荘厳なる少女マグロ と 運動会
”劣る者”には
わからない。
経済学も…――
「文学」。
運動生理学も……――
「文学」。
物理学も………――
「文学」。
子供の落書きも……――
「文学」。
言説の展開するところは…――
「文学 [literature] 」
――とされている時代なのだ。
内容が……――
「文学」
――を
規定している
のではない。
物語が
展開しているから………――
「文学」
――なのではない。
「語り」
――が
主要な点
なのだ。
そして
それを
体系的に
分析するものが
展開するものこそ……――
「文学論」
――である。
ただ…――
”劣る者”
には
わからない。
「語り」
――が展開する上で
その下部構造として
働いている……――
「思想」
――に於ける
要素を
分析した論を
展開しようとも、
わからない。
それは………――
「”劣っている”
から」
――である。
そして
#”劣っている”
それら#は
自分勝手な
<解釈>
を続ける。
そして……――
”優れた者”
を否定する。
認めない。
受けいれない。
「認めないし、
受け入れない」
――という
テンプレを
繰り返す。
その時代に於ける…――
「π」。
「π」
――は……
「π」
――であり
それまでの………――
「π」
――ではない。
文学が
そうではない
”様に”、
それは
それではない。
無限は、
それまで
考えられている
”様な”
無限では
ない。
”劣る者”
の考えている
”様な”
対象では
ない。
多くは
それを
わかっている
”様で”
わかっていない。
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"蜘蛛宇宙人":
「『π』
――って
あるでしょ?
あれは
無限に
続いている
”様に”
見える。
でもね……――
『π』
――って
一定だけど
一定じゃないから。
それは
不安定で
時代によって
代わるの。
大昔と、
古代社会と、
現代では、
計算方法が
違うの。
大昔では…――
『22/7』
――で……
『π』
――が
見積もられていたけど、
古代社会では………――
『25/8』
――で
計算されたの。
その後も
何度も
代わったの。
そんで……――
<無限>
――が
見出されていたの。
『π』
――は…
『π』
――だけど
常に
”同じ”
じゃないの。
ところで……――
『π』
――って
どうやって
出しているか
知ってる?
『π』
――の
無理数としての
ショーメーシキ [証明式] とか
見てみなよ。
ほとんどね………――
<関数>
が関わってるんだよ。
『trigonometric function』
――がね。
『π』
――は……
『function』
――に
イゾン [依存] してるの。
わかる?
だからね…――
『function』
――が
代わったら……――
『π』
――も
代わるんだって事。
ずれるんだって事。
それまでの
ショーメー [証明] を
シューセー [修正] しなきゃ
ならなくなるんだ
って事」