荘厳なる少女マグロ と 運動会
そして
”同じ”は
繰り返す。
<"外国人" の
味方である…
――コピーである……
"元・外国人">
が繰り返す。
"元・外国人":
《間違っている………――
この国は
間違ってる!
あの子 [鼈と呼ばれていたもの] は
単に
”善”
を行っただけなのに
罰されるなんて
間違っている!!
誰だって
やっている事!!!
単に
ムカつく奴を
潰しただけ!!
個人の
幸福を
追求しただけ!
<嫌いな奴>
を排除しようと
しただけ!!
ただ
楽しもうと
しただけなんだ!!!
勝つ為なんだ!!
人を
不愉快にさせる
あんな
雌犬 ["女王"] は
やられて
当然!
”共感”
出来ないんだから、
潰されるべきだ!!
”[体当たりした]
か弱い子 [鼈と呼ばれていたもの]”を
守らないなんて、
この国は
オカシイ!!!
こんな国は……
――やっぱり…
滅びた方が……――
『善い』!!》
国を………
――仲間を……
裏切ってきた者が
<裏切る事で
仲間入りした
国>
の国民を
裏切る…――
<合理的>に。
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”低レベル”に
なれば
なるほど、
敵は
攻めやすく
なるのだ。
「”低レベル”
の何が
”悪い”!」
――と
主張して
”低レベル”
を賞賛して、
”低レベル”
を共有しながら
”場”を
”低レベル”
化させている者は、
敵が
奇襲を
掛けやすい
”様に”
準備してやって
いるのだ。
「読み易くて」
「わかりやすい」
――ものは
敵が
攻略する上でも……――
「読み易くて」
「わかりやすい」
――のだ。
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<"マグロ" を
受け入れず、
"蜘蛛宇宙人" を
受け入れず、
"元・外国人" を
受け入れられた者達>は、
裏切りに
加担しているのだ。
裏切者を
尊重したのだ。
そして………――
裏切られるのだ。
<合理的>
――に。
そして
#大勢の
”劣った者”#は
それが……――
”悪い”
――などとは
微塵も
思わない。
寧ろ、
<仲間>の
”卓越”を…――
”悪い”
――と
<評価>
する。
それまで
そうしてきたし、
その後も
そうする。
”敵”
として
振る舞う
”劣る者”達は
"外国人" に
味方するのだ……――
"元・外国人" に
味方した
”様に”。
そして………――
”劣った大勢”は
知らない。
"元・外国人" は
その時
そこに
いない事。
既に
消えている事。
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既に、
"元・外国人" は
いない。
リアリズムの観点から
存在しない
訳では無い。
「個」
――としての……
<存在意義>
――が…
「無い」
――のだ。
それは
何かを
しようが、
何も
しない。
それが
する事は
すべて……――
テンプレ。
ループ。
他は………――
「無い」。
それは
"外国人" と
”同じ”
事を
する。
それは
"外国人" と
入れ替え可能な
対象。
実際に
入れ替えられる。
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