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SAKI 〜〜 ある少女の人生物語 〜〜  作者: ぴい
第1章 孤独からの解放

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「第12話」かけがえのない友人

 テスト初日が終わり、さきはみゆと待ち合わせしてみゆの家に行った。


 事前に約束していた通り、明日のテスト予想問題を互いに渡し、1科目1時間で合計2時間で明日の2科目の回答をした。

 2人が互いに渡した問題は両者全問正解だった。


さき「明日のテストは問題無いわね。」


みゆ「頑張ったんだから。。それで、何があったのか話して。」



 さきは既に心の闇が消滅しているため、両親との問題は抵抗なく話した。



 一方のみゆは逆にあまりにも衝撃的過ぎて、また泣いている。



さき「みゆ。もう過去のくだらない話よ。終わったこと。そんなことより未来を見ないとね。」



 みゆは、あまりにも強いさきに違和感を覚える。あの事件後の姿を見た人間には到底理解出来なかった。


みゆ「ねえ、さき。何でそんなに強くなったの?」



さきは顔をみゆに寄せ、じっとみゆを見ると「人生をかけて守りたい大切な人が出来たからよ。」



 みゆはあまりのサプライズに唖然だった。



みゆ「えっ?決して誰にも振り向かないさきが。あのさきが。。誰?どうして?」



さき「ん?みゆの知らない人よ。」


 さきは家を失い、大学を最期の場所に選んだ話をし、彼との出会いを語った。


 みゆは、もはや泣き崩れて収拾がつかない状態だ。



 さきがみゆの肩を抱き「みゆ。彼がどうしても振り向いてくれなくて、人生が詰んだままでどうしようもなくなった時に、みゆのこと思い出したのよ。」


みゆ「何?」


さき「好きな男の前で裸になったけどダメだったから、脱がせて必死に気持ち伝えたら。。上手く行ったのよ!」



みゆ「は?」と倒れ込んだ。



さき「何よ。もう。。私には、人生最大のターニングポイントになったんだからね。」



みゆは起き上がり「何だかな〜。私、必要だったのかな~。全然役に立ってないと思うんだけど。」


さき「役に立ったわよ。当たり前でしょう?あなたは私にとって必要不可欠よ。本当に感謝してる。」


みゆ「まあ、さきがこんなにも元気になったのに協力出来たのなら良しとするか。」



さき「あっ!そうそう!」



みゆ「えっ?今度は何よ。お願いだから、もうメンタル削らないでよね。」


さき「愛する人との初めては凄かった。もの凄かったです。あまりにもイキ過ぎて、離れられなくなっちゃった。」


みゆ「も〜。何よそれ。5回くらいイッたの?」


さき「ん~。はっきり分からないけど、思い出して数えても20回は間違いない。いや、たぶんもっと。」


みゆ「えっ?何それ。ねぇねぇ、どんな感じなの?」


さき「とにかく凄いの。イッてる最中に次の絶頂が押し寄せる感じで、とにかく、ずっと絶頂しっぱなしなの。」


みゆ「。。。ご、ごちそうさま。」



みゆが呆気にとられているうちに、さきの携帯が鳴る「もしもし。えっ、もうそんな時間なの!連絡しないでごめん。。ん?友達の家で勉強してたの。もう帰るから。。え?。。危なくないから大丈夫よ。。もう分かったわよ。うん、20分後に学校西のコンビニでいい。。は〜い。うん。。愛してる。」


みゆ「ちょっと何よそれ。。何かラブラブ過ぎない?」


さき「ん?一緒に住んでいるから。」



みゆ「えっ?もー。ちょっとお願いだから、これ以上サプライズやめてよ。小出し小出しされたら、私、死んじゃうよ。。あっ、でも学校にバレないように気をつけてよ。ねえ、今度ダブルデートしない?」


さき「それね。話したけど、彼に言われたの。卒業後ならいいって。」


みゆ「分かったわ。近くまで送るね。。さき。。さきが幸せなら私、本当に嬉しい。良かった。本当に良かった。さき。」


 無言で抱き合う2人だった。



 みゆは彼に興味があったが、卒業後まで待ち悪趣味なことはやめようと帰って行った。


※※※


 コンビニで待ち合わせた2人はそのまま帰宅すると、既にひさおが用意した夕食を一緒に食べる。



さきはひさおの会社のことを聞いた。「上場企業ってすごいんだ。大学のあの費用を一回のボーナスでもらえるの?税率33%じゃない?すごいわね。」



ひさお「何でそんなに詳しいの?偉くなったらね。でも責任の重さとか考えると美味しいとは思わないけどね。あっそうそう。全部大学の支払いで消えたわけじゃないよ。少し余ったし、昨日怒らせたからプレゼント。ただし、卒業の日に開けること。」


さき「何?」


ひさお「さきが無事卒業したらね。それまで絶対開けない。約束だよ。」


さき「分かったわよ。」


ひさお「あと、卒業までセックス禁止。」 

 

さきは猛反発「いやよ。私が好きじゃないの?」


ひさお「学校は性行為は退学だってね。ルールを守るため。」


さき「だって、みんなしてるのに。。」


ひさお「愛してるからこそ守りたいの。もしバレたら幸せにならないから、慎重に行きたいんだ。」 



さきにとても大事にされていることが伝わったようで「分かった。愛してるなら我慢する。ねぇキスは?」



ひさお「挨拶代わりに外国人はするから。。」



さきは、にっこり微笑んだ。


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