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SAKI 〜〜 ある少女の人生物語 〜〜  作者: ぴい
第5章 仲間たちの活躍

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「第86話」400メートル

 ゆなとカズキは東京の陸上競技場の近くのホテルに泊まった。

 今やメディアに陸上の実力も含めて注目されつつある、ゆなを気遣いシングルを2つ取った。


 チェックイン後、カズキの部屋で、ゆながカズキの筋肉をほぐす。


ゆな「結構カチカチね。かなり疲労してるから怪我だけは気をつけてね。」


カズキ「明日3レース。明後日決勝だからね。明日は2位以内に入る程度で軽い準備運動のつもりだ。疲労も回復するでしょう。だって今日までの練習より軽いからね。明後日は標準記録もあるから全力だな。タイム見て流せたら流すよ。」


ゆな「あなたが後悔しないようにやればいいわ。早く寝ましょう。明日は?」


カズキ「7時に起きて、8時には入る。9時にスタートだからね。ゆなは寝てていいから。」


ゆな「何言ってるの。大切な人の人生の全てを見たいから一緒に行くわ。」


カズキ「目立たないか?」


ゆな「帽子とかかぶるし、ダサいジャージで行くから大丈夫よ。」


カズキ「任せるけど、目があるから恋人の雰囲気は無しね。」


ゆな「あなたが戦うのに、そんな雰囲気はプラスにならないからしないわよ。寝ましょう。」


※※※


 翌朝、2人で会場に行き申し込み確認をすると、ストレッチをする。


9時になりカズキの出番となった。



第一レースは、最初に引き離すと軽く流すだけで2位になった。


ゆな「ベストタイムより5秒近くも遅いわよ。相当流したわね。」


カズキ「最初だけ。コーナリングの練習したかったの。いい感触あったよ。後は回り見ながら流しただけ。このレベルでは、最初本気は目立つよな。次はラストの練習にして、最初流すよ。」


ゆな「危険じゃない?」


カズキ「もちろん1位と離れない程度でしか力は抜かないよ。次は11時半か。この短時間は全力出してる人はキツイと思うよ。どんどんタイム落ちるだろうね。」



 ゆなが筋肉をほぐしていると時間が近づく。


ゆな「ねえ、カズキ。ライバルは?」


カズキ「一通り見てたけど。。いないな。練習本格的に始めた時なら、たぶん3人は危なそうだったな。けど、今の状態ならいないね。」


ゆな「油断しないでね。」



 第二レースが始まる。最初のコーナーとストレートまでは4位を維持し、最終コーナーで一気に追いつくと、最後は後ろを見ながら2位でゴールした。



 昼食を食べながら話をする2人。


ゆな「ねえ。何で2位なの?」


カズキ「印象に残らないほうがいいでしょう?やっぱ実力差ありすぎだな。ラストの力がみんな残ってないから、一気に追い抜いちゃうよ。でも、結果しか見てない人もいるよ。あの、今から走る4レーン。あの人が一番実力ある。でもたぶん僕より2秒は遅い。彼、全くマークして俺を見てないよ。自信満々なんだろうね。僕の存在なんて知らない年齢なんだろうね。例年の全国大会に出る目的なら確かにその程度でいいかもしれない。かわいそうだけど、明日分かるさ。次は彼1位、僕は2位のつもりだけど、ここからは油断すると4位とかになる場合あるから、競り具合見て危ない時は1位にする。でも彼が独走するから、ついてくだけでいいかな。」



 大学の恩師が近づく。


顧問「カズキ。相当仕上がってるな。全く本気で走ってないな。お前、あの頃より今のほうが力あるな。」


ゆな「はじめまして。」


顧問「おお、噂の彼女か。。あなたのおかげでカズキがやる気になった。感謝してるよ。しかし、すごい女を恋人にしたな。どうやって口説いたんだ?」


ゆな「私の一目惚れでーす。」


カズキ「当たり前ながら僕も一目惚れ。すごい綺麗な人をナンパしたら彼氏持ちだったから。その人が紹介してくれた。あっ!そういえばさ。彼女の販売方法の新商品のおかげでボーナス5080万円だったよ。」


ゆな「当たり前よ。あなたがヨーロッパで火つけたんだから。私ですら2000万円近くもらったんだからね。ねえ、ちょっと!そんなことより、さきが本命だったの?まあ別にいいけどさ。彼女はさすがにあなたでは無理だからね。」


顧問「すごい報酬だな。。経緯はともかく、陸上辞めて正解だったな。ああ、そういえば、彼女引退したらしいな。」


カズキ「私が連絡したすぐ後にね。ゆなは別れた話を聞いた時に、彼女引退するって言ったんですよ。本当にすごい女ですよ。」


顧問「ん?そういえばあなた、もしかして10000メートルの。確か東日本ブロックで勝った人だよな。うちの生徒3位に入った。思い出した。間違いない。あなた、ものすごい実力あるよね?」


ゆな「確かに2位でした。でも私の種目は世界の壁は厚いから、カズキのほうが世界に近いですよ。それにカズキに教わり、今の実力です。私だけでは今の実力にはなれなかったんです。」


カズキ「彼女は、練習では毎日日本記録で走れてますよ。」


顧問「すごいな。それは、さすがにうちの生徒では敵わないな。あれ、バテたフリだったのか。。演技まで上手いのか。そういえばテレビ出てるんじゃない?あれ、あなただ!へー。女優なら当たり前か。。」


ゆな「あの、女優はやってないですよ。モデルと何かゲストで時々出る程度で楽しんでいるだけです。それより、今のカズキ。日本記録より早いですよ。」


顧問「えっ?そこまでなのか。。確かに、あのコーナリングとか見てたらあり得るな。あの当時も日本記録の力があったからな。まあ、いろいろあったからな。。」


カズキ「顧問。僕は陸上を卒業するために最後の挑戦していますので、出ても世界陸上まで。そう決めてます。だから、生徒をオリンピックにって考えているなら、私を考慮しないで賢く立ち回ると有利ですからね。あと、お金要らないので全国大会に進んだら、先生の大学の職員に登録して下さい。」


顧問「何でだ?」


カズキ「私は大学に恩を返さないといけない。だから、大学を全国大会でアピールしたいんです。」


顧問「カズキ。。お前ずいぶん大人になったものだな。分かった大学に伝えておく。お前、本気で走るのか?」


カズキ「今回は走らないかもしれないですね。あの選手があの程度ならね。まあ、標準記録と相談しながら走りますよ。」


顧問「全国大会でうちの人間として出てくれるならありがたい話だ。残念ながら、今のうちの生徒では全国大会上位になれる種目じゃないからな。。ああ、準備あるだろう。失礼するよ。」



 カズキはストレッチだけする。


カズキ「毎日の練習より試合のほうが流してるから、全く負担ないな。」と最後の準決勝に向かった。



 準決勝では、初めて本命の選手と一緒に走ったが、本命選手が圧倒的リードで、カズキは2位に入り決勝進出を決めた。



 試合後、顧問に呼ばれ、大学での登録が決まった。既に会社員のため、大学のコーチ兼選手という扱いになった。



 夜、カズキはゆなを誘って東京デートする。


ゆな「デートする余裕があるのね。」


カズキ「いや、デートするでしょう。せっかく一緒に東京に来たんだよ?こちらのほうが大事だよ。」



 ゆなは一緒に楽しみんだ。最後に夜のデートスポットで後ろからイルミネーションに照らされた中でカズキにキスするのだった。


 

※※※


 翌朝、競技場に入った2人は11時の決勝に向けて準備する。


カズキ「ゆな。昼からの10000メートル見て帰る?」


ゆな「私は標準記録出すことしか考えてないから見なくていいかな。」


カズキ「それもそうか。じゃ、行ってくるよ。」


ゆな「怪我気をつけてね。」



顧問「今日は、本気出すのかな?」


ゆな「おはようございます。どうでしょうね。1位になることとタイム次第でしょうね。」



 カズキはスタートから全力を出しコーナリングを終えると1位。既に後ろは4メートルは引き離している。


顧問「すごいな。ものすごくコーナリングが進化したな。。」


ゆな「見える世界が違うから、変えないとヤバいって1週間前から慌てて練習してましたよ。あれ、まだ全力じゃないですよ。怪我に配慮してますね。」


顧問「しかし、これは。。速すぎるな。これはヤバいレベルだ。」



 最後のコーナリングを終えると10メートル以上引き離している。記録を見ながら最後の直線を流すと日本記録の1.5秒遅れでゴールした。



顧問「おいおい、本気か?流してこれ。。もう世界レベルじゃないか。。」


ゆな「私、言いましたよね。本気出したらコンディション良かったら世界記録出せますよ。練習ではいい線いってますから。」



顧問「そこまで成長してるのか。。本当に辞めるの?」


ゆな「陸上で年に6000万円稼げますか?まあ、今年だけ業界飛び抜けているだからだけど、通常なら良くて1000万円くらいでしょうね。でも、サラリーマンは60歳まで続けること出来ますから。私達は普通の生活に戻りたいから最後の陸上生活してるだけですよ。コーチなら必要ならしますけど、私は大学卒業しないと先生の学校でコーチ出来ないですね。」


 表彰式を終えて、カズキが戻ってきた。


カズキ「危なかった。ラスト抜かなかったら日本記録抜いてたよ。」


顧問「どれくらい落とした?」


カズキ「感覚的には、2秒くらいですかね?最初も100%じゃないから、ベストで走れたら4秒なら可能性あるかもしれないですね。」


顧問「世界記録より0.5秒速いじゃないか。。」


カズキ「先生分かってるでしょう?最高タイムが試合で出ないことは。だから、世界記録は難しいと思いますよ。長く破られていなかった世界記録。時代の進化で最近超えた人が現れたみたいですが、あの大会でベストを出せるのが偉大なんですよ。当然ながら、彼らはもっと実力がある。それに今の僕にはそんなことに価値を感じないですね。さあ、大学アピール出来るから恩返ししますよ。ゆな。帰ろうか。」


顧問「まずはおめでとう。」


カズキ「改めて、全国大会の前日に大学に挨拶に伺います。また連絡致します。」


顧問「おお、分かった。ゆなさんも良かったら来て下さい。」


ゆな「いいのかな?大学に確認して決めますね。」



 無事に自宅の最寄り駅に着くと、さきとひさおが駅にいる。


ゆな「あーっ。ひさおさん。」


ひさお「えっ?あっ。ゆなさんか。深く帽子かぶると気づかないな。」


さき「営業マン。ちゃんと男を見せたのよね。」


カズキ「ええ。一応、全国大会出場決まりましたよ。」



ゆな「お二人は何してるの?」


ひさお「ん?ああ、母さん待ってるんだ。あっ、来た。」



母「わざわざ悪いね。ああ、ゆなさんまで。」


ゆな「荷物お持ちしますね。少し報告したいから、家に寄りたいんですけど。」


母「いいわね。みんなで夕食食べましょうか。さきさんと一緒に作るから。」


さき「じゃあみんなで食べましょう。」



 自宅に着くと、陸上の結果報告をした。母はとても感心して、さきと一緒に夕食を作りにキッチンに向かった。


その姿を見てゆなが涙を流し「私。。こんなさきの姿見るなんて初めて。ひさおさん。本当にありがとう。」と感謝している。



料理を運ぶ母は「どうしたんだい。ゆなさん。辛いの?」と驚く。


ゆな「さき。お母さんにこんなにも。。。ずっと。。お母さん。本当にありがとうございます。さきをよろしくお願いします。」


母「さきさんの過去は聞いたよ。私の出来る限りのことはするわ。だって、私の大切な家族なんだからね。」


ゆな「私。胸いっぱい。涙止まらないな。」


 営業マンを制し、さきがゆなを抱きしめ「ありがとう。私、みんなのおかげで幸せよ。だから、ゆなも幸せになろうね。一生懸命作ったから食べましょう。」



 皆で夕食を食べる。


母「何か子供の頃を思い出すわ。私は大家族だったから。みんなで食べると美味しいわよね。今日の主役はゆなさんの彼だからね。」


営業マン「あ、ありがとうございます。」と泣きはじめた。


さき「何であなたが泣くのよ!」


営業マン「陸上で頑張って。家族にあたたかく迎えられた感じ。。大学時代は下宿だったから、こういうのはなかったんだよ。感動しちゃいました。」


ゆな「分かるわ。何か結局孤独なのよね。陸上は生活の一部だけど、家族でも陸上だけは離れた感じなの。でも今日は全くそれを感じないわね。」


ひさお「全国大会は会社のアピールになるな。」


営業マン「ああ、それなんですが。。今回は、大学に恩返し出来てないから、全国大会は大学のコーチ兼選手として世話になった大学をアピールすることにしました。もし世界陸上出れた場合はもちろん会社をアピールするつもりです。」


ひさお「それは好きにしたらいいよ。今回、会社は何も協力してないからな。」


ゆな「そういえば、ひさおさん。さき。ありがとう。特別ボーナス5000万いただいたそうで。感謝致します。」



さき「営業マン。既に財布のヒモ握られてるのかな?ヨーロッパの売り上げはあなたのせいでしょう?当たり前じゃない。」


営業マン「そうなのかな?微妙だな。。そういえば、さきさんも報酬もらったんでしょう?社長が騒いでたよ。満額勝ち取った~!って。」


さき「まあ。確かに昨日。。まあ、そうね。友人に隠すのは良くないわね。」と封筒を持ってきた。



ゆな「何?」


さき「報酬の契約書。」


ゆな「見ていいってこと?」


さき「仕方ないでしょう。みんなの額を知ってしまったからね。」


母「私も見ていいのかしら。」


さき「もちろんです。家族のお金ですから。浪費はしないですけど。緊急の時のために取っておきます。」



ゆな「な、何?この0の数は。いくらなの?」


営業マン「えっ!30億!。。お母さん。どうやら主役は僕じゃないみたいですね。」


母「何それ。ひさお。本当なの?」


ひさお「会社の利益とさきの貢献考えたら、少ないかもしれないな。」


営業マン「現時点でも利益の5%以下ですね。。功績考えたら。。確かにそうですね。」


母「これで少ないの!」


ひさお「さきがアイデア出さなかったら、1個800円くらいの利益のはずだった。それでも利益率高いほうだったのに、1個1万円にしてしまったのだから、3%なんて安いよ。25%もらってもおかしくない。」


さき「要らないわよそんな額。税金考えると、実際には18億くらいなのかな。節税しても20億は無理だと思います。お金は人を狂わせます。だから、このお金は手つけないつもりです。消えないように対策は考えないといけないです。銀行破綻だけでなく、国のデフォルトも考慮して。いろいろ悩み増えた。」


ゆな「もらえば新たな悩みになるのか。。確かに、ここまでは要らないわね。」


母「さきさん。しっかりしてるから安心ね。私達は、お金ちょうだいとか、親戚増えたりしないから安心してね。」


営業マン「ああ、いたいた!全国大会で決勝出た後に急に親戚増えた。」


ゆな「私はテレビ出たら、既に増えたから。もう増えないでしょうね。」


ひさお「ちょっと社長に連絡する。会社に横断幕大至急作らせないと。」



 ひさおが連絡して戻ってきた。


さき「えらく早かったね。」


ひさお「社長、会社にいるらしいから、すぐ来るって。直接聞いたほうが早いってさ。」


営業マン「えっ。社長が来るの。。。お邪魔だから、ゆな。そろそろ帰ろうか。」


ゆな「あなたのために来るのに逃げてどうするのよ。」



 さきは、面白いからまみも呼んじゃお。と『仕事終わり次第来て。』とこっそりメールした。



 社長が飛んできた。


社長「営業部長。どういうことだ。初耳だぞ。おお、ゆなさん。いや〜。相変わらずお綺麗で。」


ゆな「私、今日主役じゃないから。そもそも脇役でもない。ただの参加者。」



社長「そちらの方は。。」


さき「社長。偉そうにしてる場合じゃないから。ひさおのお母様。そして、私のお母さんよ。」


社長「それは。。すごい方じゃないか。我が会を支える2人のお母様。お会い出来て光栄です。」


母「えー。私もただの参加者ですよ。息子が大変お世話になっております。会社も社長も、さきさんの幸せの被害者のようね。よろしくお願いします。」



さき「ひさお。社長に本題を。」


ひさお「えーと。5月からかな?カズキさんは、陸上の練習してて、今日、最終予選で優勝したから、今月末の全国大会にゆなさんと揃って出ることになったんです。ちなみに今日、日本記録にあと1秒に迫るだったのかな?。。詳しくありませんが、意図的に遅らせて優勝したそうです。全国大会は世話になった大学のアピールのために大学所属コーチ兼選手として出るそうです。会社が横断幕でアピールするくらいはいいかと。全国大会で優勝する可能性もありますからね。」


営業マン「あの。。申し訳ないですが、今回は大学のアピールをさせて頂きます。もし世界陸上に出ることになった場合は会社をアピールさせて頂きます。ただ、世界陸上で陸上は卒業して営業の仕事を更に努力するつもりです。」


社長「もったいなくないか?」


営業マン「陸上は飯を食わせてくれません。それは社長がしてくれました。陸上の未練を消しなさいと、ゆなに言われたから頑張っているだけです。だから世界陸上に出れたら終わりにします。たまたま東京開催だから世界陸上に出るだけです。それに全国大会で記録出さないと出れません。」


社長「よし、それなら。。世界陸上出たら1000万円。決勝出たら5000万円。優勝したら1億円。次の役員会で決議する。陸上でも飯食えること、最後くらい味わえ。」


営業マン「そんなに。。それだけの価値があるのでしょうか?」


社長「お前、世界陸上だぞ?世界中が見るんだ。今や世界を相手に製品を販売している会社には宣伝効果は計り知れない。人気競技だ。日本のトップクラスと個別契約したら、そんな額を要求されるよ。まあ、華が短いからな。」


カズキ「えっ!実業団って。。」


社長「陸上ばかりやってる奴が知らないのをいいことに食いものにしてるんだよ。とは言っても独立したり、プロ宣言しても現実は厳しいだろう。だから難しいところだろうな。」


母「何か、みんな幸せよね。ひさお。いい会社に入ったわね。」


さき「お母さん。これ、みんなひさおさんから始まって出来た関係なんです。それに私が加わっただけ。ひさおさんが一番偉大なんですよ。」


ひさお「いや、みんなが素晴らしいからだよ。僕と社長は権力でもの言わせてるだけだよ。」


社長「まあ、返す言葉もないけどね。。横断幕、全国大会前に作る。派手にアピールしよう。ゆなさんのもアピールしていいかな?もちろん、世界陸上出たら同じ金額払うし、あなたはルックスが一流だから。。」


ゆな「ちょっと大学に相談させて下さい。私のは全国大会後に考えて下さい。すみません。」


 インターホンが鳴る。



ひさお「誰かな?宅急便か?」と言いながら玄関に行く「あれ?アルバイトは?休みなの。。これは。。まあ、どうぞ。」



さき「はーい。今から主役交代よ。」


まみ「さきさん。どうしたのよ急に。。」


 社長が振り向くとそのままフリーズしてしまった。


【補足】

当然ながら、夏に代表選考の対象の大会は現実世界ではありませんし、最終選考予選もありません。フィクションですので、ご容赦ください。

まあ、そんなことを言い始めたらキリがありませんが。

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