荘厳なる少女マグロ と 運動会
"怪人":
《ざまあぁぁぁ…》
そして、
続けて……――
#一少女を
引き出した
領域#
の中にいる
”二番目に
"怪人" の
近くに
立っていた………
――別の……
一少女”へ
手を
伸ばした。
"怪人":
《ざまあぁぁぁ…》
少女を
突いた。
「K」
少女は
倒れる……――
”ABEE”と
"女王" の間に
引かれた
直線の
上に。
倒れる。
"怪人":
《ざまあぁぁぁ………》
<壁>
ではないが、
壁を
作る。
―――――――――――――――――――――――――
"怪人" は
知っていた。
”ABEE”
の襲来を
知っていた。
ただ、
"怪人" は、
”ABEE”が……――
「"女王" を
襲わない事」
――を
知らなかった。
ただ…――
"怪人":
《ざまあぁぁぁ……》。
「盾」
ただ………――
「壁」。
繰り返した。
何度も。
何度も。
"怪人" と
”ABEE”
の間には
少女の
行列が
作られる。
"女王" と
”ABEE”
の間には
倒れた少女が
積み重なる。
「無限」
――に
見える。
―――――――――――――――――――――――――
少女が……――
「1」
――に対して
”ABEE”が…――
「1」。
”ABEE”
の群れと
一対一対応。
対消滅の為。
"怪人":
《皆がぁ……
大好きなぁ………
<ざまあ>ぁぁぁ……》
そして
繰り返される…――
責任回避と
自己正当化。
"怪人":
《わたしは(わ)ぁ……
襲われたんだぁぁぁ………。
奪われたんだぁぁぁ……。
わたしは(わ)ぁ…
可哀想なぁ……
弱者ぁ………
なんだぁぁぁ……。
わたしは(わ)ぁ…
”悪く”ぅ……
無いぃぃぃ………。
こいつら [少女] は(わ)ぁ……
大人にぃ…
なってもぉ……
あいつ ["マグロの母親"] にぃ………
なるだけぁぁぁ……。
繰り返されるぅ…
だけだぁぁぁ……。
可能性がぁ………
あるんだぁぁぁ……。
可能性は(わ)ぁ…
誰もぉ……
否定ぃ………
出来ないぃぃぃ……。
否定ぃ…
しきれないぃぃぃ……。
可能性がぁ………
あるのぉ……
だからぁ…
先にぃ……
芽をぉ………
奪う事のぉ……
何がぁ…
”悪い”ぃぃぃ……?
何もぉ………
”悪く”ぅ……
無いぃぃぃ…。
わたしがぁ……
決めたらぁ………
そうなんだぁぁぁ……。
すべてがぁ…
なくなればぁ……
何もぉ………
起こらないぃぃぃ……。
”悪い”とぉ…
いう奴には(わ)ぁ……
<解釈>のぉ………
問題だとぉ……
言えばぁ…
済むぅぅぅ……。
これは(わ)ぁ………
<ざまあ>
展開なぁ……
だけだぁぁぁ…。
わたしは(わ)ぁ……
可哀想なんだぁぁぁ………。
可哀想なぁ……
奴がぁ…
復讐したぁ……
だけだぁぁぁ………。
それら [少女] は(わ)ぁ……
何度もぉ…
何度もぉ……
生まれ代わりながらぁ………
繰り返すんだぁぁぁ……。
<敵国>のぉぉぉ…――
<少女>ぉぉぉ!
あの子ぉぉぉ ["倒れた少女"] !!
あいつぅぅぅ ["マグロの母親"] !!!
あいつらぁぁぁ ["外国人"] !!
生まれ代わりをぉ……
罰しているぅ………
だけなんだぁぁぁ……
転生ぃ…
するものにぃ……
ざまあ展開ぃ………
しているぅ……
だけだぁぁぁ…》




