あとがき
お読みくださりありがとうございます!
八神鏡です。これにて、本作は終わりとなります。
転生阻止ラブコメ、書いていてすごく楽しかったです。
書きたいものが書けたなぁ、という感想で大満足でした。
ただ、一点だけ。
少し風呂敷を広げすぎた点があるので、ここで解説させてください。
それは、麗奈とレイナールについてです。
作中で二人は同一人物である、と説明しましたが……なぜ同一人物の二人が存在するのか、を語ることができませんでした。
それがなぜなのか、設定を解説したいと思います。
本来、光喜は異世界に行く運命でした。
フィオ、ヘイム、セーラ、そして女神レイナールと共に旅をして、魔王を討伐する運命だったのです。
しかし、その旅でフィオ、ヘイム、セーラは命を落とします。
魔王の討伐こそ成功しますが、光喜は悲しみから立ち直れなくなってしまいます。
彼が夢見ていた楽しい異世界転生ではなかったのです。
辛い旅で精神を病み、彼はとうとう自ら命を絶ってしまいます。
その運命を、誰よりも近くで見守ってきたレイナールが拒みました。
彼女は神の権能を使って、過去へと介入。自分の分身を作り、光喜の運命を捻じ曲げたのです。
異世界ファンタジーではなく、ラブコメこそが光喜にふさわしい。
そして、彼女は彼に恋をしていたからこそ、自分が幸せになるためにも、新たな物語を紡ぎました。
その部分も、できれば書きたかったのですが……かなり長くなりそうなので、体力的に無理だと判断しました。
ひとまず、書きたかったラブコメは書けたので、ここで終わりとさせていただきます。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!
また別の作品でも、よろしくお願いしますm(__)m
八神鏡
【あとがき】
お読みくださりありがとうございました!
また、この度新作の投稿も開始しました。
『ファイヤを売ってただけなのに!? ~うっかり大炎上してなぜか魔王になった貧乏幼女の話~』
という作品です。ぜひぜひ、こちらの作品もよろしくお願いしますm(__)m