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SAKI 〜〜 ある少女の人生物語 〜〜  作者: ぴい
第4章 大学生活と新たな出会い

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「第67話」つまらない大学

 今週大学に行けば、ゴールデンウィークになる。大学カレンダーでも全て連休になっている。

 朝みゆと歩いて登校していると、みゆ「別の子の大学は連休じゃないんだって。何かさー、うちの大学夏休みも、8月9月の2ヶ月あるし、ちょっと変わってるみたい。代わりに春休みが短いみたいね。」


さき「へえー。大学によって違うんだね。でも、大学8月から休みって不安だった。出産予定が8月10日だから。入学まで7月20日が夏休み開始と思ってたから。テスト日程が気になるな。。」


みゆ「出産でテスト受けれない場合はどうなるの?」


さき「事務局に聞いたのよ。回答待ちよ。」


みゆ「それは、連休前にはっきりさせましょうよ。今日、事務局行こう。」


さき「じゃあ、明日にしようか。3時間目が空白だから。」


みゆ「それもそうね。そうしましょう。」



 皆が集まり授業を受ける。月曜は全時間ぶっ通しで疲れるため、さきが弁当を作るのが慣例になりつつある。


 昼休みにベンチに集まった。

 まみとユウキもすっかり違和感なく参加するようになっている。


彼「まみ。住宅どうなったんだ。」


まみ「ユウキさんにいろいろ教えてもらって、2Kで52000円のを契約したよ。1部屋に荷物とか置いて、ベッドや勉強はもう一つの部屋の予定よ。」


さき「あなた、服はどうなったの?」


まみ「フリマアプリで売るのが圧倒的に高いから、ゆっくり売ることにした。数ヶ月は貯金がもつから。あの、さきさん。相談あるから少し時間欲しいの。」


さき「みんなではダメなの?」


まみ「うん。ちょっと。。」


さき「時間がないな。。水曜日の空き時間ならいいけど。みんな、申し訳ないけど明日と明後日は学校で弁当でいい?」


ゆな「いいよ。」


みゆ「時間的にあまり変わらないからいいけど、さきが忙しいから、明日は私。明後日は彼が弁当作るわ。ああ、まみとユウキは今まで通り自分でお願いね。荷物重くなるから。」


ユウキ「もちろん。そのつもりですから大丈夫です。皆さん交代でやってるの聞いてるし、何も出来ない奴はタダ飯の資格はありません。」


まみ「無理言ってすみません。」


 月曜は授業だけで終わっていった。


帰り道にみゆが話しかける。


みゆ「まみは何だろうね。」


さき「全く分からない。全員の前で言いにくいことなんだろうね。でも、分からないことは分からないからね。期待する回答になるかは分からないわよ。」


みゆ「まず、明日の事務局よね。」


さき「ねえ、あなた。彼とは順調なの?」


みゆ「順調そのものよ。気にしなくて大丈夫よ。彼は、気持ち遠回りになるから登校は別にすることにしたの。一緒に帰らないから、気にしたんでしょう?」


さき「そう。それならいいの。」


みゆ「今、一番時間に余裕ないのは、彼だからね。夜に編集手伝いしたりしてる。だいぶ無理してるから、真剣に話し合ったの。最近は平日4日と休日1日しかやらないって決めたみたい。だから金曜日と土曜日がまあまあラブラブなんだ。」


さき「そっか。私は何にもしてないから毎日だな。」


みゆ「えっ?まだ毎日?」


さき「うん。1度もしない日ないよ。両親が泊まった日、あきらめたけど、声出さないならって。ものすごく燃えたのよ。声出さないで、愛を伝えたらすごいんだよ。」


みゆ「あっ!着いちゃった。ごめん。もっと聞かせて。夕食作るから、頼む。」


さき「いいよ。」


 さきの自宅に入る。



さき「ギリギリまで愛し合っちゃって時間なかったのよ。」とシーツを取り、中の防水シートを交換する。



みゆ「それ何?」


さき「防水シート。」


みゆ「何で?」


さき「だから、疲れた切って寝ちゃうと、彼のが。。その。。私の身体から。。あの。。その。。布団までベタベタになるから。。は、恥ずかしいよ。」


みゆ「むっちゃ勉強になる。ありがとう。」


 みゆが手伝い、あっという間にベッドが綺麗になった。



ひさお「ただいま。おお、みゆさん。何だ、食事ないのか。じゃあ、久しぶりに牛丼行く?」


みゆ「行く、行く!」


さき「やったー!みゆを送りながら牛丼行きましょうよ。」



牛丼屋に入るとさきが「並2つと、大盛り1つ。」と注文する。


ひさお「大学はどうなの?」


さき「うーん。基本的に高校と同じね。ただ参加しているだけで退屈ね。高校は休めないって緊張があったけど、大学はないから。ただ、スマホ見ようが迷惑かけないならいいので、私達は別の勉強してる。私はコンサルタント業のために今必要な知識を。たまに教授が知らないこと教えてくれるけど、すぐスマホで調べちゃうから、まあ、基本は他のこと考えてて聞いてないかな。」


みゆ「確かに退屈ってのは分かる。高校のさきの気持ち少し理解した。私は今2年通信高校で保育士勉強中だから授業中に課題やったり、YouTubeの企画考えたり。。」


ひさお「授業は聞かなくても分かるの?経済の勉強してきてないでしょう?まあ、さきは最初から卒業レベルかもしれないけど。」


みゆ「効率悪いから、予習して授業行くんですよ。だから授業中は違うことする。若い時間は限られてるから。。やっぱ牛丼うまいな。この味って、出せないのよ。店の雰囲気もあるのかな。挑戦したけど、悪い言い方だけど、この安っぽさが出せないのよね。」




※※※


みゆ「おはよう。今日ね、午後からさきと事務局に行ってくるから、適当に時間つぶしてて。」


ゆな「運動してこよっかな。」


ユウキ「見学していいかな。」


ゆな「もちろん。」


まみ「へー。私も見たいな。」


ゆな「うれしい。是非。」


彼「ユウキ。1度勝負してみようか。」

ユウキ「久しぶりにやるかな。ルールは?」

彼「制限なし。」



 楽しそうな会話を聞きながら、午前の授業を受けて、皆で食事すると空き時間に事務局に行った。



さき「テストのことで先日相談したのですが。」


事務員「ああ、さきさん。部屋にどうぞ。2人ともいいですよ。」


みゆ「失礼します。」


事務員「今、調整中ですが早めに相談されたから、テストの日程は今から決めますので、さきさんの科目は最初の一週間に固めますよ。どんなに遅くても7月20日には全てのテスト終わるように日程組みます。たぶん16日までに全て入るでしょう。」


みゆ「もし、出産がそこになった場合はどうなりますか?」


事務員「その場合は夏休み中に、別でテストを受ける話になっていますね。」


さき「ありがとうございます。」


事務員「あのね、ここだけの話。さきさんは、大学始まって以来の天才だから、理事長も優遇したいみたいですよ。最初のテスト満点は初めてなんです。」


みゆ「あれ満点なの?さすがね。中小企業なんちゃらとかフィナンシャルプランナーとか取ってるだけあるわね。。」


事務員「えっ?ちょっと待って下さい。中小企業診断士合格してるんですか?それはすごい。理事長、どうなるんだろう?他は?」


さき「取る計画はあります。出来るか分からないけど、3年後期を空けて司法書士を取りたいとは。。ただ必要ない気がするから、違うことするかも知れません。今、企業コンサルティングの契約を一個する予定で他も打診あるから、しばらくは企業コンサルティングをすると思います。」


みゆ「えっ?ひさおさんの会社?」


さき「違うわよ。ほら、あなたと一緒に会った社長の会社。」


みゆ「えーっ。超大手スーパーじゃない。業界2位の。事務員さん。あそこのスーパーよ。すごくない?」


さき「お金は興味ないけど、月20万で年契約になりそう。今月末に契約する予定です。ちなみに業界1位になれたら特別報酬1000万って。まあ、既に打った対策だけで1位確実だけどねえ。でも、役に立たないと1年で切られるから。」



事務員「悪い。話が凄すぎるから、ちょっと理事長呼ぶ。」


理事長が飛んできて「えっ!そんなに。。大学に通う必要がないじゃないか。経済知識は下手な教授より上だろう。さきさんは、大学始まって以来の方だから、融通は聞かせますよ。良かったら教授にならないですか?」



みゆ「あのー。。あそこの会社の次期社長と言われてますから、同じ報酬出せますかね?」



理事長「えっ!あの上場企業の。。本当に規格外だ。。でも、みゆさん達もかなりの有名人ですよね。YouTubeも拝見していますよ。ゆなさんもかなりメディアで宣伝して頂き、来年以降、質の高い人材が集まるチャンスですし、倍率上がるほど財政もね。。あなた達はあまりにグレートですから、大学としても特別待遇しないといけませんよね。」




さき「テスト日程をそれで合わせて頂けるなら、問題なければ受けれると思います。」 

 

理事長「無事赤ちゃん産んで、後期戻ってきて下さいね。お二人は最初のテストの1位と2位ですからね。3位もみゆさんの彼かな?いつも一緒にいる。。他を独走した3人ですから。」


みゆ「えっ2位なんだ。。合格するかも怪しい私達だったのに。」


理事長「内緒の話、あなたの受験の点数。特待生試験だったら、特待生だったはずですよ。一般試験だから仕方ないけど、2人は飛び抜けてた。」


さき「次の授業近いので、そろそろ。。いろいろご配慮感謝します。その分の大学の宣伝はお任せ下さい。」


理事長「それはありがたい。そもそもテスト受けなくても単位取らせれますが、さすがに体裁悪いから。」



みゆ「よろしくお願い致します。理事長。宣伝したくなったら番組出て下さい。ただ、料理しかやらないですけどね。」


理事長「いや〜、何か緊張するな。」



事務員「出る気満々じゃないですか。」



理事長「いや、いろいろ話題にはなるだろ、酒の席とか。」



さき「あそこでグレートって出るのはYouTube的に合格だと思う。ユウキのジーニアスがダメ過ぎよね。」



みゆ「たぶん、理事長人気出ますよ。いい味してますから。そのうちチャンネル開いてもいいと思う。ちょっと理事長と仲良くならないとね。ナチュラルさが必要だから、たまに理事長のところ遊びに行っていいですか?」


理事長「もちろん。火曜日のこの時間はいつも空いてる。夕方に報告会があるからね。他も空いてる時は対応しますので、よろしくお願い致します。ちなみに、みゆさんはYouTubeなどでどれくらい稼いでるのですか?」


みゆ「安定しないから、分からないけど。今のところ月50以下はないかな。。彼は年1000万目指してて、達成したら学生結婚します。が、私達はYouTubeで生きるつもりないから大学で学んで就職なり起業なりするつもりです。私、おっぱいだけって思われたくないから。」


理事長「いや、確かに立派なものをお持ちですが、料理はかなりのものだと。彼もすごいですね。ユウキさんは空手で有名になって欲しかったけど。。まあ、仕方ない。」


さき「ユウキの合格は手ごろ加えたんですか?」


理事長「いや、彼はそんなことしなくても合格ラインでしたよ。やっぱり一生懸命勉強して入りたい方はいるから、手ごろは基本ないですよ。皇族とかなら。。ねえ。そんな悩みは今のところありませんけどね。東京から遠いから。」


みゆ「まあ、あまり聞かないほうが良さそう話ですし、授業行きますね。」



 2人は教室に戻って行った。


理事長「YouTubeデビューか。。しかし、あそこまでビッグな方々が良く来てくれたな。ありがたい話だ。いつまでも有名大学とは限らないからな。学生に企業コンサルティングされるのってどんな気持ちなのかな?」


事務員「私、中小企業診断士。何回落ちたことか。。高校で合格したってことですよね。。はあ。」


理事長「未来が楽しみだな。彼女らはモノが違うね。しかも、4人ともルックスまで一流だからな。」


事務員「あっ!さきさんですよ。思い出した。合格発表で泣き叫んでたの。あれ、さきさんだ。。間違いない。」


理事長「そうなんだ。教授とかで話題になってたけど。そんなに合格してうれしい人は教え甲斐があるって。。ん?そうか。自分の合格じゃないのにあんなにも。。すごい仲間だな。羨ましい。」



 事務局を後にし、みんなに全く問題ないことを伝えて最後の授業を受けた。  



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