お前ら似たもの夫婦だろ‼︎
17話書きます〜
私情ですが最近、リアルで期末試験とかこれから受験生とか…考えたくないですねぇ…(遠い目)
「おおぉぉぉ…やっぱり女神様に頼んで正解だ…‼︎」
激しい光に包まれたルイは、自らの身体に流れ込んでくるその膨大な力を感じ取ると、この魔法を発動させている女神に対して尊敬の目を向けた。
(なんで…⁉︎なんで浄化されないのこの魔物⁉︎《ピュリフィケイション》はどんな魔物も一瞬で浄化できるはずなのに…)
エスポワールは目の前で光を纏いながら微笑んでいる魔物を見ても尚、その受け入れ難い現実から目を逸らそうとした。
(そ、そうか‼︎あの魔物はきっと人間なんだわ⁉︎じゃなきゃ勇者なんて呼ばれないものね‼︎きっとあの魔王によって魔物に見えるように細工されたんだわ‼︎それなら《ピュリフィケイション》が効かないのも納得ね⁉︎)
混乱したエスポワールはそう結論づけると、纏っていた光が消えたルイのほうに改めて目を向けた。
「…?どうしたんですか女神様?」
『えっ⁉︎あっ…いえ、なんでもないわ』
(やだこの子…よく見たらすごい私好みじゃない⁉︎今後のことを考えたらここで好感度を上げておかなきゃダメね‼︎)
エスポワールは頭の中に浮かんだそんな邪な感情を悟られないように深呼吸をすると、ゆっくりと口を開いた。
『では、勇者ルイ…女神エスポワールの名において、貴方を勇者と認め、貴方と貴方の一行に女神の加護を授けましょう』
「…‼︎ありがとうございます‼︎」
ーーー
「おお…‼︎」
「力が流れ込んで…‼︎」
ルイと女神像を包み込んでいた光が消えると同時に、その後ろで待機していたプラソンとシリアスがそんな声を上げた。
「旦那様、無事女神の加護を授かったのですね‼︎」
ルイが振り向くと同時にユナがそう言いながら抱きついてきた。
「おっと…ありがとユナ」
ルイは咄嗟にユナを受け止めると、抱きついてきたユナを抱き返しながら笑顔でそう返した。
「…あ、そうだ‼︎さっきさ、女神様が僕に《ピュリフィケイション》って魔法を使ってくれたんだけどね、すごい力が流れ込んできたんだよ‼︎」
「《ピュリフィケイション》…ですか?」
「うん」
「あ、2人とも‼︎私その魔法知ってるよ‼︎」
「俺も知ってるぞ‼︎」
2人がそんな会話をしていると、先程まで騒がしくしていたプラソンとシリアスが不意に口を挟んできた。
「本当?」
「もちろん‼︎魔法のことなら私に任せて‼︎神級魔法以外ならみんな使えるから‼︎」
「ま、威力はお察しだけどな」
「ちょっとプラソン⁉︎それは言わないでよ‼︎せっかく先輩としていいところ見せようと思ったのに‼︎」
プラソンのその言葉にシリアスは反応すると、神殿内を逃げ回るプラソンを追いかけ始めた。
「だって本当のことじゃねぇか‼︎上級魔法撃って毎回毎回魔力切らして…意識のないお前を運ぶこっちの身にもなれよ‼︎」
「うるさいプラソン‼︎私だって好きで魔力切らしてるわけじゃないのよ‼︎だいたいプラソンが魔物を倒しきれないのが悪いんでしょ‼︎毎回尻拭いさせられる私の身にもなってよ‼︎」
「なんだと⁉︎」
「このバーカ!変態!浮気者‼︎」
「は⁉︎お前ふざけんな‼︎」
「ふざけてないもーん‼︎このアホ‼︎鈍感‼︎」
「こんの…さっきから言いたい放題言いやがって‼︎」
いつのまにか追う側と逃げる側が入れ替わっている2人を横目に「仲のいい2人だなぁ」と改めて感じるルイとユナだった。
仲良いなぁ…
ルイとユナもいつかあんな関係になるのかな?
あ、女神エスポワールはツッコミ担当から外すことにしました。ツッコミ役は誰か他に任せるか…




