表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生魔王の革命戦争  作者: 赤紫
6/6

三つ巴

「実力で決める?」

「それでもかまわないわよ」

「……」

「やる?」

「やってもいいわ」

「やるのね」

「ええ」

「二人とも、やめろ」

このままじゃ、本気で戦闘が始まりそうだったので止めた。


「それで、どうするの魔王様?」

「町に降りるつもりだ」

行ってみないとわからなそうだしな。

「誰を連れて行くのかしら?」

「あいつらは尋問させてるからな。お前ら二人を連れて行く」

この二人から、目をはなしたくないからな。

「わかりましたわ」

「了解」

あとは、見た目をどうするかだな。

「見た目を変える方法はあるか?」

「ないわね」

「…………」

「でも、このままじゃ駄目よね」

「……あるでしょ? 有紗?」

「ないわね」

「……あるでしょ?」

 どうしたらいいんだ。この二人。


「で、あるのか」

模写之妖精(エインセル)、本来は相手の能力と姿を再現する妖精。でも、他者の容姿だけなら変えられる」

「なら、頼む」

「はーい」

「……最初から出しなさいよ。有紗」

「うるさいわよ。えーと、アリス」


「よし。行くぞ」

 容姿がーーおそらく、ここにおける普通な恰好にーー変化したのを確認して、俺は動き出した。

「わかりましたわ」

「了解」

 さっきまで、口論が嘘のようにおとなしいな……。

「ところで、町までどれくらいかかるんだ」

「半日あれば着きますわね」

 半日!? 思ったより遠いな。

「そうか。いそぐぞ」

「わかりましたわ」

「了解」

 かくして、急いで向かい。

 半日で町へと着いたのであった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ