自己中バンザイ
自己中バンザイ
自分のことは自分がよくわかってる
そんなことない、自分からじゃわからないことだってたくさんあるからそんな人を探していこう
そんなことを思ってくれたら嬉しいかも
今日も目が覚める
気持ちが悪い
明日なんか来なければいいのに
そう思ったのは何度目だろうか
死ぬ
誰にでも来ること、だけどそれを望まない人もいる
俺はその逆だ
生きていたってしょうがない
死こそがすべてを解決する万能薬だ
ある人は言った
「死んでも他の人が悲しむだけだ」
じゃあ、なぜ人は軽々しく死ねと言うんだ?
お前だって思ったことぐらいはあるだろう
そして、すごく典型的だが俺が死んだって悲しんで「くれる」人なんて一人もいない
事故で死ねばニュースをみた人は「かわいそう」
等と言って別に悲しまずにいるだけだ
そんなの一人個人が思う同情
別に同情なんて願ってもない
これが自己中だ
自分が同情すれば自分で満足して終わる
だが、死んだ俺にとっては満足どころかやめてほしいまである
お前に俺の何がわかる?
これを聞かずしてまで同情するならそれは本格的に自己中だ
自己中は良くない、協力をしよう
それもお前ら大人の自己中
何が言いたいのか、それは全ては自己中から成り立っていると、いうことだ
だが、自己中にも使い方がある
例えば、クラスでこれを達成したいからみんな協力してほしい
これはクラスというものをこれ以上良くしていきたいという自己中だ
だが、使い方を間違えると凶器にもなる
あまりうまくは表せないが、中学生で捕まりたくないからお前、たばこ買ってこいよ
など、自己中を自己中のまま終わらせる自己中もある
そこで、だ
いじめ、これも自己中から成り立っている
自分たちが良ければ他のことは知らない
完全なる自己中の塊だ
質より量
こんな言葉があるように別に一人一人が弱くてもいじめは強くなる
いじめられてるやつは自己中をなくしてる、そんなことはない
自分を守りたいからいじめられている
そうじゃないのか?
俺がそうだ
今日もつまらん日々を昨日からコンテニューする
そしていつもの支度を始める
俺は席につき今日も見て見ぬふりの教師を横目で見ながら床に倒れる
いつものことだ
別にシャーペンを手に刺されようが耳に切れ込みを入れられようが別にどうも思わない
いつものこと、だからだ
教師なんて当てにならない
だって、教師も一人の人間だ
面倒事は避けたい
俺も同感だ
そんなこんなで今日も血を垂らしながら家に帰る
親はいるわけがない
母はホスト狂い
父は夜逃げ
そんな奴らを親にしたのだから俺はバイト詰めだ
そんなことを思い出しているとクーポンの通知くらいしか来ない俺のスマホにメールが来た
差し出し人不明、メールアドレスはデタラメ
本文
二年になってどお?
元気してるw?
大変だったね〜
今はこれくらいだけど次はもっといいことしてあげ
るね
覚悟しとけよw
?
謎の区切り方をしているメールだなと、思いつつ俺はそのままヤンチューブを見始めた
なんかいいメールの文章思いつかなかったな〜