリが頑固だとは思わなかった。

 正しくはルリにこんなに根気があるとは知らなかった。

 根気というには語弊が生じるが、ルリは意外と飽きっぽい部分がある。

 だから今回も早々に折れてくると思っていた。

 どんなに頑張っても引越は止めることは出来ない。

 頑固さと素直さを同居させているルリも、冷静に考えれば判るはず。

 と思っていたのだ。


 一時間、二時間、三時間と経過し、アスランもロックを外部解除するという強行手段に出ることにした。

 ルカは失敗したと言っていたが、自慢ではないが、この手のことに関してはルカよりも自分に分がある。


 はずだったのに。

 ルカが学校から戻ってきた頃には、アスランの顔には焦りと怒りによる青筋がくっくりと浮かんでいた。

 ついぞ拝むことの出来ないアスランの不機嫌顔に、さすがのルカも半歩下がったくらいだ。

 そして、アスランから今日一日の報告を受けた後には驚愕と同時に呆れたのだ。

 自分の妹の才能に。

 だから、どんな大声を挙げても仕方のない事だった。


 呆然と立ちつくすルカを強引に引き戻したのは、アスランの聞いたこともないほどの低い声だ。

 学園の女生徒が聞いたなら裸足で逃げ出すこと間違い無しだ。

 『暁の王子様』は今は確実に『恐怖の大王』と化しているのだから。

 それを判っているだろうに、アスランに真っ向勝負(と、いうかは謎だが)を仕掛けて戦っているルリにも頭が下がる。


「お前達双子の喧嘩は見境がなくて迷惑だ」とアスランによく言われるが、そんな生やさしいものではない。

 ルカとルリの喧嘩は往々にして口論が主だ。

 時々、ルリが一方的に実力行使に出ることはあるが、こんな高度な技術を使って喧嘩をした事などないのだ。


「コレ。この家の防犯プログラムや内部システムに何度もアクセスするんだけど、アクセスする端から書き換えてる!」

「ルリってば、そんな高度な事が出来るのになんで学校の成績は悪いんだろう?」

「ルカ、問題はそんなことじゃないだろ! 」


 ものすごい勢いで怒鳴られて、下手をしたらとばっちりを食らいかねない状況に不用意な一言は禁物だ。

 ましてや相手は朝からこの攻防戦を繰り広げ、精神的にも肉体的にも臨界点に達しているアスランだ。

 自分がとんでもなく危険な空間にいるとことを、悟ったルカは、現実逃避なんてことをしていたら、本当にとばっちりを喰らう事が目に見え始めて、アスランの気持ちを少しでも、和ませようと努力するも、動揺からまだ抜け切れてないルカの気遣いなど、この場合なんの救いにもならない。

 

「お前達兄妹はどうしてこう大雑把なんだよ!」


 苛立ちを含んだ怒号が響き渡る。

 ルカしてはアスランの心配を取り除いたつもりだったが、逆に臨界点を引き起こしたと気が付いくと同時に、ルリの隣の自分の部屋に咄嗟に避難した。

 放射能をかぶる寸前で。

 これもつき合いの長さからくる危険回避の才能か。

 とにかく今のアスランには何を言っても無駄だと判断するだけの冷静さくらいはルカも有している。

 一方、当たり所に逃げられたアスランと言えば、完全な不完全燃焼で、その怒りの持って行き場に困り果て、思い切りPCを投げつけようとしたのは、ほんの一瞬だ。

 どんなに腹がたとうともモノに当たってはいけません、と日々、言われていることを思いだす。


 数度、深く深呼吸をして再びパソコンに向かう。 

 ルリの組むプログラムの癖は掴んだ。

 正直を言えば、ルリがここまで高度な技術を披露してくると思わなかったから焦ったことは秘密だ。

 これからが勝負どころだ。



 カチャリとロックが外れた瞬間、アスランは静かに息をつきドアを開けると、ルリの部屋に踏み込んだ。

 何度も入った事のあるルリ部屋。

 だけど、ルカから問われた言葉に緊張してからは敬遠していた部屋でもある。

 電気のスイッチを触ると柔らかな明かりが部屋を包む。

 アスランが探し求めるルリは、窓際に置かれた大きな白いソファの上で、膝を抱えて座っていた。


 それはルリが泣くときよくしている姿。

 気が強くてお転婆で、天真爛漫が代名詞のルリが、実は寂しがり屋で泣き虫だと知ってる人間は少ない。

 双子の兄であるルカと姉のランそして自分だけだろう。

 以外とプライドが高いルリは自分の泣き顔を弱い部分を人に見せようとはしない。

 どんなに無理でも笑っている方だ。

 放っておけないのは、それが分かるから。

 側にいて励ましてやりたい。

 だけど、それが出来なくなるのだと思うと、アスランには直ぐに言葉がでてこない。

 離れると言うことは、そういうことなのだ。


「ルリ、いい加減にしないと怒るぞ。ご飯も食べない、返事もしない、部屋から出てこない。いつまでふて腐れてるつもりなんだ、いい加減にしろよ」


 キツイ言葉のつもりだが、声に『怒っている』を込められないのは仕方がない。

 こんな姿のルリを見たら胸が痛む。

 こうなることは予想していた。

 はずだったが、予想が付くと余裕に構えていたことを、アスランが後悔するほどにルリの姿は切ない。


「…アスランの嘘つき」

「ルリ、これは決定事項で仕方のないことなんだよ。俺たちは親の庇護下で生活をしている以上、勝手は出来ないし、ある程度は親の指示に従わなきゃらない」


 少しずつ、ルリに近づくもルリは一向にアスランを見ようとはしない。

 近づいた途端、クッションを手にして顔を埋めてしまった。


(この姿は知っている。あの時も、こうしてルリは泣いたんだから。

 あの時は、ずっと側にいるよって、約束出来たのに。

 今はどんなにルリが悲しんでも、側に居ることができない、約束をしてやることもできない)

「…アスランの嘘つき、馬鹿」

「ちゃんとこっち向いて、俺の話を聞いてルリ」


 ルリの座っている隣に腰を下ろす。

 だが、ルリのアスランに対する暴言はエスカレートするばかりで、顔を上げようとはしない。


「アスランの嘘つき、馬鹿、単細胞」

「ルリ、いい加減しろ! 俺はルリと話をしたいんだ」 

 

 ほんの少し苛立ちが含んだ言葉が出た。

 泣き出しそうなのも分かっている。

 ルリの声も肩も震えているから。

 優しい言葉をかけてやりたいと心のどこかで思っていても、ルリの頑なな態度が微かにアスランを苛立たせる。

 そして自分にルリを納得させるだけの言葉が出てこないことや、こんな時にどうやったらいいかも分からなくて、自分自身にも苛立ちが募る。


「どうして? どうしてアスランはコクーンに行っちゃうの? 一緒にいてくれるって言ったのに。ずっと一緒に、ずっと側にいるってアスラン言ってたのに……約束したのに……」

「ゴメンねルリ。だけど父さんの立場もあるんだ。どうしても一緒に行かなきゃならない。ルリやルカと離れるのは俺だって嫌だけど、だけど、これは決定でもう覆せないんだ。寂しい思いさせるかも知れないけど」


 そっとルリの頭を撫でようとしていたアスランに、ルリが思い切り抱きついた。

 その勢いで倒れそうになる体を支える。

 抱きついてきたルリは泣いていて、肩に感じる涙の暖かさにアスランの心も切なくなる。


「寂しいのは嫌! アスラン……寂しいのは嫌。ずっと一緒に、アスランと一緒にいたい!」

「ごめん、ごめんねルリ。もう少しで学校は長期休暇だろ? そしたら遊びににくればいい。ねぇ、ルリ」


 自分の声も微かに震えている。

 これほどストレートに「寂しい」「離れたくない」と言われて胸の痛まない人間なんているのだろうか。

 それも自分が一番大切だと思っている子に言われ、平気な男などいるのだろうか。


「アスランの嘘つき、馬鹿、単細胞、分からず屋」

「嘘つきで、馬鹿で単細胞、あげくにそう来るか?」

「アスラン…離れるのはイヤ、寂しいのは……イヤ!」

「ごめん、ごめんねルリ、一緒にいられなくてごめん」




『それでも、泣かないでとは言えない。ごめんね、は、たくさん言えるのに、泣かないでは言えない』





***シャトルの窓からみた景色に息を飲んだのは一瞬。

   あれ以来、心の中でその名前を叫びつつけている***



 人々が行き交うブルーム民間宇宙港の出発用プラットには、やはり同じように旅立つ人と、それを見送る人々が他にもいて、その様子を見ていたルリの表情が曇っていくのを、ルカもアスランも止めることは出来なかった。


 アスランとルカがルリを真ん中にして手を繋いで歩くのもこれが最後で、自然にルリの目に涙が溜まる。

 初めてこうして歩いたのはいつ頃だろうか。

 一緒にいるよ、側にいるよ、と何度も約束したのは、あの5歳の夏。

 最初は同じくらいだったルリの手は、今ではアスランの手で包み込むことが出来る。

 同じくらいだった身長は、徐々に違いが出ている。

 次に逢うときにはルリを見下ろせるかも知れない。それだけの時間ルリと離れてしまうのだ

 寂しくないはずがない。

 アスラン自身は友達の多い方だ。

 ルカにしても友達も多い。

 そしてルリも。だけど違う。

 どんなに友達がいても、この三人が築きあげた信頼は、どの友達とも持ち得るものではなかった。


 寂しいのは当然で。


 出国審査の時間が近づき、アスラン達が搭乗するシャトルの搭乗口と時間を知らせるアナウンスが流れた瞬間、ルリが「離れたくない、寂しいのは嫌だ」と泣き出し抱きついた。

 ルカがそのルリを引き離そうとしたのが見えた瞬間、アスランがルカに目で「いいよ」と合図を送る。

 アスランの父のエイドリアンはすでにゲートに向かっていて、その場にいたのはアスランとルリ、ルカそしてランだ。

 エレクトルは仕事の都合で、別居することが決まっている。 

 抱きついて泣き出したルリの髪を撫でると、自分でも信じられないほど優しい気持ちが芽生える。

 「恋」や「愛」だと知るにはアスランは鈍感過ぎて子供だったが、それでもその気持ちが、今後の自分の人生を左右するとは、このときにはまだ気づくことも、知ることもできない。

 けれど、この大切な幼なじみの、この温もりだけは忘れたくない、と強く思う。

 最終アナウンスが流れ、ルカがルリを引き離そうとした時、アスランがルリを優しく押し戻して、自分の首に掛かっていたペンダントをルリの首にかけた。

 出発が決まったときから、これを絶対にルリに渡そうと決めていた物だ。


「ルリ、これ見て?」

「……」

「ルリも知ってるよね。俺の母さんの形見。これ、お守りなんだって。だからルリにあげる。ずっと前からあげようって思ってたんだ。俺の代わりにルリを守ってくれますようにって」


 ルリの首にかけられたのは、アスランが父から渡された母親の形見でルリと同じ瞳の色の青い石がついていた。

 女性らしいデザインだが、アスランにはたった一つの形見でとても大切なものだ。

 けれど、父から母親の形見だと渡された時から、いつかルリに渡そうと思っていたのだ。

 ルリにもアスランがどれほど大切にしているか分かっている。

 だからルカだって驚いたし、ランだって驚いた。

 堅物で鈍感なアスランにそんな器用なことが出来るなんて、想像しなかったこともある。

 が、二人の驚愕はこれでは終わらなかった。


「ルリも天然だけどアスランも天然。この二人、天然すぎてやばくないの?」と、いうルカの至極失礼な言葉は、心の中だけで叫ばれたので、ルリとアスランのムードを壊すことはなかったけれども、目の前で繰り広げられる、幼なじみの領域を十分に超えた、恋人同士のような別れの場面を見せられたら、双子の兄としてはとても複雑だ。

 結婚式で父親が娘を相手に差し出す気分はこんな感じか、と。

 ただでさえ、その場に居たたまれなくなっていたのに、繰り出されたアスラン言葉に、ルカはもっと居たたまれなくなった。


「ねぇルリ、代わりにコレを俺に頂戴。いつでも一緒って意味だよ?」


 そう告げると、優しくて爽やかで、どんな女性をも一瞬にして虜に出来るであろう甘い微笑みを浮かべルリの首にかけられていたネックレスを持ち上げる。

 その仕草と来たら、どんなホストでも、どんな詐欺師すらも勝てることはないのだろうかと思うほどだ。


(アスラン、絶対に詐欺師にならないでね。てか、神様。ルリはもしかして女性代表の生け贄?)


 等と、やはり失礼極まりない言葉を連呼しているルカは、この甘い雰囲気と初めて拝んだかもしれないアスランの姿にすっかりやられていた。

 なのに、当のルリとアスランは至極真面目なのが、見ている方にすればたまらない。

 そんなルカの複雑な気分を打ち破ったのは、アスランが自分のモノと交換してといって、ルリの首から外したネックレスを見るまでだった。


 それは離婚した両親の結婚指輪を一つの指輪にしたものだ。 

 両親の離婚の原因は未だに謎で、別に夫婦仲が悪かったわけではない。

 現に離婚後の今でも頻繁に連絡を取り合っては逢っている。

 どちらかと言えば仕事の忙しい別居夫婦に近い。だが離婚して母が自宅を出たことは事実だ。

 当時、どれほどルリとルカを打ちのめしたか。 

 あの時、アスランはルリの側を離れずに『ずっと一緒にいるから、俺はルリの側にいるから、泣かないでルリ、俺はずっとルリだけの傍にいるから』と、何度も呟いて両親が外した結婚指輪を握りしめて泣き続けるルリを一晩中抱きしめていた。

 数日後、両親の結婚指輪をルカから受け取ったアスランは、その指輪を一つにしてルリに渡して驚かせたのだ。

『ルリ、おじさんとおばさんはいつでもルリと一緒だよ、そして俺もね』と告げて。

 それ以来、ルリはその指輪を片時も離さなくなった。

 ルリにとってみればそれは、両親との絆であると同様に、アスランとの『約束』の意味も含んでいる。

 アスランがそれを知っているのかは分からないけれど。

 ルリの首からその指輪のネックレスを外すと、自分の掌にのせた後ルリに「つけて」と笑顔を向けた。


(ああ、神様。アンタレス様。この罪つくりな鈍感男とルリを幸せにしてあげてください)


 今度こそ、搭乗ゲートの最終案内が流れ、ルリとアスランの距離が開き始めた。

 ルリはやっぱり最後まで「離れたくない」を言い続けて。


「ルリ、ちゃんと笑って。いつもの元気はどうしたの?ルリが笑ってくれなきゃ、俺が思い出すのはいつもルリの泣き顔ばかりになる。ルリ笑って」




 今でも、ルリの言葉が胸に響く。


『アスラン、離れたくない。一緒にいたい、寂しいのはイヤ、傍にいて!』



 シャトルが打ち上げられたその瞬間、無数の戦闘機が飛来し眼下に広がるその光景に息を止めた。

 宇宙港は無数のミサイルが打ちこまれて一瞬で火の海になった。

 胸の指輪を握りしめたときには、もう、シャトルは大気圏に投入していた。


 泣き叫ぶ自分を父が必死に取り押さえたのを覚えている。


 体中が震えていたのも。



 そして、NC252年。




『……あれから、二年。俺は武器を手にしていた。ルリとルカと、再会出来ることを祈って手にした武器が今は心を重くしていく』


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