各々
GWも後半にさしかかりましたね。
というわけで、GW企画、します。
はい。
今日から日曜日までの5日間毎日投稿予定です。
遅れたり出来なかったらすみません。
少し時を戻しベヒモスが現れた時間。
アンディがいた町では2度目の地震で人々が騒いでいた。
「やばいってこの辺でこんなに地震が起きるなんて」
「これは本格的にベヒモスが活動しだしたな」
「この町本当に大丈夫なの? まだ出て行かなくても大丈夫なの?」
「落ち着けって、町を見ろよ。2回も大きな地震にあったのに建物がそんな壊れてないんだぜ。俺らで何とかしようや。ここは俺らの家で職場なんだからさ」
「それもそうだな。よし頑張ろうぜ、みんな!」
一同の意思が揃った。
そしてここの復旧は予想を上回る早さで行われるのであった。
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同刻。スーロ達の所でも同じ話題であった。
「やばいな」
「ん? 何が?」
アーチが問う。
「やっぱバカだな。お前も聞いただろ、砂漠の方では地震はそうは起きないって。それが2回も起きたんだ。俺らの所でも少し異常気象はあったがもしかしたら世界中で異常気象なんかが発生してるかもしれないんだぜ?」
「そんなのアンディ追っかけることに関係ないじゃん!」
スーロはため息を漏らした。
「本当にバカか? バカだよな。いい加減認めろよ。さっきトンネルがまた崩れたって騒いでただろ。これで砂漠の町も、トンネルも当分無理になったんだぞ!」
「あー、そっか。森の方から周るか?」
「周った方がいいと思うが、アンディがティカリットに留まる保証もないし可能性が減るかもしれないんだよな」
「そっか。じゃあ待つよ」
「え?」
「え?」
「何か最近お前変だぞ? 全部任せてくるじゃん?」
「変なのはお前の方だよ。やけに焦ってる感じだし、だから自信持ってもらうためにこうしてんだよ」
「そうか、気を遣わせたな。よし、じゃあ待つか」
「よし、分かった。調子戻していけよ」
「ああ、ありがとう」
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「時間は稼げた。問題はこれからどう動くかだな」
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ーーー現在ーーー
「もう大丈夫だよな。そろそろ向かおうか」
アンディは自身の状況をはっきりと思い出し、周りを確認した後、出発した。
「よし、急ごう。シャドウに見つかったら終わりだからな。ここならティカリットに近いはずだし」
アンディはシェイドのことが少し頭をよぎったが、考えても仕方ないと理解するとすぐにティカリットへ向かった。




